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ドクター差別と選ばれし者たち

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 痴漢は、「女性専用車」があっても全然、困っていない。それは、現行の「女性専用車」のやり方は、痴漢のターゲットになる女性を(半ば)強制的に「女性専用車」に乗車させていないからである。「女性専用車」以外の車両に、まだまだ十分過ぎるほど、痴漢のターゲットになる女性がいるからである。

 痴漢が困らなければ、痴漢犯罪が減るわけがない。事実、全然、減っていないようである。だから、もう、その種の統計は取沙汰されなくなった。

 「女性専用車内の女性は痴漢に遭わない」なんて開き直るのがいる。自分さえ痴漢に遭わなければ、他の車両の女性は、どうなってもいいのか? 「女性専用車」に乗らないのは、自業自得なのか? まあ、そういうことなのだろう。

 しかし、私ら「選ばれし者たち」は、そう考えない。1人でも、10人でも、100人でも、痴漢被害者が減る方策こそ、「痴漢対策」だと考える。「女性専用車」に乗ったA子さんの代わりに、他の車両に乗ったB子さんが痴漢被害に遭う、そんなものは「似非痴漢対策」である。

 では、どうするのか? 痴漢被害に遭う女性の90%は、10代、20代の女性だと言われている。ならば、まず、そういう女性を「女性専用車」に(半ば)強制的に乗せてみてはどうか? それに加えて、痴漢被害に遭うのが怖い女性も(年齢に関係なく)乗せればいい。

 これで、痴漢は相当困るだろう。あきらめて、電車内の痴漢はやめるかも知れない。しかし、別の場所で、痴漢は可能である。暗い夜道で痴漢、いや、それ以上のことをするかも知れない。だから、私らは、「自衛が大事」と口を酸っぱくして言っているのである。

 あるいは、やめない痴漢は、ターゲットの年齢層を上げるかも知れない。こうなると、年齢が高いからと言って安心はできない。「オバアチャンだって、痴漢に遭う確率はゼロではない」という極論が、現実味を帯びてくる。

 では、どうしたらいいのか? なら、女性全員を「女性専用車」に乗車させる、という手しかなくなる。もちろん、そのためには、「女性専用車」を増やす必要があるが、こういう増設は(男性とて)大歓迎だろう。

 なぜか? それこそ、「痴漢冤罪(=でっち上げ)対策」になるからである。痴漢犯罪も激減するから、女性にとってもメリットが大きい。そもそも、「(男性)差別」ではなく、「区別(=男女別)」であるのがいい。

 もちろん、反対意見もあるだろう。「公共交通をむやみに男女別にすべきでない。痴漢対策(又は、痴漢でっち上げ対策)は、自分でどうにかすべきだ(でないと、別の場所で性犯罪に遭う)」という意見もあっていい。「男女別(列車)」は、(電車内において)あくまで「痴漢対策」、「痴漢でっち上げ対策」を最優先した場合の話である。


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