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御蔵島にヨットで行く

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2012.5.9(水)
ヨットで御蔵島に行ってきました。
御蔵島にヨットで行った人を知ってますか。

三宅島の前に行った利島もヨットマンが行かない島ですが、
御蔵島に行ったヨットマンと言うのも聞かないですねー。
今、行って、港内に入り、状況を観察、撮影してきました。
多分、ヨットマンにとっては非常に貴重な写真だと思います。
KAZI誌も伊豆諸島特集などでも御蔵島は載っていません。
チョット、小さく乗せる場合も島全体の航空写真位です。
港湾案内にも「海岸から北西方に延びる突堤に船舶が接岸できる岸壁がある」と東海汽船のことのみ、実にそっけない。
利島と同じような形状の港の様なものが描かれているが、小型船が着けられるか、そもそも漁船などいるのかさえ不明だ。
実は、今回三宅島にやってきたのは三宅再訪も楽しみにしてましたが、三宅を基地に御蔵島を訪問したかったのです。

私は航海に出る日の前は酒を飲まないことにしている。
きのう、思いがけないことがあり、酒を楽しんだ。
明日も比較的平穏な日なので、御蔵行きは明日にしようと思っていました。
船での毎日の習慣、朝5時の天気予報を見る。
天気概況を読む。短期予報解説資料を読む。ヤフーの波と風のアニメーションを見る。
まずい。明日も比較的静穏だが、今日よりは下り坂となる。
うねりも出る。うーん!御蔵島に入るには絶対静穏な日を選ぶ必要がある。
今日出発の方が良い。場合によっては御蔵島に泊ることも可能かもしれない。
今日出発を決定。

出発を決めても食事は作り、朝ご飯を終って、すぐスタンチューブの
パッキンの交換をする。船底を塗り直したばかりで一番艇が早い時なのに、どうも同じエンジン回転で遅いのだ。
マー、逆潮のせいだとは思うが、もしかしたらパッキンの詰め方がうまく無いのかしれない。気になるなら交換だと、3本の端の切り込み角度も従来より鈍角にし、今回は1本づつ、ネジで閉め込みを繰り返し3本をきれいに入れ込む。

私は近いところでも航海に出る時は6時出港と決めている。
今日は朝、決めたので9時を出港時間と予定する。
三宅島の漁師さんに御蔵島の様子を聞く予定だったが、その時間も無い。
8時45分出港。距離は13.2マイルと近い。
逆潮が非常に強い。風波とも無い。
エンジンをいつもの2500回転。4ノット位しか出ない。
本来6ノット以上でる2700回転にする。それでも4ノット代。
3.5ノットしか出ないところもあるほどだ。

御蔵島港に近づく。
巨大な岩の塊の様な島だ。
廻りは切り立った断崖がつづいている。
実に異型の島だ。
長いこと、港どころか、東海汽船碇泊の岸壁さえなかったのだ。

右に赤い三角形の燈台。
あまり見た事が無い変わった形だ。
港湾案内にある港らしき所への入り口がまるで解らない。
高い岸壁の赤燈台の真下まで行き釣り人らしき人に港は何処ですかーと声をあげる。
アッチと指さす。左側の奥らしい。
奥まで入って行かないと全く見えない。
黄色の小さな目印の裏が港入り口の様だ。
微速全身で進む。
あったー。利島と同じぐらいの小さな港。形状も同じ。
港の直ぐ後は岩がせまっている。
独特の雰囲気が感じられる。
船はいる。
正面はほぼうまっている。右手はぎっしり小さな船でいっぱい。
左岸壁のみ留められる。しかし岸壁が物凄く高い。
今日は波1.5mと静穏。静かに艇を高岸壁に近づける。
岸壁に前後の舫いをとるのに苦労する。
また、幾ら静穏な海でもやはり艇が持って行かれる。
その力が強い。俵フェンダーが大きなきしみ音を鳴り響かせる。
どうにか舫い完了。
こんなに静穏な日でも艇が持って行かれる。
とても1泊することなど出来ない。

船を舫い終わり、上陸して港の中を観察、撮影。
漁船は小さな船しかない。
漁師さんとはなす。
大きな船が欲しいが、船はトラックのクレーンであげるしかない。
それで小さいのだということだった。
一番大きなのがあのピンクだと指さしてくれた船もかなり小さな船だ。

御蔵島港は夏の高気圧が安定して、穏やかな日が確実に続くと
解っている時にしか寄るべきでない港だ。
天気の変化が早く、大きい5月はやめておいた方が良いと思う。

3辺の岸壁の様子を撮影。
泊地情報が出来あがりましたら参考にしてください。

帰りは連れ潮。
クローズホールドの風もでる。
5ノット代から6ノットを越えて快適に帆走。
残念ながら飛行機には一匹の獲物もかからず。
3時過ぎに阿古港に戻る。後片付けを終ったところで雨が降り出す。
次第に本降りになり今も降り続いている。17:06

17時の天気予報を見る。
明日の伊豆諸島南部(三宅、御蔵、八丈)
北西の風、後 やや強く曇り時々晴れ
波1.5m後2.5mうねりを伴う
今日行かなかったら1週間たっても港に入り係留することは不可能だったろう。

写真:
・要塞の様な御蔵島の高い岸壁に舫うECHO POINT
・港入り口方面を見る
・快適に帆走する帰り道

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閉じる コメント(5)

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> 御蔵島にヨットで行った人を知ってますか。

42年前、坪田にいました。
その頃、通船が、御蔵島との間にあり、それに乗って上陸しましたヨ。

御蔵島にヨットで行った人はいないというので、
回ってきました。
意地を張って、Engineを使わなかったので、
御蔵島のブランケットで流され、回ったのは深夜で、
波の音しか聞こえませんでした。

その頃はやった
加藤登紀子の 帰りたい、帰れない ・・・を歌って回りました。

坪田ー(御蔵島回航)−岡田 で、
36時間かかりました。
by 5mJOG

行ったわけではなく、回っただけですが。

諸磯 Andron わかめ

2012/5/10(木) 午前 10:20 [ cor*ls*stem* ] 返信する

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エー、わかめさんて、そんなすごいことをやっていた人なんですね。知らなかった。
女性にやさしいのは知ってましたが。
ごめんなさい、また怒られそうですね。

2012/5/10(木) 午後 1:41 [ sa3*07 ] 返信する

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> 女性にやさしいのは知ってましたが。
みんなに優しいヨ!

その通船
トローリングをしながら向かってって、
釣れたもんで、スロットル絞ったら、エンジンが止まって
かからなくなった。

どんどん流されて、白旗を揚げた!
島からしっかり見られて、からかわれていた!

坪田の漁師に
飛び魚漁にも、連れて行ってもらった。

ヨットは、
27才で始めて、14ヶ月目に行きました。
でも、それだけ。
今は、アームチェア・ヨットマン!

蕎麦屋の釜
ゆ〜 だけ!

わかめ

2012/5/10(木) 午後 9:25 [ cor*ls*stem* ] 返信する

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いつも素晴らしい泊地情報!!
感謝して拝見させてもらってます。
いつかは俺も・・・って思ってます。

2012/5/10(木) 午後 11:09 [ gdg*ich* ] 返信する

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貴重な情報ありがとうございます。
約3年ほど前に中古の25フィートのヨットを手に入れ、横浜のマリーナに船を置いているものです。素潜りやダイビングはそれより前からやっていて、御蔵島にも6回ほど行っているので、写真の岸壁はよく覚えています(最初に舫った位置はもろにイルカ船の乗降口なので、2枚目の写真では移動されてますね)。私もいつか御蔵島までヨットで行けるよう技術を磨きたいと思っております。
ちなみに、6〜7年前くらいに御蔵島に行った時ヨットを見かけました。たまたま同じ食堂に来ていて、風貌からすぐにヨット乗りと分かったので声をかけて少しお話しました。
御蔵島に上陸した際の情報は「御蔵島の旅人」というサイトがとても詳しいです。

Gust 削除

2012/9/21(金) 午前 0:52 [ Gust ] 返信する

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