アフリカのボレロ☆

鈍行でのんびり旅をしたいです。

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高校の教科書に載っていた話で、
題名も作者も忘れてしまったのに、妙に印象に残っているものがある。
そこそこ手がかりがあるのに、見つかりそうで見つからない。
どうしても、もう一度読みたい。

『伊豆の踊子』をそのまま昭和にもってきたような雰囲気で、
連絡船が、本州からどこかの島へ渡るまでの道中を描いたもの。

青年が一人旅をしている。確か大学生だった。
彼の、寄る辺のない身の上の不安が、船の揺れと重なっていく。
他には、旅芸人一座風の集団があり、小さな男の子と母親の親子連れがある。
船内に貼られた、一昔前の流行りの女優のポスターが剥がれかかっていて、
その一文で、この物語がより一層うらぶれた情景にうつる。

青年はふと、蒼白な美少女を見かける。
暇つぶしに彼女の生い立ちや暮らしようを想像してみる。
できるだけ美しく、そこはかとなく不幸なものを。

どうにも掴みどころのない物語だった。
なぜ、あれが現代文の教科書に選ばれたのか分からない。
現代文の授業は午後一だったから、
眠たくてかなり曲解しているのもあるのだろう。


※この記事を読んだ方で、
 もし題名をご存じの方がいらっしゃったら、
 コメント欄で知らせて頂けますでしょうか?お願いします!

廃屋を巡る冒険

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吉本ばななさんが、見た夢について語った24編のエッセイ。
夢の謎は今じゃ、徐々に解き明かされて来ていますが、
それでも、‘異界への入り口’のような
スピリチュアルなものを感じてなりません。
夢らしく(?)淡いブルーで描かれた挿絵も可愛い一冊です。

『京王線のどこかの街で』

全く知らないけれど、そこでは、
友達ということになっているご夫婦の
そのまた友達の、引越し祝いに訪れたばななさんカップル。
出迎えたのは、どこか70年代っぽい痩せた青年。
ジーパンの上に、襟のあるシャツ、ニットのベストを着ている。
台所は、カウンターがあり、後ろの棚には、
世界中のお酒がずらりと並んでいる。
まる本物のバーのよう・・。
「どうしてもバーがやりたかったけど、できなかったから、
こうして来てくれた人を、バーにいるような感じでもてなしたいんです。」
彼は言う。
ビールやつまみを買い忘れたことに気づき、
彼が困惑しているので、
ばななさんカップルが買いに行くことになった。
駅前のスーパーで、どっさり買い込んで帰ると、
さっきまで新築マンションだったそこは、
朽ち果てた一軒家だった。
恐る恐る入ってみると、台所らしき部屋には、
やはりカウンターが合って、お酒が並んでいる。
長い年月を経た白骨が座っていた。
その白骨は、ジーパンにシャツ、ニットのベストを着ていた。

「私はこのおんぼろ一軒家をきっと見つけよう!」
それが、最初の感想です。
夢の話だと分かっていてもそう思わせる強さがあります。
あの人の夢の続きを、
代わって叶えたい気になるのでした。

館山城で会いませう

この前『ふしぎ発見』を見て思い出したのですが、
高1から浪人生の時まで、
私は冬になると無性に『南総里見八犬伝』を
読みたくなっていました。
「大学に入ったら絶対読もう!!」
と決めていたのに、いざ入るとすっかり忘れてしまい、
今また就活でやらなきゃいけないことが多い時に
こうして思い出すなんて、ただの現実逃避でしょうか・・・。

里見家にかけられた呪いを解く為、
運命に導かれて出会った八犬士達の冒険。
わくわくしますね!!

館山城には不思議な縁を感じます。
小さい頃に遊びに行って、
傍の公園で猫の死骸を見つけました。
初めてのことで、目が離せませんでした。
どこからか、同い年位の女の子が現れて、
二人でずっと猫を見ていたことを覚えています。
ただ、それだけのことなんですけれどね。

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