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ドクター差別と選ばれし者たち

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 9月19日付の記事【結局、「自分(たち)さえ良ければ」という理屈】のコメント欄の「mk0*****」という方もそうですが、「他人が○○と思うだろうから、○○すべきではない」という理屈、結構、耳にします。他人が誤解しないように、「良かれと思って」、「親切で」、「アドバイスとして」言っている、というわけです。

 しかし、これって、実は、「自分(=mk0*****さん)が○○だと思うから、他人も○○と思うだろう」ってことなんですね。「自分(=mk0*****さん)が『ドクター差別の言い方は誤解を招く』と思うから、他人も『ドクター差別の言い方に誤解をする(だろう)』と思うわけです。と言うか、自分(=mk0*****さん)が「ドクター差別の主張には納得できない」から、他人も「ドクター差別の主張には納得しない(だろう)」ということではないでしょうか?

 たとえば、

なぜ、痴漢でない男性が痴漢をどうにかしないといけないのか? そんなの、警察の仕事だろ! てか、自衛もせず痴漢されっぱなしの女の(自己)責任だろ!

という(ドクター差別の、やや挑発的ではあるが)正論の「自衛もせず痴漢されっぱなしの女の(自己)責任」という発言をmk0*****さんは、意図的かどうかわかりませんが、「痴漢される女の責任(にしている)」と曲解し、ドクター差別が「痴漢より痴漢される女が悪いみたい」に言っている、と主張しているわけです。そもそも、「悪質な印象操作が起こるかどうか」なんてわかりませんし(注:だから、「起こる」ではなく「起こり得る」と言っているのだろうし)、何かと忙しい身からすれば、そんなこと(=主張が違う連中が誤解をしようがしまいが)、イチイチ気にしてなんぞいられません。

 ところで、「自己責任」は、誰にでも、いつでも、どこにでも、つき纏うものです。別に、痴漢被害に遭う女性にだけ、「自己責任」を問うているわけではありません。犯罪に遭わないように、事故に遭わないように、「自己責任」で行動する、そして、その具体的方策が「自己防衛」なのです。

 さらに、誤解のないように言えば、「痴漢が100%悪い」、「犯罪者が100%悪い」のです。しかし、痴漢に「痴漢を止めましょう」と言っても、犯罪者に「犯罪は止めましょう」と言っても、止めません。であれば、自衛するしかない、「自己責任」で行動するしかないのです。

 その上で、それ(=自衛)が「前提」で、(防犯カメラ等)補完的な痴漢対策、犯罪対策を講じるわけです。にもかかわらず、補完的な対策任せで、自分は何もしない、自衛しないのでは、「おいおい、あなたも、チャンと自衛しなさいよ」と言われても、文句は言えません。それで痴漢にあったら、犯罪にあったら、「それ、言わんこっちゃない」となって当然です。

 これについては、むしろ、「賛成派」の方がシビアなんですね。(さすがに)「自業自得」だとは公言はしませんが、鉄道会社の連中も、「賛成派」も、「女性専用車」に乗らないで痴漢に遭う女性に対しては、冷淡です。その証拠に、鉄道会社は「女性専用車」に(若い)女性を誘導しない(=「(せっかく導入した女性専用車に乗らないで痴漢に遭っても知りませんよ」というスタンス)、また、「賛成派」は、これ(=女性の誘導)にも、「男女別列車」にも、「防犯カメラ」にも、否定的又は消極的なのです。これら、すべて、痴漢被害が(確実に)減る方策であるにもかかわらず、です。

 一方、私ら「反対派」は、自衛も促しますが、補完的な対策も主張しています。犯罪は、「自業自得」では済まされないからです。そんな私たちを「女性の敵」のように言う、ワガママ女のワガママを許して「女性の味方」のつもりでいる「バカ・マッチョ」を持ち上げる、やってることが「アベコベ」です。


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