彩知子さんの庭

絵を制作しつつ日常生活をしている作家のページ

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ルソーに見る夢

 今日は愛知県美術館に「ルソーの見た夢ルソーに見る夢」を見に行ってきた。
ルソーの作品がいくつかとルソーに影響を受けた作家の作品の展示で岡鹿之助や海老原喜之助らの作品があった。ボーシャン、ボンボアなどは美術館よりも画廊で観る機会が多いなと思っていたので、それら(全体的に小さい作品が多い)が美術館に並んでいるのが少し不思議な感じがした。常設の方にも熊谷守一や香月泰男、長谷川利行が並んでいてどれも部屋に飾るにはちょうど良いサイズだった(値段はちょうど良くないだろうが)。川上澄生のグァッシュは初めて観たが良かった。全作品の中からどれか好きな作品を一点選べと言われたなら香月の「風船売り」を選ぶとおもう。
 ルソーに見る夢。
どの作家に自分の夢を投影しますかと自問してもハッキリとは出てこない。しかし『クレーが見えるようになれば、熊谷守一ももう少し見えてくるかもしれない』と常設展に飾ってあったクレーの作品をジッと見つめる自分がいた。
 

方言

昼暖かかったのに夜はうってかわって寒い。
赤いチェックの膝掛けを巻きつけてパソコンをいじっている。

 今日は版画の下絵を10点ちかく作ってみたが納得できず、下絵を離して見たりひっくり返して見たりを続けていた。傍からみるとまるで小さな子供が初めて見る虫に対して遠くから伺ってみたり指で突いてみたりするのと同じに見えるかもしれない。それと同じで観察しているのだろうと思う。そしてやっぱり満足できない。


 同じ作品をあまり長く向き合い続けると怠惰が起こる。そうすると絵の具の発色が本人の意思とは無関係に悪くなったりする。これを熊本県の絵描きさんから「絵の具がねまっている(腐っている)」と教わった。そして腐るにも色々あって、例えば昔の人はおひつに入ったご飯が夏場に少しだけ腐りかけているのを「ちょうどよか加減でねまっとお(良い加減で腐っている)」と言って好む場合もあるという。

 県外に出てからは、絵に対し「腐っている」と言う表現を用いる人は聞いたことはない。良い表現とは思えない。しかし適切な表現だなと思う。「ねまった」絵は数年寝かせて、その後彩度の高い色を少しだけのせると色味の幅が広くなって良い加減になるそうだ。

名刺

イメージ 1

 蔵書票とは蔵書の表紙・見返しなどに貼り付けてその所蔵者を示すための印で画面には「<名前>蔵書」「EXLIBRIS<名前>」という文字が入っている。

 私が蔵書票を作る時、今まではローマ字入りのものを作っていたが、今度漢字入りのものを作ることになった。漢字はひとつで絵的に完成されているものなので、それがいくつも集まって絵を作る事は私にとってとても難しい事だと今さらながらに気付いた(書家の人は笑うだろう)。試しに自分の名前で作ってみようと思い何か参考になるものを求め、昔作った名刺を取り出した。


 以前印刷のアルバイトをしていた頃は名刺もよく作った。名刺等印刷物の場合一度の刷りで完成するので(複数の版を重ねる場合も多々ある)より完成度を高めるには油絵とは少し違う仕方をする、文字フォントを変えたり大きさに差をつけたりと。私がデザインをしているのをみた上司は「最後は余白のバランスを見て決めなさい」と言った。

 絵画の場合の余白は3次元的でデザインのそれとはまた違ったものと思う。抽象的な言い回しだが、絵の具を使って時間の経過を表す事もある。しかし時代の流れが速くなって見切る事の方が大切になっているなら、そこにどんな時間を含ませればよいのだろう。そんな事を考えてすっかり時間が過ぎていった。

日本書票協会ホームページ
http://pws.prserv.net/jpinet.Exlibris/jpinet.exlibys/association.htm

 週末、国立国際美術館の企画展を観た。
 十数名の作家による絵画展だった。
 個人的にイイと思ったのはアレックス・カッツとローラ・オーエンズ。アレックス・カッツの作品は全体的にブレが無いというか、ローラ・オーエンズは実験的過ぎる気もしたが、結果的にはどれも絵画としておさめられいるようにみえた。

 で、アレックス・カッツとモランディのポストカードを買って帰った。他はデパートで観たアンドレ
・コタボのSMが良かった。

あそび

ここ数日、
日常の中で「いい感じ」と言うものを意識的に探すようにしている。
「よい物」や「よい風景」と「いい感じ」は違う事に何となく気が付いて、
それは美しい人と魅力的な人の違いの様なもので、美しい人を描こうとしても魅力的な人にはならないもので、左右対称の顔よりも少しくらいゆがんだ方が魅力的だったりして(左右対称の顔は存在しないが)、
そんな単純な事を忘れるくらい(あそびが足りなかっただけだ)。

今日気が付いた「いい感じ」は、晴れた午後に洗濯物の赤いカットソーが風で揺れていたこと。
モチーフの器が午後の光に照らされ、それが一時間も経たずに元に戻ったこと。

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