2012観艦式予行レポの28回目です。
操砲展示が終わって早いものでもうすぐ午後3時です。入港まであと2時間くらいあるので「あたご」艦内を見学します。
前部甲板に装備されたMk41垂直発射システム(VLS)。VLSは前部甲板に64セル、、後部構造物は32セルを装備しています(合計96セル)。「あたご」型護衛艦はスタンダード艦対空ミサイル、アスロック対潜ミサイル等を合計96発搭載する事が出来ます。適度な段差があるので格好の休憩場所となっています。
90式艦対艦誘導弾(SSM-1B)4連装発射筒。2基搭載しているので合計8発です。
続いて格納庫へ。航空機運用の柔軟性を持たせるため、海上自衛隊ではミサイル護衛艦に対しても「はたかぜ」型以降から発着スペースと給油設備等を付与しています。そして「あたご」型からは格納スペースも設置されました。
艦尾側から見た格納庫。最低限の運用能力はあるようですが、ベアトラップ(着艦拘束移送装置)はまだ装備されていないようです。
防火服2種。右が航空機火災用防火服、左が艦内火災用防火服。艦内用は某艦の火災事故を契機に導入されたと言われる米海軍と同型のもの。海上自衛隊は長らく消火作業用の酸素呼吸器としてOBA(酸素発生型循環式呼吸器)を使用して来ましたが、キャニスタ缶(薬剤が呼気の二酸化炭素に反応して酸素を発生させる)がメーカー製造中止となったため、米海軍でも使用されているSCBA(自給式呼吸器)への更新を進めています。
休憩場所となった飛行甲板。飽きちゃった人多数。
艦尾旗竿に掲揚された自衛艦旗。「合戦準備」は下令されていないので自衛艦旗はメインマストではなく、艦尾旗竿に掲げられています。
(メインマストに掲げられた場合は戦闘旗と同意)
「あたご」艦尾からの眺め。ざっと見渡しても護衛艦「はるさめ」「ひゅうが」「はたかぜ」「しらね」「あきづき」、輸送艦「くにさき」などが見えます。
飛行甲板から見た後部構造物。
LSO(発着艦指揮所)も装備されています。同じイージスシステム搭載艦ながら「こんごう」型には無い設備。ただしヘリコプター搭載艦に比べると簡素。
後部構造物右舷側の通路。ステルス能力重視の設計のため上甲板と言えども非露天部分が多い。ここから艦内へ。
後部昇降口から艦内へ。
後部便所。我々の時代には無かった陶器製便器。
いつくかある科員居住区のひとつ。広々とした二段ベッドと大きなロッカー。これも我々の時代には無かったもの。
「きり」型辺りから始まった科員居住区併設のレストルーム。テレビは我々の時代もあったけど、今は冷蔵庫と流し台まであるんですね。管理が大変そう。我々の時代は科員食堂以外での食事は厳禁でしたが、今は軽食くらいならOKのようです。時代は変わりましたねえ。戦時には予備救護所としても使用出来るようです。
(つづく)
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今は女性も艦艇に乗っていますからね。
WAVEが初めて支援船に乗った時はメディアも大きく取り上げましたが・・・
2012/12/5(水) 午後 5:46
虎巨人さん、こんばんは。支援船に初めて勤務したWAVEは私と同時期に入隊した子たちです。
2012/12/8(土) 午後 10:33