Bill Evans

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「Jazzを一緒に勉強しよう!」の本来あるべき
記事をアップしていく計画、第2弾です。

読んで頂いた方のお好きな曲が増えることを祈っています。

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Jazzを一緒に勉強しよう!
「Bill Evans」編 vol.2
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Bill Evansのアルバムを、リーダー作1枚目から晩年までを、
追いかけていこうという企画です。

それでは、リーダー作2枚目をどうぞ。

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概要
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分類   :リーダー作2枚目
発表・録音:1958年、12月15日録音。
共演者  :Teddy Kotick (bass), Paul Motian (drums)
タイトル :「EVERYBODY DIGS BILL EVANS
収録曲  :(注意)私の購入したCD版のアルバムに収録されているものです

01 - Minority (Giji Grice)
02 - Young And Foolish (Horwitt-Hague)
03 - Lucky To Be Me (Adolph Green, Betty Comden, Leonard Bernstein)
04 - Night And Day (Cole Porter)
05 - Tenderly (Walter Lloyd Gross)
06 - Peace Piece (Bill Evans)
07 - What Is There To Say? Vernon Duke
08 - OleoSonny Rollins
09 - Epilogue (Bill Evans)
10 - Some Other Time [Bonus Track]Leonard Bernstein

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本作全体を聴いて・・・
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「Minority」
は、ビルお得意(!)のマイナーな曲から。
明るい曲はあまりお好みではないのかなといつも思います。
しかしながら、マイナーな調の上で疾走する彼のフレーズは、
何とも言えず、好きなのですね。
ドラムソロへ渡す時の、フレーズ、美味しい。
真似しよう。・・・
「Young And Foolish」、のスローなピアノ。
明るくて、弱々しい朝の光が差すかのようなピアノ。
すれ違った日々への想いを馳せるかのような、センチメンタルな音です。
表現者としてのビルのセンス、心を持って行かれるよ。
引き続いて演奏される・・・「Lucky To Be Me」
ソロピアノがこんなに素晴らく、聞き入るものだと、
ビルが証明してくれた。
「Night And Day」は、PHILLY JOE JONESのドラムが楽しめる
濃い1曲。テンポはそんなに早くないから、演奏をじっくりと味わえるのが良い。
個人的には、この曲(Night And Day)の演奏が気に入っている。
「Tenderly」では、うって変わって3拍子。
ビルの得意ジャンルのように私には見える。
「Peace Piece」は、大方の人が好きになるであろう、
開放的な印象を与えるCメジャーの6度、13度の音づかい。
「What Is There To Say? 」
スローな曲に、ビルのお得意ブロックコード。
粒のそろったピアノは、美しく。
弱い音を操るのがうまい。そして、ドラムが素晴らしく良いなぁ。
「Oleo」
超高速Oleo。jazzの中でもとりわけ有名な曲だと思うので、
私もジャズをやり始めた頃、参考にしようとした、・・・(もちろん今も。)
「循環」と呼ばれる部類の曲で、つまり、コード進行がお決まりなんです。
だけれど、ビルが演奏すると個性的で、こんなアドリブなかなかしないだろうし、
それがビルの良さであり、凄さ。
「Epilogue」
全体的に4度、5度の音を効果的に使った曲で教会の響きのようでもある。
オルガンで演奏したら、・・・なんて想像してしまう。
モチーフだけの35秒の演奏。
「Some Other Time 」
Peace Pieceの原型となった曲。バーンスタイン作曲。

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本作の1曲:「Lucky To Be Me」
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「Young And Foolish」、のスローなピアノに。
引き続いて演奏される。
「Lucky To Be Me」

夕焼けが見えるような、静かな広がりを持った空間。
歌詞を調べると、・・・
「思いもかけず
 (思いを寄せていた人?あるいは、理想通りの恋人が)
 目の前に現れて、歓喜に浸る」
 ・・・というような内容(と理解)。

出だしの8小節、採譜したところをここに挙げておきます。

イメージ 2
特徴的で、かっこいいなと思わせたのが、出だしのB♭の時に奏でる和音。
(B♭が正しいコードかは、意見が分かれると思いますが、
 少なくとも、Fに戻るための4度の音が中心構成されているのでは。)
11#と、7thの音が、4度の関係で和音を構成するので、
サウンドが厚くなり、インパクトのある音に成っていると思う。

2小節目でも、同じような音をうまく使っている。

8小節目は、通常F6などで演奏されると思うが、ビルは、Cの音を
ルートに足して、F6onCとしているところが、
トニックに戻りそうで、戻らない、ふわふわとした浮遊感を演出していて、
この曲にあった雰囲気を醸していると思います。

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参考文献
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「KAWADEビル・エヴァンス」
「Wiki」
「Amazon」

Peace Piece」は、Leonard Bernstein
Some Other Time」を紹介したもので、もっとも有名です。(Amazonレビューより)
レナード・バーンスタイン曲「サム・アザー・タイム」
をエヴァンス流に発展させたオリジナル「ピース・ピース」は、後年に開花する
ポスト・ハード・バップ・スタイルの原点。
マイルスらの推薦文をあしらったジャケットも異例。(KAWADEビル・エヴァンス)

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ジャケット
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表紙:紹介元サイト Amazon

LPジャケット裏面:紹介元サイト

イメージ 1





元旦に宣言していた、「Jazzを一緒に勉強しよう!」の本来あるべき
記事をアップしていく計画、第1弾です。
(2018年のうち、12記事UPすることが目標です。・・・ハードル高いなぁ。)

どうか、お手柔らかに、そしてのんびりと楽しんでいってください。
読んで頂いた方のお好きな曲が増えることを祈っています。

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Jazzを一緒に勉強しよう!
「Bill Evans」編 vol.1
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私が初めて知った「Jazz」のジャンルに属するCD、それは、
Waltz for Debby」(Bill Evans)、でした。

ミステリアスなジャケット、CDから流れてくるピアノの音と
ドラムのブラシでこする音、・・・ベースの静かなガイド。
途中で聞こえる、グラスがカチンと鳴る臨場感あふれる雑音。
「Jazzって、何かよくわからんが、大人な感じっ・・・」

あれから・・・15年あまり。

エバンスが何を弾いて、どうしていたのか、探っていきたいのです。
プレイヤーとしての目線が中心になってしまうと思います。
オーディオ(音質)の良い・悪いは一切触れません。

Bill Evansのアルバムを、リーダー作1枚目から晩年までを、
追いかけていこうという企画です。

それでは、記念すべきリーダー作1枚目をどうぞ。

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概要
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分類   :リーダー作1枚目
発表・録音:1956年、9月18日・27日録音。
共演者  :Teddy Kotick (bass), Paul Motian (drums)
タイトル :「New Jazz Conceptions
収録曲  :(注意)私の購入したMP3版のアルバムに収録されているものです

01 - I Love You (Cole Porter)
02 - Five (Bill Evans)
03 - I Got It Bad And That Ain't Good (Webster-Ellington)
04 - Conception (George Shearing)
05 - Easy Living (Robin Rainger)
06 - Displacement (Bill Evans)
07 - Speak Low (Nash Weill)
08 - Waltz For Debby (Bill Evans)
09 - Our Delight (Tadd Dameron)
10 - My Romance (Hart Rodgers)
11 - No Cover, No Minimum (Take 2) (Bill Evans)
12 - No Cover, No Minimum (Take 1) (Bill Evans)

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本作の1曲:「Our Delight」
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[全体の構成]
intro(8小節)
thema(32小節)
piano solo(3回:32小節*3)
bass solo(1回)
piano/drums solo の交換によるソロ1回(4バースで32小節)
thema (32小節)
ending(8小節)

[特筆すべきアドリブ]
piano soloの出だしを採譜・分析してみました。

出だしのコード進行は、Aフラットキーを主キーと考えると、

「2度セブン、5度セブン、1度、6度セブン」
「2度セブン、2度マイナー、3度(トニック)、ツーファイブ」

(次の小節に引っ掛ける為の、2度セブンの半音上のセブンスを瞬間的に挟む)

なので、Aフラットキーで、123456791113の度数を振ってみたのが、
採譜の図です。
赤字のところは、インサイドではない音。

1小節目:(B♭)
F、Fシャープ、G、Aフラット、Bフラット、C、Dフラット・・・
この発想は私には、全くなくて。
1小節目から、「なぜこの音弾いたのかな?」と。

Aフラットキーの、メジャーで1235と弾くのは、ごく普通のこと。
それに引っ掛ける経過音としての、67♭7だったのかと解釈。
今後、このフレーズ使わせて頂きます、>Evans様!

2小節目:(E♭)
E♭に対し、全音上のFマイナーは、調和しつつテンションも11thが入り、
使いやすい音。(私も使うことがある。)
最後の、9#は次の小節に向かうための経過音と解釈。

3小節目:(A♭△7)
3度から始まるA♭の展開形、7、1、3、5も、ビバップでは、
よく見る典型的なフレーズ。

4小節目:(F7)
7thコードでは、効果的に使える9thフラット。ここでも、Fの音に対し、
9thフラットをうまく取り入れて、セブンス特有のコード感を演出。

5小節目:(B♭7)
素直にB♭の3度からアルペジオしたビバップフレーズと考えるが良さそう。
B♭にB(A♭キーの9#と記載があるところ)は、美味しい音。4小節目と同じく、
9thフラットをうまく取り入れて、セブンス特有のコード感を演出。

6小節目:(B♭m7ーBdim)
7小節目のルートの音Cに向かって、半音ずつの音づかいをしたと解釈。
(クロマティックスケール)

7小節目:(A♭onC)
トニック感をしっかり演出で、安定の3512(9#)31と上昇、下降。

8小節目:(B♭m7ーE♭)
お休みです。
ピアノとはいえ、ソロも弾きすぎは良くありません。
休符も大事。


イメージ 1




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参考文献
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「KAWADEビル・エヴァンス」
「Wiki」

1956年、9月18日・27日録音。
Bill Evansは、1929年8月16日生まれ。27歳の時の録音と思いますが、
文献:KAWADEビル・エヴァンスによると、26才のリーダー作と記載が。
レニー・トリスターノバド・パウエルの影響が影が認められると記述あり。

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ジャケット
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表紙:紹介元サイト Amazon

LPジャケット裏面:紹介元サイト 

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