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ボストン美術館

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ボストン美術館の至宝展をみてきました。
 
入り口にメッセージ。
 
 「教育活動とアウトリーチと呼ばれる館外での普及活動はボストン
 
美術館のはたすべき使命の中心をなすものであります。」
 
とありました。
 
ボストン美術館は公的な援助は受けなくて、作品は寄贈や寄付してくれた
 
コレクターの方々の慈善行為からなつているのだそうです。
 
ちなみに開館は1874年です。
 
 古代エジプト美術のコレクション。
 
エジプトにあったらエジプトの人々はもっと自由に見られたのになぁとおもいました。
 
以前、お会いした方でエジプトの何かを研究しているのですが、ドイツに
 
留学してました。
 
どうして?エジプトの資料はドイツに多くあるからとおっしゃっていました。
 
 アフガニスタンのバーミヤンで像が爆破されました。
 
貴重な祖先の遺産と思わない人たちが一瞬にして爆破してしまうことも
 
あります。そうなると二度と戻らないことを考えると、他国にあっても
 
いいのかしらと、ちらっとはおもいましたが。
 
出土した国の人が戻してほしいと言ったら、戻されるといいとおもいました。
 
 今回、初めての里帰りしたという、日本の英一蝶の涅槃図があります。
 
ボストン美術館にある日本美術は、19世紀に日本に来たアメリカ人の
 
コレクターの人たちによって海を渡っていきました。
 
その当時の日本の人達は、それらの絵が海を渡っても、
 
くやしがらなかったのではないでしょうか。
 
林家正蔵さんの中村仲蔵という落語があります。
 
その中で仲蔵が両国あたりの飲み屋に入ると、掛け軸があり客が
 
「一蝶ですね 」と聞く場面があります。
 
カタログによると、一蝶は絵師でありながら、俳諧もたしなみ、幇間でも
 
あったそうです。
 
そして10年以上も三宅島に流しにあったのだそうです。
 
1911年にボストン美術館に収蔵されて、はじめての里帰りです。
 
またこの絵をみたいと思ったらボストンまで行くしかないのです。
 
曽我蕭白の風仙図屏風も良かったです。
 
渦を巻く旋風を力強く筆で、大胆に描かれているのが、いいなぁとおもいました。
 
 洋画では、ゴッホの郵便配達人ジョゼフ・ルーランとルーラン夫人の絵が
 
よかったです。
 
過去2回、ボストン美術館のカタログがありました。
 
1991年、ボストン美術館秘蔵フェノロサ・コレクション屏風絵名品展。
 
館長のアラン・シェスタックさんは、
 
私達は日本人の優雅で繊細な美意識をきわめて優れた例証である、これらの
 
素晴らしい屏風絵を、日本の皆様に鑑賞していただくために、お貸しすることを
 
喜ばしく思っておりますと、書いておられました。
 
2回目は名古屋のボストン美術館にみにいきまました。
 
葛飾北斎の 「朱鍾馗図幟 」が印象に残っています。
 
お知らせです。
 
10月9日
 
新宿区の花伝舎で11時と13時30分
 
津輕三味線の佐藤道芳さんとコラボします。
 
一応4メートルの紙に描きます。
 
よろしくお願いいたします。

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優れた美術品は略奪で奪ったり、奪われたり、はたまた外交手段として戦争を回避したり、文化の伝道師となったり、純粋な商取引としての商品だったり、本国で粗末に扱われても異国の地で大切にされたり。
美術品の歴史は人類交流の歴史ですよね〜。
美術品を破壊する人々と命懸けで守る人々。
私は優れた美術品は未来に遺されること、
そして世界中に伝播することを重視していますので、
大好きな蕭白の傑作が海外にもあるのは嬉しいです。

2017/11/12(日) 午後 3:35 [ アートカズコ ]

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カズコさんにお会いできてうれしいです。本当に

そうですね。どこにあっても、その作品が存在しているとうれしいです。
> アートカズコさん

2017/11/14(火) 午後 2:39 [ sachiko ]


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