ここから本文です

ドクター差別と選ばれし者たち

書庫全体表示

 最近、鉄道係員に「女性専用車になっております」などと声掛けされた際、「気分が悪くなる」なんて言っている。まあ、「ゲロを吐きそう」という意味での「気分が悪くなる」とは意味合いは違うものの、「気分が悪くなる」というのは本当である。何しろ、これまで何千回も同じことを(繰り返し、繰り返し)言われ続けて来ているわけで、呆れ果てている、ウンザリしているのは間違いない。

 しかも、声掛けする理由が酷い。「痴漢対策」、すなわち、「痴漢が怖い女性のために乗らないで」とのことだから、私・ドクター差別を痴漢扱いしているわけである。もちろん、鉄道係員が「お客様」に対して、「『痴漢かも知れない』と思っている」なんて言えるはずもないが、「誰が痴漢かわからないから」と、結果的に、痴漢扱いして(乗せないようにして)いるのは事実である。

 そもそも、痴漢扱いしていないなら、「痴漢かも知れない」と思っていないなら、なぜ、声掛けするのか? なぜ、他の車両への乗車を「お願い」するのか? 私が「男だから」か? 「男に見えるから」か?

 それだって、酷い話である。それこそ、「男性差別」そのものである。「痴漢対策」というのは、少なくとも、「大義名分」にはなるが、「男性対策」は、「お願い」をする正当な理由になるわけがない。「黒人差別」、「黒人対策」と何ら変わりはない。

●声掛けが原因でトラブル発生

 その上、これ(=鉄道係員による声掛け)によって、女性乗客が勘違いし、(鉄道係員を真似て)声掛けしたり、(チンピラまがいに)ガン見したりする。いや、それどころか、図に乗った連中が、言いがかりをつけたり、暴言を吐いたり、時には、暴力まで振るったりする。「気分が悪い」なんてものではない。

 もちろん、こういう迷惑行為、犯罪行為をする女性乗客が悪いのだが、その原因をつくっているのは、鉄道会社である。「男性も乗れる」と言わないだけでなく、「女性専用車」、「Women Only」などと(そこかしこに)表示しているものだから、女性乗客が「男性は乗れない」と思い込み、(その一部が)暴挙に出るのである。

 それだけではない。最近は、私らの活動により、「(法的に)男性は乗れる」と周知されてきたが、それでもなお、既得権益にしがみつこうとする女性乗客がいる。「法的には乗れるんだろうけど、鉄道会社の決めたこと(=ルール)だから」とか、「男性は乗らないのがマナー」なんて言う。いいや、そんなルールも、マナーもない。

●私らを「悪者」にする鉄道会社

 先日の田園都市線中央林間駅で出くわした駅員は、女性乗客から「男性は乗れない」と言われた私に対して、「お客様同士の話」みたいな返答をした。そりゃ〜、普通の口論、イザコザなら、そうだろうが、「男性は乗れない」と思わせているのは、紛れもなく、鉄道会社である。それで、こちらが言いがかりをつけられているのだから、対処して当然である。

 まあ、鉄道会社(の本社)は、私ら「選ばれし者たち」を疎ましく思っているのだろう。「厄介者」とでも思っているのだろう。だから、「極力、関わるな」と。そう、(現場は)指示されているのだろう。

 そんなことだから、私らを「悪者」にする鉄道係員まで出てくるのである。私らが降りないと見るや、女性乗客に謝るのまでいる。「私らが協力をお願いしたのに、協力しない。法的には『乗れる』ので、これ以上はできません」というエクスキューズである。それ(=私らを「悪者」にすること)が、女性乗客がトラブルを引き起こす元凶である。


この記事に

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
  • 名前
  • パスワード
  • ブログ

開くトラックバック(0)

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事