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2009.5.26(火)
今日を逃してはダコタ水道を午前中に抜けることが出来ない。
あと2日はいたかった御手洗を残念ながら一日で早朝出港する。
ダコタ水道は高松の西、釣島水道の転流時より1時間半早く転流する。
釣島水道の転流は11時54分、従ってダコタ水道は10時24分。あと南西流となり連れ潮。
ダコタ水道入口まで21マイル、逆潮を5ノット平均で進むとして約4時間。
6時24分出港と決める。
風が西に変わりポンツーンから引き離してくれるのでスムーズに6時40分に離岸。
今日の目的地は屋代島、安下庄港。41マイル(74km)。
御手洗のある大崎下島南岸に沿って本船航路の端を西に進む。
と早速、今日初めての本船が目の前を北から南へ横断する。
近いので良く船名が見える。
商船三井フェリー。
私の次女朋子は商船三井のブラザーカンパニーに勤務しており、虎の門の商船三井ビルに通っている。
商船三井にも巨大船だけで無く、フェリーもあるんだ。
本船航路に沿って南西に変針。ダコタ水道を目指す。
後ろから来る同方向の本船を一番警戒していたが1艇も船が来ない。
初めて後ろに黒っぽい本船を確認。向こうは本船航路内でこちらとは重ならないので一安心。
近づいてみると自衛隊の軍艦、しばらくするとその後ろを頭だけ出した潜水艦も進んでくる。
初めてみる光景だ。
0.5〜1ノット程度の逆潮が続く。水道入口までかなりあるのに時々船首が振られる。
予定どおり水道入口に10時24分に到着。もう逆潮は無くなって良いはずだが未だ強い。
ダコタ水道に入り、オートパイロットを外し手で舵を持つ。主航路のダコタ島東岸を進む。暗礁ホッコク岩を交し、南西に針路を変え、二神島の北を西端まで進みダコタ水道を抜ける。
その間、ズット逆潮であった。
また、潮もきつく船首が大きく振られる。
海底から湧き上がる様な渦や波立つ海面に何度も会う。
水道を抜けても未だ逆潮だ。
連れ潮になったのは完全に水路を抜けた11時10分ごろからだ。
水路誌にあるダコタ水道の転流は釣島水道より1時間半早いというのは間違いでは無いのか。
また、水道を抜けた所は水路がいくつも交差しており、船が多いので注意を要すと書かれているが、
追い抜いていったのは軍艦以外は本船1艇のみだった。
逆方向の南から北へや4艇確認した。それに南から北4艇、南へ1艇ともにダコタ島東の主航路では無く西側の航路を通っていた。
とにかく、船は予想より少なかった。時間?時期?景気?
水路を抜け、航路に沿って進み沖家室島の南端を目指す。
南端を交し真南の転針した途端、海図どおり悪い潮と波に入る。
短い間だったが、海面が波立ち船首が左右する。
航路を離れ安下庄湾を目指す。
広く囲まれた湾に近づくにつれ波、風とも次第に穏やかにる。
安下庄は不思議なところだ。こちらの気持ちまで落ち着いて穏やかになっていく。
実は安下庄の情報が無い。港湾案内を見ると幾つか港があるようだ。
もう一度kasayanの航海記を読んでみる。入ったのは東安下庄と出ている。良くみると確かに西安下庄と東安下庄があり、東は叉二つある。
東安下庄の港入口に近づくと左(西)手にオレンジ色の三角屋根の観光施設らしき大きな建物がある。
港口の前には港湾案内どおり一文字防波堤が塞いでいる。
港入口右側にある灯台は赤。
港に入ると真正面に小さな砂浜。
左(西)の深く港があり右手にも船だまりがある。
メインと思しき左手へ最微速とニュートラルを交互にゆっくりと港の一番奥まで進み、港を一巡する。
いつものやり方だ。
留めるところが無い。一番奥、農協の深緑のビルの前の大きい漁船の脇が1艇分ほど空いているのでそこに着けようとユーターンし始めた所で岡からおーいと言う声と手を振ってここと示してくれている漁師さんらしき人が目に入る。
北側の岸壁だ。船を着けられる余地がある。アンカーを打ち、少しづつ船を示し岸壁に近づける。漁師さんに船首からロープを渡すと舫ってくれる。助かった。
最初に入れようとした場所は浅くてダメだったのだ。
何しろ瀬戸内海、大潮から2日目、3m50は潮差があるのだ。よほど深く無いと乗り上げてしまう。
ここは前もヨットを留めたことがあるそうだ。
私はアンカーロープをかなり長く取る。を横断するように取ってしまったので、一番小さなアンカーをアンカーモニターとして使いロープを沈める。
左の隣の船は中型に漁船で良栄丸。右いは艇名の無い小さなレジャー風というか釣り船とうか小型のモーターボート。

屋代島、安下庄港。
長閑でゆったりとした空気に満ち満ちています。
素晴らしい土地の予感がします。
1時40に着。後片付け等に時間をとり、3時15分。
これから上陸します。

穏やかで静かな海と山と人。
1時間ほど散策。
農協のスーパーで食材を仕入れ夕食。
今日は早めに寝ることにする。

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安下庄は私の郷里、そこへヨットで入港した記事に、興味深く拝読させていただきました。ご存知のとおり南風以外の避泊地として適地です。何も無いところですがそこがまたたまに訪れる人には癒される場所にもなるのでしょう。美味しいラーメン屋がありますが行かれましたか。お嬢様が虎ノ門にお勤めとのこと、件のビルにお邪魔したこともあります。水路誌の記事に誤り?とのこと、確認してみます。今後の御安航をお祈りします。

2009/11/28(土) 午後 1:25 [ sad*b*118 ] 返信する

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