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8年ぶりに周参見散策

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2014.10.24(金)
周参見に移動。
きのうの昼まで強風波浪注意報。
波浪注意報は夜中まで続く。
朝5時の予報では波2.5m後2m。うねりを伴う。
かなり悪い波を覚悟して、綱不知の三川さんのバースから出発。
おかしいのは今回の4カ月ほどの航海で、一番アンカー揚げに手間取った。
ウインチでアンカーロープを引っ張っても、双綱を引っ張ても上がらない。
両方を目いっぱい引っ張り、急に緩めて、揚る。
岩に挟まれていたのだろう。アンカーは泥も砂も全くつかないきれいな状態で揚って来た。
三川さんのバースにはスターンにブイもあるが、私はいつも自分のアンカーを打つ。
アンカーを打てる所は横着け出来る所でも打つ。アンカーを打つのが好きなのだ。
三川さん、安全なバースを有難うございました。

外に出てみると、わりと穏やか。
田辺湾を出ると悪くなるのかなとおもったが、
ズット、悪い波は無し。
周参見に入るところで、うねりと波が邪魔をしたが、それほどのことではなかった。
左奥のいつもの岸壁にいつもの様に、スターンアンカー、槍着け。
漁師さんが舫いを取ってくれる。
驚いたことに、こちらの舫いを見て、東京製綱のロープだなと言ったことだ。
見て解るんですかと聞いたところ、解る。これは堅いタイプ、三つ打ちでも柔らかいタイプもある。
とのこと。私はロープ類は優れた機能の物を使っている。
三つ打ちロープは東京製綱のものが最も信頼が置ける。ただし高い。
漁師さんも東京製綱が一番良いと言っていた。消防署もロープは東京製綱製を使用している。

注意!
今年、岸壁の下に石を引きました。
岸壁上から5mだそうです。横着けの場合、大潮の際は一応水深を見た方が良い。

周参見は8年前、初めてのロングで訪れて以来、何度も寄港している。
ただ、最初の寄港では町をくまなく見て回ったが、
その後は単に、次の港への中継点という意味合いが強かった。
今回、昼少し前に着く。
雲一つ無い晴天。
空気が澄んでいるのか、山は緑に輝く。
水はきれい。
久しぶりに周参見の町を散策したくなる。昼食後直ぐ町へ。

周参見は今は小さな漁港です。
しかし、平安時代から開けた土地です。
熊野古道は小辺路(こへち)、中辺路(なかへち)、大辺路(おおへち)等が主流でした。
田辺を通り、周参見を経て熊野三山までの海岸線を進むルートが大辺路(おおへち)です。
個の古道には要所要所に王子神社が置かれています。
周参見にに川沿いに周参見王子神社があります。長い歴史を持った神社です参拝しましょう。
久しぶりに王子神社参拝。神社の横に小さな、歴史民俗資料館(無料)があり、8年ぶりに入館。
王子神社に奉納された絵馬が多数展示されたいます。
かって、周参見が大阪から江戸へ向かう帆船の重要な潮待ち、風待ちの基地であったのが解ります。
資料館にパンフには
「江戸時代、紀州藩の奉行所(代官所)が置かれ、熊野の中心地として、賑わいを見せた」
とあります。
帆船の時代(明治時代にも多数の帆船絵馬が奉納されている)が過ぎると物流の繁栄は終わり、
漁港となったいった。

代官所の後は、今は小学校となり、説明看板を残すのみであった。
古い町並みを求めて散策。
かっての繁栄を示すものは殆ど残っていない。
何軒かの大きな、古い家が未だ残っていた。

何本かの川が周参見港に流れ込んでいるが、
直ぐ山なので皆、澄んだきれいな川であった。

食材は艇を留めた岸壁から15〜20分にあるオークワ。
かなり大きなスーパー。
行き方を聞くと車道を教えてくれるが、歩きの場合はカーブしている大きな橋ではなく、
下の道を行った方が安全かつ静か。

雨あがり、雲一つない晴天、山の緑が美しい。空気が澄んでいる。
気持ちの良い散策であった。

写真:
・周参見港の岸壁に舫うECHO POINT
・熊野古道時代から続く、周参見王子神社
・昭和を思わせる町並み
・かっての繁栄を思わせる家並み

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