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ドクター差別と選ばれし者たち

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「yuu*****」さんの疑問

 「もはや「後には引けない」のかな?」(11月21日)の記事のコメント欄で、「yuu*****」さんが頑張っていらっしゃいます。これほと執着される方も珍しいですが、悪気はない、「自分が正しい」と信じて疑わないのでしょう。しかし、ドクター差別を論破しようなんて、土台、無理な話です。

 ところで、「男女同数の専用車両」や「男女別列車」は、もはや、「女性専用車」の問題ではないですし、私らにしてみれば、些末な話です。しかも、「男女同数の専用車両」の場合は、「仮定の話」と言うよりも、「あり得ない話」なので、議論自体、無意味なのです。「それを承知でお聞きになっていると仮定して、(多少、反省もしていらっしゃるようなので)お答えしましょう。

 説明は長くなりますので、新しい記事として、ご説明します。と言っても、もちろん、「yuu*****」さんお一人のためではなく、ブログ(の記事)を閲覧されている皆さんのためだからです。いわゆる「反面教師」です。

専用車両が同数の場合男女間で生じる不合理な差は何なのか?

 公共交通は、特別旅客車両でない限り、「運賃さえ支払えば、誰でも乗れる(=男女別でない、人種別でない、年齢別でない、障害の有無別でない、ETC.」というのが大原則です。ところが、「女性専用車両」をつくれば、その車両に男性は乗れない、男性を排除することになる、「男性専用車両」をつくれば、その車両に女性は乗れない、女性を排除することになる、それぞれの権利を侵害することになる、だから、「(不当な)差別」なのです。

 なお、コンビニのトイレでは「女性用」+「男性用」+「男女共用」というのがありますが、電車の車両とは事情が違います。電車の車両は、「男女共用」が当たり前ですが、トイレは、「男女別」が当たり前です。「男女共用」は本来、あり得ません。にもかかわらず、「男女共用」のトイレが存在するのは、それが「完全個室」だからです。

男女別車両は排除しているわけでなく分けているだけと言っていますが、やってることは同じです。

 言い間違いだと思いますが、私が申し上げているのは「男女別車両」ではなく、「男女別列車」です。あなたの言うところの「男女同数の車両」、すなわち、「男女の専用車両が幾つか同数ある列車」のうち、「男女共用車両」がなくなった状態が「男女別列車」です。この状態のみが「男女別」であり、「区別」になります。

 つまり、この「区別」の状態のみが、「男女別」しかない一般的な公衆トイレと同じになります。だからこそ、運送約款を改定すれば、国民(=利用者)のコンセンサスが得られれば、「男女別列車」は存在し得るのです(注:人種別列車、年齢別列車、障害の有無別列車等は、合理性がなく、存在し得ない)。一方、「男女の専用車両が幾つか同数ある列車」は「男女別」でない、「区別」ではないので、存在し得ない、今の「女性専用車」と同様、つくったとしても、「男性も乗れる女性専用車」、「女性も乗れる男性専用車」をつくるだけ、ウソが何倍にもなるだけです。

専用車両は差別車両だといっていますがその専用車両でできている男女別車両は区別だといっています。

 「男女別列車」(注:また、「男女別車両」と言ってますね)、「専用車両」の寄せ集めではありません。公衆トイレと同じです。公衆トイレは、「男性用」、「女性用」で、わざわざ、「男性専用」、「女性専用」なんて言いません。それは「区別」だからです。

 ところで、あなたの言うところの「男女同数の車両」、すなわち、「男女の専用車両が幾つか同数ある列車」というのは、そもそも、存在し得ない、ということは承知されていますよね? 仮につくったとしても、「男性も乗れる女性専用車」と「女性も乗れる男性専用車」だということを? つまり、意味のないことを延々とおっしゃっているのです。

3つにお答えください。

 「お答えください」って、人にものを聞く、教えて貰う態度ではないですね(苦笑) まあ、議論でもしているつもりなのでしょう、実際は、教えを乞うているにもかかわらず。

 蛇足になりますが、一応、一言。

ただ間違っているものは間違っていると指摘しなければなりません。

 間違っていないものを「間違っている」と言われても・・・ネ。

完璧な論理を武装したうえで活動してほしいんですよ。

 この10年間で、ほぼ完璧な論理を構築しました、法律的にも、ルール的にも、マナー的にも、そして、モラル的にも。

僕は素人ですが素人でさえ気づいてしまう矛盾を抱えたままいるのはあなたにとって良くないです。

 素人が玄人の荒探ししても、無駄でしょう。アマチュア初段が、藤井四段の荒探しをするようなものです。

敵意を持ったその道のプロに矛盾点をつかれて論破され、痛い思いをするのはあなたなんですよ?

 女性乗客、鉄道員はもちろん、東大教授にしろ、弁護士にしろ、私・ドクター差別を論破できる人がいたら、是非、お会いしたいものです、ホント、マジで。皆、ロクに知りもしないで、アレコレ言っているだけです。私には、とてもとても、そんな(知らないで知ったかぶりをする)勇気はありません。

今までの考えを変えることは確かに難しいことです。しかし人は間違える生き物です。なにも恥ずかしいことではありません。あなたなら間違いを認めて先に進むことができる度量の持ち主だと信じています。

 たぶん、コレ、ブーメランだと思いますよ、それも特大の。


この記事に

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    今回の記事はいつも以上に勉強になりました。
    差別とはどういうことなのかや、差別と区別の違いを判っているつもりでしたが、細かいところまでしっかりとした文章で説明していただけて理解を深めることができました。


    >素人でさえ気づいてしまう矛盾

    多くの鉄道会社はそれなりの大企業ですから、法律に詳しい従業員やお抱えの弁護士がいるでしょう。
    「素人でさえ気付いてしまう矛盾」を鉄道会社が気付かないわけないでしょうから、なぜ鉄道会社はその矛盾をついた対策を反対派に対して行わないのでしょう?

    …と書いてから気づきましたが、矛盾してないから鉄道会社は気付かないですね。(笑)


    >今までの考えを変えることは確かに難しいことです。

    私もそう思います。
    「yuu*****」さんなら間違いを認めて先に進むことができる度量の持ち主だと信じています。
    間違えることは誰にでもあります。間違いを認めることは恥ずかしいことではありません。
    間違いを間違いと認めないことが、もっとも恥ずかしいことです。

    [ moo***** ]

    2017/11/24(金) 午前 6:48

    返信する
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    moo*****さん

    >いつも以上に勉強になりました。

    そうなんですよね。驕らず、素直な気持ちで学ぼうとすれば、ドンドン成長するはずです。

    >細かいところまでしっかりとした文章で説明していただけて

    これで、「区別」と「(不当な)差別」の違いがわかっていただけたのではないでしょうか、あの方にも? 存在しないもの、存在し得ないもののことをアレコレ言っても無意味ですね。

    >矛盾してないから鉄道会社は気付かない

    はい、こちらは「正論」、あちらは「ウソ、デタラメ、こじつけ」です(笑)

    ドクター差別

    2017/11/24(金) 午後 6:55

    返信する

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