大宮駐屯地祭2013レポ:その6です。
11時35分頃、中央特殊武器防護隊による訓練展示が開始されました。聞くところによると、今年は第32普通科連隊主力の不在と4月の隊員殉職事案の影響等で大幅に規模縮小だそうです。
テロリストが何やらを爆発させました。化学兵器なのか、生物兵器なのか、放射性物質なのか、何がばら撒かれたのかは分かりません。
逃走するテロリスト(役の隊員)。
要請により自衛隊化学科部隊が出動。まず気密防護衣を来た偵察員が各種検知器で汚染物質の種類や汚染源を特定します。
右手に携帯型化学物質モニター、左手に中隊用線量率計3形を携行しています。
現場周辺を検知中。
携帯型化学物質モニターに反応がありました。サリン系の有毒物質が検知されました。
汚染源を特定。
もう1名の隊員が汚染表示を行います。
汚染表示を立てました。
汚染物質のサンプルを採取。調査機関へ送り、さらに詳細な調査を行います。
続いて検知を行う偵察員。今度は中隊用線量率計3形に反応がありました。放射性物質も撒かれたようです。線量が高く気密防護衣では危険なため、偵察員は撤収します。
代わって化学防護衣4形の上に偵察要員防護セットを装着した偵察員が登場。この隊員も中隊用線量率計3形を携行しています。
先ほどの気密防護衣を着用した偵察員から状況を申し継ぎ、交替します。
中隊用線量率計3形を使って線源を特定します。偵察要員防護セットは中性子線やガンマ線を遮蔽するため、鉛が織り込まれています。それゆえ重量は約20kg。眼、臓器・甲状腺等の防護に主眼を置いているそうです。
線源を特定。高線量のため退避します。放射性物質への対処はここまで。
最後は除染車3形(B)による有毒化学物質の除染。
会場左右から除染車が1両ずつ登場。
化学防護衣4形を着用した隊員。
携帯除染器2型を携行した隊員が下車。
除染剤噴霧中。除染車が入れない場所の除染を行います。
除染車上からも除染剤を噴霧します。
これで訓練展示は終わりです。気密防護衣を着用した隊員の活動を撮れたのは収穫でしたが、やはり例年並みの訓練展示を見られなかったのは残念。来年に期待です。
11時45分から高等工科学校ドリル部による演技が行われました。
高等工科学校のドリル展示を見るのは5月12日の木更津駐屯地祭、5月26日の武山駐屯地祭(東方混成団祭)に続いて3度目。約1ヶ月の間に3回も見るとは・・・。
(つづく)
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