倖子の墨の絵日記

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この所は涼しい日が続いていますが、私が行った8月中旬のその日は、
 
まだ暑さの厳しい日でした。
 
そのおかげかどうか、会場にはそんなに人が多くなく展示品の前を、
 
そぞろ歩きする程度でした。
 
作品はゆっくりとみることができました。
 
  日本の国宝は、約900件だそうです。
 
縄文時代の出土品は6件、国宝に指定されていますが、それもやっと
 
1995年に指定されたそうです。
 
  「 縄文土器は単なる容器ではないのです。」と 縄文土器・土偶の著者
 
井口直司さんは書いておられます。
 
縄文土器は縄文時代を通じて、素焼きに徹したままで、容器の機能と、直接
 
関係があるとおもわれない造形や、文様が組み込まれているという、特徴を
 
持っています。とも書いておられます。
 
 私は今回の土器の中で、一番美しいとおもったのは、山梨県甲州市殿林遺跡
 
から出土した、 「 深鉢形土器 」です。
 
縄文時代中期の曽利式土器で、1962年に果樹園の耕作中に、突然発見された
 
そうです。
 
ほとんど欠けることなく、良好な遺存状態で発見され、煮炊きなどには、使用
 
されなかったそうです。
 
息がつまる様な、美しい形にほどこされた、渦巻きと曲線模様の美です。
 
 奈良県橿原市観音寺本馬遺跡出土の土偶。カタログに、シンプル イズ
 
ザ ベストと書いてありました。
 
おちこんでしまった時など、この土偶が側にいてくれたら、なんだか、にっこり
 
してしまいます。
 
あったかい土偶です。
 
 愛媛県久方高原上黒岩岩陰遺跡出土の、 線刻礫 実物はちいさ過ぎて、
 
何が描かれているのか、さっぱりわかりませんでした。
 
私の後ろの人たちも、何も見えないねぇ。
 
 長野県茅野市棚畑遺跡出土の、縄文のビーナスは、豊かなお尻と、太い
 
足で大地にたくましく、立っている姿がいいですね。
 
大分前になりますが、八ヶ岳にスキーに行った帰りに見にいきました。
 
 そして、山形県舟形町西ノ前遺跡出土の、縄文の女神は、どうしてあんなに
 
スタイルがいいのでしょうか。

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損保ジャパン日本興亜美術館に見にいきました。
 
クレパスはクレヨンとパステルの良さを兼ね備えた、絵画材料として
 
1925年に、日本で誕生したそうです。
 
名前の由来はクレヨンのクレとパステルのパスで、クレパスとなったそうです。
 
152点も展示されていました。
 
梅原龍三郎の人物は、線描きで、ぐちゃぐちゃとした線で描かれていて、
 
おもしろかったです。
 
寺内萬治郎の裸婦は、クレパスとは思えなかったです。
 
中村研一の婦人像は、黒の線が太く、力強くて、好きです。
 
女流画家協会を設立した、藤川栄子さんのアネモネの、線はいいなぁと
 
おもいました。
 
東御市の梅野記念美術館には、菅野圭介さんの絵が何点かあり、水色の
 
色が印象に残っています。
 
今回のクレパス画は、菅野圭哉になっていました。
 
菅野さんは、三岸節子さんと契約結婚をなさりました。
 
その期間は5年位だった(?)ようですが、節子さんは、菅野さんからいろいろ
 
な事を学びとり、新しい作風を開拓していったそうですが、別れたあと、
 
菅野さんの生活はボロボロになっていったようです。
 
大沢昌助さんの油絵と版画は1点ずつもっています。
 
大沢さんの父親は著名な建築家で、おとうさんから徹底した透視図法と
 
幾何図法を学んだそうです。
 
山を描いた版画はよくわかりませんが、この二つの図法を学んだことが、
 
影響しているような気がします。
 
私の大好きな絵です。
 
池田龍雄さんのパトロールは赤系のクレパスで描かれていました。
 
鴻池朋子さんのLittle wild Thingsは、最後の部屋のせいもあるかも
 
しれませんが、一番印象に残りました。
 
巨匠たちのクレパス画展で巨匠たちは、文化勲章など諸々の賞を、受賞
 
してます。
 
熊谷守一さん、あれぇ 守一さんは賞を辞退したのでは、と思ってまたら
 
文化勲章、勲三等叙勲辞退とありました。
 
 
 7月9日からOギャラリーの倖子の墨の絵展には、たくさんの方々が(430名)
 
お見えくださりました。
 
猛暑の中、本当にありがとうございました。
 
こころからお礼申しあげます。

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国際博物館の日

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5月18日は国際博物館の日だそうです。
 
上野の博物館の入場料も無料になると、新聞記事にありました。
 
丁度、金曜日です。
 
夜、8時まで開館です。いってみました。
 
行ってみると、無料になるのは、常設展だけでした。
 
企画展は有料と、言われたのですが、常設展は普段は見る機会が少ない
 
ので、入館しました。
 
平成館の企画展示室は、 「サル」特集でした。
 
江戸時代、狩野派勝川院の猿猴図。原本は (15c〜16c)の相阿弥で、
 
その方の模写なのですが、 手ながザル の毛の描きかたが緻密で、線が
 
生きている感じがしました。
 
明治時代の柴田是真筆、 「 意馬心猿図 」 馬の背中に烏帽子をかぶった
 
猿が乗っています。
 
その馬を、太い筆で一気に円を描くように描いています。
 
馬のこんな描きかたもあるのかと、思いました。
 
筆運びのテンポがいいから、みていて気持ちがいいですね。
 
考古展示室には、重文の埴輪の猿が展示されていました。
 
6世紀、茨城県行方市の大日塚古墳から出土。
 
顔の表情が、猿そっくりです。(あたりまえですが) ずうっと見たいても飽き
 
ません。
 
東洋館には、14世紀、元の時代の松田山人と言う人の91歳の時の作品
 
「 栗鼠図 」 栗鼠の毛並みを、乾いた筆でかいています。
 
これも凄い描きかただなぁとおもいました。
 
 
  おしらせです。
 
  7月9日から14日まで。
  
  Oギャラリー  (銀座1丁目) で個展をひらきます。
 
  御来館くださいませ。

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2018−4−1
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恵比寿ガーデンシネマで公開された、
 
大英博物館プレゼンツ北斎をみました。
 
とてもすばらしい映画にであいました。
 
映画が完成するまで、10年の歳月がかかったそうです。
 
この映画の制作にかかわった、50年来の北斎研究者、ロジャー・キースさん、
 
大英博物館 「北斎 」キューレターのティム・クラークさんの言葉には、
 
北斎を愛する心が滲み出ていました。
 
北斎の作品の中で、私が今までみたことのない作品に、出会うこともできました。
 
ゴッホやモネなども、北斎の影響をうけました。
 
70歳をすぎてから描いた肉筆画がすばらしいですね。
 
キースさんもクラークさんも、 線がすばらしい と言っていましたが、線は筆で
 
描くから、すばらしいのだと思います。
 
私が水墨画を習いに行った時、線引き1年といわれました。
 
面で表現するのと違い筆で表現する絵は線が生命とおもいます。

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国立近代美術館の熊谷守一展を見てきました。
 
私は30年以上前、守一さんの絵がすきで、最初の個展は要町にある熊谷守一
 
美術館のギャラリーで開きたいと思いました。
 
1993年、個展ではなく2人展をしました。
 
木村定三さんのコレクション展に愛知県立美術館にもいきました。
 
守一さんの絵は好きでした。
 
今回の200点を超える作品をみても、あの当時の感激はありませんでした。
 
どうして?なのか。
 
チラシに 「 その作品は一見ユーモラスで、何の苦もなく描かれたように思います。
 
しかし70年以上に及ぶ制作活動をたどると、暗闇での、ものの見方を探ったり
 
同じ図柄を何度も使うための手順を、編みたしたりと、実にさまざまな探求を
 
行っていたことがわかります。」とありました。
 
そうなんですね。
 
なんとなわかって来ました。それは今回のチラシをよんでもわかります。
 
今回の展示作品は私の好きな作品と違っていたのです。
 
私は守一さんのクロッキー、特に墨で描かれた作品や書が好きなんです。
 
油絵の具を使って計算された作品よりも、計算されたとしても計算どおりに
 
いかない墨の作品が好きなんですね。
 
私にとっては守一さんの墨の作品や書をみていると、心がやすまります。
 
日本民藝館の棟方志功と柳宗悦展に行きました。
 
今回の棟方作品は、今までみていた棟方作品より 「いいなぁ」と思いました。
 
パンフレットに
 
「 名を成すことよりも作品そのものが輝く仕事をすること 」柳の民藝思想は
 
棟方に180度の転換をもたらします。柳の指導に棟方が応え、柳が精選した
 
作品だけが民藝館にのこりました。 」とありました。
 
 2月7日からの国立新美術館のNAU展にたくさんみなさんに御来館いただきました。
 
ありがとうございました。
 
7月のOギヤラリーの作品展もよろしくお願いいたします。

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