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ドクター差別と選ばれし者たち

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日本とイギリスの違い

 この記事自体、2カ月前の記事ですが、以前にも、似た記事を目にしました。たぶん、皆さんもそうでしょう。

「女性専用車両はひどいアイデア」 英国で批判の嵐 その理由とは?(Sep 1 2017)

 ところで、また取り上げたのは、1点、気が付いたことがあったからです(注:まあ、薄々わかっていたのだ)。それは、「なぜ、イギリスでは、女性専用車両が女性差別だとの指摘が多いのか?」ということの答えがわかったからです。つまり、「痴漢被害に遭うのが嫌な女性は(原則)女性専用車に乗る」あるいは「女性は女性専用車両以外の車両に(原則)乗れない」という前提で議論されているのです。

女性の行動を制限することが女性を安全に守ることにはならず、犯罪を常態化することにつながる

 「女性の行動を制限する」というのは、日本ではあり得ません。日本の場合は、「女性はすべての車両に乗れて、男性は1両乗れない(と思わせられている)車両がある」ということなので、男性の行動は制限されても、女性の行動が制限されることはありません。

「女性にとって極めて侮辱的」

 日本の場合は、男性にとって極めて侮辱的です。何しろ、「男性=痴漢予備軍」ということで、痴漢も痴漢でない男性も一緒くたに排除しようとしているのですから。

きちんとふるまえない男性はとても少数なのに、女性が別の車両に追いやられるのはおかしい

 日本では、きちんとふるまえない男性(=痴漢)はとても少数なのに、男性が別の車両に追いやられるのですから、女性差別ではなく男性差別です。

決して車両を分けることが答えではない

 このように、「車両を分ける」、「男女別にする」という話としても捉えられているようですね、イギリスでは。

女性が単純にどこかに行くべきという考えによって、すでに常態化しているこの問題がさらに悪化しうるという明確なメッセージを送らなければならない

 日本では「男性排除」だから「男性差別」、イギリスでは「女性隔離」だから「女性差別」というわけです。

「女性が専用車両を使わないで、性犯罪に遭遇したらとがめられるのだろうか?」

 日本の場合、事実上、男性を排除する形で「女性専用車」が実施されていますから、それで「女性専用車」に乗らないで痴漢に遭ったら、「自業自得」と思われてもおかしくはありません。「反対派」よりも、むしろ、「賛成派」の方が、そう(=自分さえ痴漢に遭わなければ、他人はどうなってもいいと)思っているフシがあります。ネット上では、何人か、それに似た発言をしたのを聞いたことがあります。

 なお、「男性差別」だという意見も少数ながら見受けられます。

「男性は自身を抑制できないという発想に基づいた提案に男性は困惑するだろう」

 「困惑」どころか、普通、「怒り」がこみ上げてくるでしょうね、痴漢(予備軍)扱いされているのですから。たぶん、痴漢の可能性が低ければ低いほど、怒りは大きいでしょう。「男性差別」だという認識が、まだまだ、甘いですね。

「性犯罪は本能・衝動(によって起こるもの)ではない、(社会的)権力(によって起こるもの)である」

 う〜ん、この意味、よくわかりません。「犯罪は社会のせい」とでも言いたいのでしょうか? まあ、「差別は社会のせい」でしょうが。 

 てか、痴漢は犯罪です。痴漢は、私らとて、許しません。しかし、痴漢でない男性を巻き込むな、痴漢でない男性に責任を負わせるな、痴漢でない男性に迷惑を掛けるな、って話です。


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