「朝鮮人は出て行け!」は差別、今様に言えば「ヘイト・スピーチ」です。一方、「反日は出て行け!」は、「ヘイト・スピーチ」ではありません。どこの国でも、「その国に敵対する人物には出て行ってもらおう」と思うのは、自然な国民感情です。
「差別」のなかでいけないのは、「不当な差別」です。「朝鮮人は出て行け!」は、人種・民族・国籍という「属性による差別」であり、「不当な差別」です。一方、「反日は出て行け!」は、「差別」は「差別」ですが、「属性による差別」ではなく、「不当な差別」ではありません。
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「穏便に済まそう」では、舐められるだけ もちろん、「思想・信条の自由」がありますから、単に「主義主張が違う」という理由では、「出て行け!」なんて言えない、言ってはいけません。しかし、「反日思想」を持っているだけでなく、それを実行すれば、問題になるのは当たり前です。「反日思想」から、日
![]() だったら、「反日朝鮮人は出て行け!」というのは正しい? う〜ん、そうとも言えません。なぜなら、「反日」が悪いわけで、「朝鮮人」が悪いわけではないからです。「わざわざ『朝鮮人』と付け加えるのは、別の意図がある」となりかねません。
「反日」がいけない、だから、「反日朝鮮人」だけでなく、「反日日本人」もいけない、「反日アメリカ人」も、「反日フランス人」も、「反日ロシア人」も、「反日中国人」も、「反日インド人」もいけないのです。であれば、わざわざ、「〇〇人」を付け加える必要はないわけです。
単純に「反日は出て行け!」でいいのです。でも、実際は、「出て行け!」と言ったところで、そんな権限は誰にもない、と言うか、一般人にはないわけです。つまり、できもしないことを言っているわけで、ある意味、「無責任」です。
だから、「愛国心」のあるドクター差別ですが、無責任に、「反日は出て行け!」なんて言いません。まあ、「お互いのため、そんなに日本が嫌いなら、そんなに日本人が嫌いなら、日本から出て行かれたらどうですか?」とは言いますが。「出ていくかどうか」は、あくまで「任意」です。
そうそう、こういう実話があります。かつて、私がNYに「遊学」していた際、3人の韓国人と親しくなりました。そのうちの1人の女性が、何人かでカフェテリアで雑談中、「日本が好きで、日本語の勉強をしている」と言いました。すると、同席していた日本人男性が、「日本なんてクソ、日本語なんて勉強する必要はない」なんて言いました。その男性は、日本が嫌いでアメリカ人になりたくて、アメリカに来たとのことでした。
さて、あなたなら、どちらと友だちになりたいですか? 日本好きの韓国人女性? それとも、日本嫌いの日本人男性?
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この記事に
日本が好きな韓国人女性と友達になりたいですね。
女性専用車に乗った男性に「出て行け」と
無知の雄叫びを上げるオバサンが出て行って
目的地まで歩いたら良いと思います。
[ もりやん ]
2018/7/4(水) 午前 6:53
返信するもりやんさん
>日本が好きな韓国人女性と友達になりたい
そうですよね。韓国人だろうと、中国人だろうと、カナダ人だろうと、ベトナム人だろうと、スイス人だろうと、ブラジル人だろうと、イラン人だろうと、エジプト人だろうと、「同じ」ですね。
>オバサンが出て行って目的地まで歩いたら良い
あるいは、私らの乗っていない次の電車、次の電車に男性が乗っていたらその次の電車、・・・ずっと待っていただきましょう。
2018/7/4(水) 午前 10:24
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