聖体拝領の方法✿ฺ

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手による聖体拝領は いずれ廃止される(かもしれない)
 
信者が、聖別されたパンを
自ら手に取ることは、許されない
2002年ローマ・ミサ典礼書の総則160
 
信徒が、聖別されたパンを
自ら手に取ることは、教会法に反する
2004年あがないの秘跡94
 
カトリック教会は、なぜこのような規定をもうけたのでしょうか?
 
それは、婉曲的に、司祭による聖体の分配の、信徒による否定を退けるため
また、いくつかの汚聖の危険性を回避するため
また、聖体に現存される主キリストへの直接的不敬を回避するためでした
 
現段階においては
手による聖体拝領は、条件付きで、認められてはいますが
 
あまりにもやまない濫用や不敬や弊害のゆえに
聖座によって、手による聖体拝領は、いずれ廃止されるかもしれません
 
聖体の秘跡へのふさわしい礼拝と敬意表明のために
聖座によって、舌による聖体拝領の義務づけが、なされるかもしれません
 
手による聖体拝領は
信徒自身が、聖別されたパンを、自ら手に取ることと
実質的に、なんら差異がない
 
手による聖体拝領は
信徒自身が、聖別されたパンを、自ら手に取ることと
実質的には、なんら差異がありません
 
というのも、実際のところ、手による聖体拝領は
パテナに見立てた、自身の左の掌の上に、乗せられた聖体の秘跡を
拝領者自身の右の指で、自ら手に取って、自分に与える、という
その動作そのものによって
信徒のクラリカゼーションを体現する象徴的行為だからです
 
 
聖別された司祭の手のほか聖別されたパンに触れられるのは許されない
聖トマス・アクイナス司祭教会博士
cf ; Qu.82,art.3
 
キリストの御体の分配は3つの理由から、司祭に属する
 
第1の理由として
司祭は、キリストになり代わって聖別をなし
キリストの御体を聖別するのと同様に
その分配も司祭に属するからである
 
第2の理由として
司祭は、神と民との間の仲介者として任命され
民の賜物を神に捧げることが司祭に属するのと同様に
神の聖別された賜物を民に与えることも司祭に属するからである
 
第3の理由として
聖別されたもの以外のいかなるものによっても触れられることのないように
という、この秘跡に対する崇敬の想いから
コルポラーレやカリスが聖別されるのと同様に
この秘跡に触れるための司祭の手も聖別されるからである
 
このことからすれば
聖別されたパンが地面に落ちた等の緊急必要な場合を除いて
他の誰も、それに触れることは許されない
 

イメージ 1

 
手による聖体拝領による弊害の予見


①聖香油で特別に聖別された司祭の掌×そうでない信徒の掌
 
司祭は、叙階の秘跡を受ける際
聖なるもののうち最も聖なるものに触れるがゆえに
その掌に、司教から、聖香油を塗られて、特別に聖別されます
 
しかしながら、信徒は
聖なるもののうち最も聖なるものに触れるにあたり
その掌に、司教から、聖香油を塗られることなく
特別に聖別されていません
 
②洗われた司祭の掌と指×洗われない信徒の掌と指
 
司祭は、ミサ聖祭が進行する中で
自らの指で触れるオスツィアをキリストの御体に聖変化させる前に
その掌と指先を水で洗い清めて
ミサの本質部分にいよいよ入っていきます
 
しかしながら、信徒は、ミサ聖祭が進行する中で
自らの掌も、指先も、水で洗い清めることはしません
 
それにもかかわらず
(手による聖体拝領をする信徒は)
祭儀中、その掌や指先を水で洗うということもないままに
特別に聖香油で聖別されたわけでもない、その掌(おもに左手)に
聖なるもののうち最も聖なるものが、いったん、置かれ
自身の左の掌に置かれている『その聖別されたパンを
(おもに右手の指先で)自ら手に取ります』
 
話によれば、信徒の中には、ミサ直前にトイレを済ませた際
手を洗わずに、そのまま聖堂に赴いてミサに参加して
そのまま拝領に向かう者もいるそうです
 
相手のことを想っているかいないか
それはおのずと自らの振る舞いに表面化します
 
まして、相手は、どこかの国のお偉いさんどころではなく
私たちの救いのために人となられた神ご自身です
 
③聖別されたパテナ及びコルポラーレ×掌に直置き
 
司祭の手は
最も崇高なエウカリスツィアの秘跡に触れるにあたり
叙階の秘跡において聖香油で特別に聖別され
さらに、祭儀中、その指先まで丁寧に水で洗われ
祭壇上で聖別されたパンは、パテナの上に置かれ
さらに小片の落下を防ぐため、コルポラーレまで敷かれて
幾重にも慎重を期すほどに、聖体への敬意を表しています
 
しかしながら、手による聖体拝領において
小さな受け皿のように広げた、信徒の左の掌の上には、直置きです
 
④聖体の小片への繊細な扱い×はたきないし放置
 
司祭自身の指に付着した聖体の極小の小片から
パテナやチボリウム等に付着した聖体の極小の小片に至るまで
司祭は丁寧に集めてカリス内に入れ
そこに水を注いで、それらの小片も併せて飲み干すことで
慎重を期しつつ聖体への敬意を表しています
 
しかしながら、手による聖体拝領において
信徒は、自身の掌もしくは指先に
聖体の小片が付着しているかどうかの確認をすることもなく
また、そのことについて気にかけることもほとんどなく
いわば放置状態で
自席に戻ると、服の横で手をぬぐったり、手ではたいたり
(まるで掌についたスナック菓子の粉をはたきおとすかのように)
また、聖体拝領したばかりなのに、すぐお隣さんと話し込んだり
ティッシュを取り出し、「か〜〜〜〜〜っ ペっ」と、やらかしたり
そわそわと帰宅する準備を整え出したり
訪れてくださった主をないがしろ的に放置して、他事にかまけがちです
(客観的に実際そうなりがちな傾向が数多く見受けられる、というだけで
 みながみな、そうしている、というわけではありませんが
 実際のところ、閉祭ですぐさま聖堂を後にする人が大半を占めています)
 
そこには、聖体への敬意が弱められ薄められている感がいなめません
愛が、愛されていない感がいなめません
 
⑤手による拝領は、司祭のミスリードや信徒による違法行為の弊害をもたらす
 
舌による聖体拝領であれば
司祭から舌の上に聖体が乗せられるので
(奉仕者は、拝領者の顎下に拝領皿を保持しておかなければなりません)
両形態における信徒による違法行為
いわゆるセルフ・インティンクションは決して起こりえませんが
 
手による聖体拝領であれば
その掌の上に、一時的に、聖体が乗せられるので
司祭のミスリードで
カリス内の聖血に聖体を信徒自身で浸すよう促された際
良識的に判断できる信徒であれば思いとどまるでしょうが
実際は、ほとんどの信徒が
両形態における信徒による違法行為
いわゆるセルフ・インティンクションをやってのけてしまう
というのが現状です
 
この両形態における信徒による違法行為は
聖座が1980年に公文書で含蓄的表現のもとにNGを出し
さらに2004年に公文書で明示的表現のもとにNGを出したものであり
2014年には日本国内の教会の指針でNGとして明示されていますが
2017年の現在でさえ、それに背き続ける司祭たちや信徒たちがいる
というのが実態であり
 
手による聖体拝領を続けることは
両形態における違法行為に門戸を大きく開いてしまう
そのような弊害をもたらしやすくします
 
⑥手による聖体拝領は拝領されずに持ち去られる弊害をもたらす
 
未信者か信者かは不明ですが
聖体拝領の列に並び
手で受けたのち拝領すると見せかけて
司祭が次の拝領者に気を取られている隙に
聖体を手に隠して持ち去り、投げ捨てたり、どこかに放置したり
あるいは黒ミサの冒瀆に用いるため売り飛ばしたり
そのような重大な侮辱や汚聖の弊害をもたらしやすくします
 
ごくごく数年前、ある日本の教区において
教会前の人通りの多い歩道に
複数の聖別されたパンが、ばらまくようにして
地面に投げ捨てられていた
というショッキングな事件もありました
 
 
手による聖体拝領と、舌による聖体拝領の扱いは、教会法上異なる
 
手による聖体拝領は
その前提として、『拝領者が手に受けたければ』
それを、条件的に、許可する、といった類いのもので
その許可条件を満たせなくなった理由が明らかであれば
その許可を取り消し、禁じることができます
 
一方、舌による聖体拝領は
信徒の保護されるべき不可侵の『権利』として、すでに確立されていて
それを禁じることはできません
 
 
教会の聖人たちは、信徒に対して、舌での聖体拝領を促している
 
教会の聖人たちは
聖体拝領における信徒の取るべき態度として
舌による聖体拝領を実践するよう、明示的に促しています
 
その明示的な促しをなした聖人は
叙階の秘跡を受けていた2人
ピエトレルチーナの聖ピオ司祭であり
聖ヨハネ・パウロ2世教皇です
 
両聖人は、叙階の秘跡を受けていましたから
その聖別された手で、至聖なる聖体に触れ得るというのは
その聖職カラクテルからしても、ごくごく自然というべきですが

その聖なる司祭職、聖別された手を有していたにもかかわらず
ひとたび、自分たちが、ミサ挙行の司式者側でなく
拝領者側につくや
彼らは、自身の聖体拝領において
ひざまずき、舌で、至聖なる祭壇の秘跡を受けていました
 
それは、彼らが、手で受けることができない立場だったからではなく
信徒たちへの、聖体拝領のあるべき模範として
言葉よりも、むしろ行動によって、明示するためでした
 
天来の示しを受けていたであろう彼らは
ピエトレルチーナの聖ピオにおいては
手による聖体拝領が広まり始める前に
聖ヨハネ・パウロ2世においては
手による聖体拝領での種々の濫用が蔓延していた中で
司祭職にあった彼ら各々が、預言者的に
信徒たちへの強烈なメッセージとして示したものでした
 
なお、現名誉教皇ベネディクト16世も
枢機卿時代、その同じ模範を示されました


イメージ 2



聖座は、ひざまずいて、舌で聖体拝領することを、信徒に促している
 
教皇庁教皇儀典室の儀典長グイド・マリーニ司祭
 
教会が定めた、ひざまずきつつ、舌で聖体を拝領することは
聖体の細かな小片の落下を、できる限り回避させるものであり
エウカリスツィアの秘蹟におけるキリストの真の現存への敬虔を
信徒たちのうちに増加させるものです
 
エウカリスツィアのキリストを拝領する際のひざまずきは
そこに現存されるキリストへの礼拝を示唆し、促すものです
 
私たちは聖体拝領に際して
そのような、最高の敬意と礼拝をもって、主に近づくべきです
 
教皇庁典礼秘蹟省の長官ロベルト・サラ枢機卿
 
司祭たちは、聖体拝領におけるひざまずきを否定してはならない
信徒たちには、可能な限り、ひざまずいて聖体拝領することを勧める
聖変化、特に聖体拝領におけるひざまずきは復興される必要がある
 
適応に関する典礼秘蹟省の書簡
cf,Notitiae38 ; 582-584 ; 200271日)
 
各司教協議会の定めた適応に従って、立つ姿勢を規準とした地域においても
信者がひざまずくからという理由で、その信者に聖体拝領を拒むことは
キリスト信者の最も基本的な権利に対する重大な侵害である
 
そもそも適応の承認は
聖体拝領の際にひざまずくことを選択した信者たちが
その事だけによって聖体拝領を拒まれてはならない、ということが条件である

 
手による拝領の廃止および舌による拝領の義務づけ
 
現段階では、ひざまずいて、舌で聖体拝領することは
典礼秘跡省が聖座のWEB上で
明示的に推奨するにとどめていますが
あまりにもやまない典礼上の濫用や不敬や弊害のゆえに
また、聖体の秘跡へのふさわしい礼拝と敬意推進のために
いずれ公文書によって
手による聖体拝領が、廃止勧告され
舌による聖体拝領が、義務づけられるかもしれません


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.
『各地方教会の司教は、自発的に、自教区において
手による聖体拝領を廃止して
舌による聖体拝領を義務づけることができる』

各地方教会の司教は、裁治権者として
自発的に司教教書を著し、自教区において
手による聖体拝領を廃止して、舌による聖体拝領を義務づけることができます

実際にそのようにしている司教区があります
日本ではありませんが

聖体の主イエズスの聖心の愛の炎に燃やされるため
聖体の秘跡へのあらゆる汚辱や濫用を回避するため
主からの賜物である叙階の秘跡を尊ぶため
信徒のクラリカゼーションを防ぐため
司祭召命の減少に歯止めをかけるため
自教区に天来の恩寵と祝福を豊かに招来するため
そして、教皇庁典礼秘跡省の推奨に応じるため
『信徒が、ひざまずいて、舌で聖体拝領するよう』
特別な司教教書によって定められるなら
それはそれは素晴らしい天来の祝福と実りが
豊かにもたらされるのだろうと確信しています☆
.

2017/11/5(日) 午後 3:25 Benedictus

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記事に拍手

信徒のクラリカゼーションってどういう意味でしょうか?

2017/11/5(日) 午後 11:16 ニール

.
ニールさん、こんばんは
いつもありがとうございます

信徒のクラリカゼーションとは聖職化という意味で
司祭がなすべき役割を信徒がなし崩し的に果たして
その越えられないはずの一線を越えて
「信徒が当然なすべき役割だ」との考え方を抱くに至らせ
叙階の秘跡を婉曲的に否定・軽視する行為です

信徒のクラリカゼーションを体現する象徴的行為には
日本で広く行われ続けている行為
すなわち
司祭が唱えるべき奉献文の結びの栄唱を
(「アーメン」の箇所だけでなく、栄唱の全文あるいは後半部の全てを)
信徒が大合唱する行為も含まれます
.

2017/11/6(月) 午前 1:54 Benedictus

.
典礼上の原則として公会議の典礼憲章28は次の事柄を明示しています

『典礼祭儀において、聖務者も信者も、各々の役割を果たすべきであって、
規定に従って、自分に属することだけを、そして、その全てを行なうべきである』

つまり
信徒のクラリカゼーションは
信徒自身の役割を僭越にも飛び越えてしゃしゃり出る
典礼上の逸脱行為である、と結論付けられます

このことは教会法でも複数の公文書でも
明白なNGとして注意喚起されてきていることで

自らの固有の役割について
司祭はさぼらず、信徒は出しゃばらず
各々、自分は自分に固有の役割に徹しなさい、ってことです☆
.

2017/11/6(月) 午前 1:55 Benedictus

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あと、記事にはしませんでしたが
手による聖体拝領に関する弊害や濫用は
上記のほか
教理教授の際、入信希望者に
『舌による聖体拝領の存在を知らせない』不作為の行為
「べろ〜ん、はぁはぁ」などと舌での拝領を
『侮辱的態度による軽蔑的な説明』によって
入信希望者に、その拝領法をさせない妨害的行為
これら2つも挙げられます

舌による拝領法を、勉強会の際に教えないこと
舌による拝領法を、勉強会の際に侮辱的に説明すること
これらも
『手による聖体拝領に関する司祭としての教える立場の側の重大な濫用』
とみなされます

というのも
上記の司祭の不適切な行為は
実質的に、拝領に関する『信徒の選択権を奪う重大な侵害』にほかならないからです☆
.

2017/11/6(月) 午前 7:31 Benedictus


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