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愛を注ぐべき人、愛を必要とする人に対して
あなたの想いやりを拒んではならない
フランシスコ教皇聖下
あなたたたちの心を開きなさい
掟の厳格さのうちに逃げてしうまうことのないように
神は、この世界を創造されました
なぜ神はこの世界を創造されたのでしょうか?
それは、愛のため
それは、神の善の充満を、他のものに、与え、分かつためでした
人類の再生のために
神は、その御独り子を送り、事物を正そうとなさいました
醜悪を美麗へと、誤謬を真理へと、罪人を義人へと
御子において、全てを刷新しようとなさいました
38年間、病に伏す人を、イエズスは、安息日に奇跡的に癒されました
「私の父はいつも働いておられ、私もまた、いつも働く」
イエズスがこのように仰せられた際
律法学士たちはイエズスにつまずき
このために彼を殺そうと望みました
なぜでしょうか?
なぜなら、賜物としての神の働きかけを
彼らは受け入れることができなかったからです
彼らはただ単に、神のうちに正義のみを見ようとしていました
「これは『掟』なのだから」
彼らはいくつか、より多くの取り決めを設けていました
彼らは神の賜物に向けて心を開くかわりに
500あるいはそれ以上に、彼らが設けた『掟』の厳格さのうちに
逃げ場をもとめて隠れようとしました
彼らは賜物を受け入れるすべを知ろうとしませんでした
その賜物は自由のうちにのみ受け入れられるものでした
彼らの厳格さの性質は
神が私たちに与えてくださる自由への不安によるものです
キリスト者は、愛の奴隷であって、義務の奴隷ではない
聖福音は私たちに伝えています
「このため、彼らはイエズスを殺してしまおうと望んだ」
あえて安息日に癒しの奇跡を示された意図は
父が、賜物としてのこの奇跡を起こされたのだから
父の賜物は受け入れられるべきである
ということでした
私たちはこのために、今日、父なる神に向かい賛美を捧げます
「主よ、あなたは偉大な御方です
私はあなたをとても愛しています
あなたがお与えくださったこの賜物のゆえに感謝しています
あなたは私を造り、私を救い、私を新たにしてくださいました」
これは、賛美の祈り、歓喜の祈りであり
私たちがキリスト教的生活の喜びを受けた祈りです
それは排他的でもなく、悲壮的でもなく
賜物を受け入れるすべを
決して知ろうとしないような人の祈りでもありません
そのような人々は
賜物がもたらされる際の自由を恐れています
そのような人々は
単に義務を遂行するすべのみを知ろうとするばかりで
しかも、それは閉鎖的な義務にすぎません
そのような人々は
義務の奴隷であって、愛の奴隷ではありません
あなたが愛の囚われ人になる時、あなたは自由なものになります
それは、実に、美しい束縛です
しかし、そのような人々は
そのことを理解しようとしないのです
どのようにして神の贖いと赦しの賜物を受け入れるべきかを自問してください
この場所、その時
主の2つの奇跡があります
それは、創造の奇跡、贖罪と再創造の奇跡です
どのようにして私はこの賜物
神が私にお与えになるこの賜物を受け入れたらよいのでしょう?
もし私がそれを神の賜物として受け入れるならば
どのようにして私は、被造物を愛し
被造界の秩序のために心配りをすればよいのでしょう?
「あなたが神の賜物のことを知っていたならば」
どのようにして私は
神が私にお与えになる贖いと赦しを受け入れて
御独り子と共なる子として
私が形成されるにまかせればよいのでしょう?
それは、自由に伴う優しさや想いやりでしょうか?
それとも、閉鎖的掟の厳格さに隠れてしまうことでしょうか?
その掟は、条文の強調によって
より一層『安全』なものとして提示されがちです
しかしながら、そのようなことは喜びをもたらしません
なぜなら、彼らは、あなたを自由にはしないからです
私たち1人ひとり
ベテスダで彼が経験した2つの奇跡について考えてみましょう
創造の奇跡
そして、より一層偉大な再創造の奇跡について
主が、この偉大な出来事について
私たちに理解させてくださいますように
そして、世界を創造される前に
主が、それを行なおうとされた理由を
私たちに理解させてくださいますように
主が、愛されたのです
私たちへの主の愛を、理解するように努めて、言いましょう
「主よ、あなたは偉大な御方です。
ありがとうございます。ありがとうございます!」
このようにして、主に向かい、前に進んで行きましょう
神による再創造
〜奔放から悔悛へ 誤った自由から真の自由へ〜
コルトナの聖女マルガリータ 悔悛女
Die 22 februarii :
S. Margaritæ de Cortona, pœnitentis
コルトナの聖女マルガリータは、1247年イタリア、トスカナのラヴィアーノの農家に生まれ、7歳で母をなくし、モンテプルチアーノの貴族の若者と駆け落ちし、18歳から27歳までの9年間誤った愛人生活を送り続けた。
1274年愛人が殺されて、その無残な屍を見て改心し、息子と共にモンテプルチアーノを離れ、悔悛者として父の家に戻ろうとしたが拒絶され、コルトナに赴いた。
聖女はいまだ肉の誘惑を克服するために困難を感じていたが、ある日曜、ラヴィアーノに戻り、ミサ中聖女の過去のつまずきを公に謝罪し、介護で生計を立て、『憐れみの家』Poverelleと呼ばれる貧しい病者のための病院を建て、フランシスコ会第3会員となり、憐れみの聖母の共同体をつくる。
息子は数年後にフランシスコ会に入り、聖女は聖体の神秘と主の受難と聖心への特別な信心をもち、みずからに厳しい償いを課した。
聖女に対して疑いと中傷がなされたが、人々への指導と和睦と平和のために尽力し、29年にわたる悔悛の業の実行に励み、1297年2月22日帰天した。1728年列聖。
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Deus,qui famulam tuam Margarítam
de perditionis via ad salutis tramitem
misericorditer deduxisti :
eadem nobis miseratione concede ;
ut,quam prius errantem sectari non erubúimus,
mox pœnitentem impigre sequi gloriemur.
Per Christum Dominum nostrum. Amen.
神よ、あなたは、あなたのはしためマルガリータを、
破滅の道から救いの小道へと、憐れみのうちに導き入れられました。
その同じ憐れみのうちに、私たちに恩寵をお与えください。
かつて恥じ入ることなく迷いの道に足を踏み入れていた私たちが
のちに悔悛の道に努めて歩むことを誇りとすることができますように。
私たちの主キリストによって。アーメン。
Vel :
Deus, qui non vis mortem peccatoris,
sedut magis convertatur et vivat :
concede propitius ; ut, sicut beatam Margaritam
ad tibi devote serviendum
a peccatorum laqueis eripuisti ;
ita nos illius precibus et imitatione,
culparum vinculis liberati,
pura mente tibi servire valeamus.
Per Christum Dominum nostrum. Amen.
神よ、あなたは罪人たちの死を望まず
むしろ、回心して、生きることを、より一層望まれます。
いつくしみ深く私たちにお与えください。
幸いなマルガリータが、罪の罠から解放されて
あなたに献身的に仕えていったように
その祈りと模範によって、私たちも過ちの鎖から解放され
清められた想いのうちに、あなたに仕えることができますように。
私たちの主キリストによって。アーメン。
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教皇聖下の声✿
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