神は、『全ての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられます』(1ティモテオ2.4) その真理とは、キリスト・イエズスのことです。 従ってキリストは、全ての国民、全ての人に告げ知らされ、こうして、啓示が世界の隅々にまで及ばなければなりません。 De Traditione apostolica 主キリストは至高の神の全啓示が自らにおいて完了されるため、かつて預言者によって約束された復員を自ら実現し、かつご自分の口をもって宣布しましたが、これを救いに関するあらゆる真理と道徳の源泉として、全ての人に宣べ伝えるよう、また彼らに神の賜物を与えるよう使徒たちに命じました。 Praedicatio apostolica 主の命令に従い、福音の伝達は2つの方法で行なわれます。 口述(Ore tenus);キリストの恩ことばを聴き、キリストと共に生活し、その御業を目撃して知ったこと、あるいは聖霊の示唆から学んだことを、説教と制度をもって伝えた使徒たちによって。 書物(Scripto);同じ聖霊の霊感により救いの知らせを書き物にした使徒たちとその周りの人々によって。 continuata in successione apostolica 使徒たちは、生きた完全な福音が、常に教会に保存されるよう、司教たちを後継者として残し、彼らに『自分たちの教導職』を与えました。 実際、使徒的宣教は、霊感の書に特別に示されていますが、不断の継承によって、世の終わりまで保たれねばなりませんでした。 聖霊のうちにあって遂行されるこの生きた伝達は、聖書とは異なるものとして『聖伝』と呼ばれています。言うまでもなくこの『聖伝』は、聖書と密接に結びついています。 この聖伝により、教会は、その教義と生活と典礼とにおいて、自らあるがままの全てと、信じることの全てを永続させ、あらゆる世代に伝えるのです。 聖なる教父たちの言葉は、聖伝のこの活力的な現存を証明するもので、その富は、信じかつ祈る教会の慣行と生活に注ぎ込まれています。 こうして、御父が御言葉によって、聖霊のうちに、ご自分についてお知らせになったことは、教会の中に現存し、働き続けています。 かつて語られた神は、愛する御子の浄配と不断に語らい、福音の生きた声は、聖霊によって教会に、また教会によって世界に響き渡り、そして聖霊は、信じる者を全ての真理に導き、彼らのうちにキリストの御言葉を豊かに宿らせるのです。 |

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