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2013.9.19(木)
草壁港→男木港 16.5マイル(30km)
草壁にはトイレが無く、フェリー乗り場が空くのを待って、
いつもよりやや遅く、7時10分に出港。
穏やかな瀬戸内海を航海。
高松市の沖にある男木島にやってきました。
不思議な島名から一度是非行ってみたかったのだ。
初めての訪問。今回の航海で初めての港はここが最初。

草壁を出て、庵治方面む向かうと早速、大型せんに遭遇。
その後は後からも前からもドンドン大型船、巨大船が行き来し、
その間を縫って進む。
あー、又この瀬戸内海のセワシナイ航海の始まりだ。
瀬戸内海では前からも後ろからも、左からも右からも大型船が迫る。
小さな漁船も又多い。
困るのは船が行くのか、来るのか、横切るのか、目視では解らないことだ。
そこで、瀬戸内海では優秀な双眼鏡が必需品となる。
私はシュタイナーのコマンダーを使用している。

それにしても大型船が多過ぎる。
海図を見てみる。
私は航海中はいつも小ぶりに畳んで、海図を手元に置いている。
そこで解った。海図に航路と書かれた所では無いが、
備讃瀬戸の東の端を横断していたのだ。
これじゃ、大型船が多いわけだ。
急いで、渡り切り、備讃瀬戸航路に沿って、脇を進む。
左に平家の滅びた屋島、那須与一のあの場面ですね、を見ながら、
やがて、高松のビル群も良く見える。

男木島は高松の北にある小島だ。高松と同じ香川県に属する。
微風で静かに静かに島に近づく。
私は初めての所に行くことに、無上の喜びを感じる。
心がわくわくするのだ。

白い燈台を左に見て港内に入る。
海岸から背後に山に沿って、家が並んでいる。
静かな静かなたたずまいだ。

着岸して、先ずは山の上に方にある豊玉姫神社へ。
細い、急な道を登る。
その急な坂に沿って、家々は石垣の上に建てられている。
参拝後、もう一度、港まで降り、男木交流館に戻る。
ここは瀬戸内国際芸術祭の一環でスペインの作家が設計した、
かなり目立つ建築物だ。
ここで芸術祭の作品をチェックしていて驚いた。
山口啓介の作品があるではないか。
山口啓介は今、どうしているのか。
どんな作品を作っているのか。
実は私は彼の作品、横浜美術家や確か近代美術館にもあった
大きな代表作品を持っているのだ。
作品は大きすぎてとても小さな我が家には飾れない。

展示作品の地図にはこの作品、歩く方舟を見るにはかなり遠くに行くことになります、
と、あるがこれは見なければと石垣に囲まれた細い坂道やダラダラ道を歩いて行く。
行ってみて解った。男木島のもう一つの港に行きつく。
そのさらに先に作品を見ることが出来た。
偶然の不思議さ。

艇に戻るとズット潮が引いている。
今日は15夜の満月、つまり大潮。瀬戸内海の干満の大きさは有名。
心配しながら戻ったが、予想ほどでは無く、一安心。
ただ、注意すべきは満潮時には地上と水面が同じになる。
ヨットを横付けは出来ない。
横付けしたい場合は港に入って左の防波堤側奥に着ける必要がある。

5時でフェリーも終わり。静かな時間が島全体を包んでいる。
これから、満月を見に外にでてみる。19:23。


写真:
・先ずは豊玉姫神社へ参拝。この鳥居は海岸。神社は山の上にある
・男木港に舫うECHO POINT
・男木島遠景
・山頂まで、家々は石組みの上に建てられている。
・山口啓介の歩く方舟、遠景
・歩く方舟

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