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『あなたたちも用意していなさい。
人の子は思いがけない時に来るからである』
(ルカ 12,40
 
 
聖アルフォンソ・デ・リゴリオ司教教会博士
 
5.死の時は不確実である
 
②死の時は不確実であるがゆえに準備を怠ってはならない
 
主は、私たちが滅びることをお望みになりません
 
主は、私たちに生活を改めるよう絶えず勧め
時に、処罰をもって恐れを抱かせられます
 
「もし人が悔い改めないならば
神は剣を研ぎ澄まされる」(詩編7,13
 
悔い改めようとせず、少しも死のことを考えず
まだまだ何年も生きながらえると思いこみ
すっかり安心しきっていた時に
突如として死に襲われた人々が、どれほど多くいるでしょうか
 
「人々が、平和だ安全だと言っている、まさにそのような時に
あたかも妊婦に陣痛が始まる時のように
彼らに破滅が突然襲いかかり
誰もそれから逃れられない」(1テサロニケ5,3
 
「あなたたちも悔い改めなければ
みな同じように滅びるだろう」(ルカ13,5
 
神の御言葉は、なぜこのように脅されるのでしょうか
それは、私たちに悪い行ないを改めさせ
それによって、悪い死を回避させるために他なりません
 
聖アウグスティヌスは言います
「あなたたちに向かい、用心せよ、用心せよ、と叫ぶ人は
あなたたちの生命を殺害しようと考えていないことは確かである」
 
それゆえ、あなたの人生の総決算の日が訪れる前に
良心の咎めを整理する必要があります
 
キリスト信者よ、兄弟よ
もしあなたが今日死ななければならず
あなたの永遠の運命が
今宵を待たないで決定されなければならないとしたら
あなたは決算書を提出する用意ができているでしょうか
 
もしできていないなら
全てをなげうってでも
1年、1か月、あるいは、わずか1日だけでも
猶予を願いはしないでしょうか
 
神は、今、この猶予を与えてくださっているのです
あなたはなぜ、これを活用して、良心の糾明を入念にしないのでしょうか
 
この日があなたにとって
実際に最後の日となる、ということはありえないでしょうか
 
「主に立ち帰るのを遅らせてはならない
1日、また1日と、先送りにしてはならない
さもなければ、主の怒りは突如として臨み
報復の時に、あなたは滅ぼされてしまうだろうから」(シラ5,7
 
兄弟姉妹よ、霊魂の救いを得るためには
あなたは罪から遠ざからなければなりません
 
私たちは、いつか、罪と別れなければならないのですから
なぜ、たった今、これと決別しようとしないのでしょうか
 
聖アウグスティヌスは言いました
「遅かれ早かれ、そうならなければならないのに
 なぜ、たった今、そうならないのだろうか」
 
死の時まで待とうと考えているかもしれませんが
頑迷な者にとっては
死の時は赦しの時ではなく
むしろ裁きの時となってしまうのです
 
最後まで不悔悛な者には
主は、報復の時、厳正な裁きをくだされます
 
もしも誰かに大金を貸している場合には
必ず証文を取るにちがいありません
そのわけは、どんなことが起こるかわからないからです
 
ところで、あなたの霊魂には
莫大な利子(罪の負債)がついているのです
それなのに、どうして同じように用心しないのでしょうか
 
どうして、あなたの霊魂についても
どんなことが起こるかわからない、と言わないのでしょうか
 
あの金を失ったとしても、まだいくらかあるでしょう
たとえ全財産を失ったとしても
これを立て直す希望は残っているでしょう
 
しかし、罪を痛悔せず、償いさえ眼中にない状態のまま
死を迎えて、自分の霊魂を滅びるままにしてしまうなら
その時、あなたは全てを失うのであり
しかも、これを取り戻す希望は、永遠に、全く失ってしまうのです
 
あなたは、所有する全財産について、詳しく調べ上げています
思いがけない時に死んだとしても
相続や墓の心配をしないよう備えています
 
しかしながら、もし、あなたが恩寵を失ったまま放置していて
重大な罪の負債をかかえこんだまま、突然、死に襲われたなら
地上的な財の備えが、あなたの永遠にとって何の価値があるでしょう
あなたの霊魂の永遠の運命は、もはや取返しもつかないものとなり
永遠の生命を台無しにしてしまうことになってしまうのです
つまり、あなたは永遠の死を
地獄の悪魔や悪霊たちの醜悪と消えることのない炎と蛆と共に
深い苦しみと歯ぎしりのうちに、世々に味わわねばならなくなるのです
 
死後ただちに行われる神の裁きの座の御前にあって
次の宣告を耳にすることほど恐るべきものはありません
 
「呪われたものよ、私から離れ去り
悪魔と、その使いたちのために用意されている永遠の炎の中に入れ!」
 


  

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死者の日の御ミサにあずかりました

カトリック聖歌「主よ、みもとに近かづかん」「みははマリア」
などを御ミサで歌いました
選曲が嬉しかったです

2018/11/2(金) 午後 11:10 ニール

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ニールさん、いつもいろいろありがとうございます

カトリック聖歌の良い選曲は嬉しいですよね

選ぶ側もどれがいいか考えることが多いと思うので、たまにリクエストしてみるのもイイかもですね

いつもありがとうございます
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2018/11/3(土) 午後 3:56 Benedictus

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選曲が嬉しかった時にお礼を述べたことは
ありますが、まだリクエストをした事はありませんでした。

2018/11/4(日) 午後 10:47 ニール

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ニールさん、ぜひリクエストしてみてください

あと、司祭にもミサの第1奉献文や第4奉献文の使用をリクエストしてみてください

まともな司祭であれば第2ばかりに固執せずに、第1や第4も使用してくれるようになります

ちなみに、毎回毎回何年にもわたり、週日や主日に第2ばかり使用しているような状態のことを、聖座は『化石化した典礼だ』として公文書において改善勧告を促していますが

依然として、いつもかつも第2奉献文しか唱えないような司祭は呆れるほど多いですから

彼ら司祭自身の向上心を促す意味でも、奉献文についてのリクエストをすることは、微温な司祭に対する霊的善業の1つでもありますので、リクエストしてみてください

それでも改善しようとしないような人には、もはや期待しないことです
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2018/11/4(日) 午後 11:39 Benedictus


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