「自転車レース」

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レース名称: 第6回富士山国際ヒルクライムレース
開催場所: 「ふじあざみライン」須走口〜五合目までの11.4km
開催日: 2009年6月28日
主宰: アール・アンド・アイ


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6/21、 雨。 


今年初めての「ふじあざみライン」。 来週は「富士山国際ヒルクライム」レース本番だというのに、このバケツをひっくり返したような雨はどうだ!なんだか


「レース出んの、やめろや」



といわれているみたい。 


昨年は模型展示会開催とニアミスした事もあり、スケジューリングにはそもそも無理があって練習中16号で自爆、40kmから歩道を乗り上げ吹っ飛んだ。 原因はダンシング練習中(下りで!)ビンディングが外れた事による。 6月と12月は仕事的にも棚卸実施日なのでその準備などもあり、4,5,6月は自分にとって「気が気でない」3ヶ月間である。 気持ちに余裕がないから事故るのだ。 結果的にそのことが原因となりレースは断念、第一回目から出場してきた「富士山国際ヒルクライムレース」連続出場は4回で打ち切り。 直前に計測した練習コース「葉山国際カントリー」のタイムは自己史上最速の6分11秒だった。心の底から悔しい、と思った。 来年こそは「自転車一本にして復活してやるぞ〜」と思った。



1年間ヒルクライムレースに全く出ずの、今回のレース復帰戦。 



練習不足から来る体力心肺能力の低下は否めない。 なので昨年秋口には練習計画をエクセル表に書き出したりなんかして(笑)2009年早々に練習を開始。 まずは基礎体力作りに1,2月、3月は得意なダンシングスキルと重負荷トレーニング(20%の坂をアウター39Tフリー18T)などをこなして筋量UP。 4月から本格的にタイム計測を開始したのだが、5月末に模型展示会、キックボクシングの試合が開催され、仕事では6月に年度期末棚卸と盆休み向けの発注業務が重なり、5月中旬より練習を一時停止せざるを得ない状況となった。 

あけて6月、大きなイベント2つクリアされ重荷が中荷程度にはなったけど・・。 5月に出来なかった150km〜230kmの持久系を数発入れてみたりもしたが、いまさら



「焼け石に水だろう」



モチベーションは下がるばかり。 練習の出始め1、2、3月が良い感じだっただけに失意も大きかった。持久系は本来2ヶ月前くらいに集中してやるべきものだと、自分は思っていたし、そう予定していたからだ。 そしてあっという間に「レースまであと1週間」



「あざみライン」を全く登っていない。 




この恐怖感はどうだ。 幾ら地元で激坂を登ろうが何しようが、実際のレースコースを1年近く登らずに「ぶっつけ本番」で出るという、この恐怖感はどうだ・・・。 

コースも3つのセクションに分かれることくらい、第三セクションの7km地点あたりがキツカッタくらいにしか覚えていない。 だからなんとしてでも、この試走でどの位のタイムで今走れるのか確認しておきたかったし、激坂ポイントも体感しておきたかった。 それがこの


激雨である。



時折遠くでカミナリまで鳴っている。 借りてきたレンタカー「プロボックス」には我が愛車「TREK 5.2マドン」が寝ているけど、このまま寝かして逗子に帰る事になるのだろうか? ワイパーを動かさずにいると前は全く見えなくなるほどの激雨の中、取り合えずスタートライン「0.4km」地点にハザードを出して停車する自分であった。


(次回更新に続く)

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レース名称: 第6回富士山国際ヒルクライムレース
開催場所: 「ふじあざみライン」須走口〜五合目までの11.4km
開催日: 2009年6月28日
主宰: アール・アンド・アイ

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「ふじあざみライン コース概略 Vol.7」


○○ ○○ ○○ ○○ 


◆「第三セクション」


★「後半部」 <「狩休」(8km地点)〜「富士五合目ゴール」(11.4km地点)まで>


○ 1)「セクション開始」(狩休) : 道路標識8km・スタートより7.6km地点 


「富士山国際ヒルクライムレース」第2補給地点となる。 左側には狭いながらも空きスペース(駐車場)
があり(但し不整地)バス停まである。 「狩休」は前半部から続く「激坂区間」経路途中にあり、10数メートルと短い距離ながらも、斜度はここで一瞬4%ほどにおさまる。 だがそのすぐ先で再び激坂は盛り返す。 以降200m先の右コーナーまでは斜度14〜17%程度の「プチ激坂」が続くので、まったく気の抜けないセクションである。  

激坂が集中するこの「第三セクション」を、自分はここ「狩休」を境に「前半部」「後半部」とにわけてみた。 因みに2005年TOJ「富士山ステージ」でステージ優勝したアンドレイ・ミズロフ選手はこの「狩休」を26分47秒で通過している。 


★ 2)「第1コーナー(左)」: 道路標識なし・スタートより7,7km地点  
「狩休」通過後一つ目のコーナーで、そこから十数メートルも進まぬうちにこの第1コーナーから再び13〜14%まで跳ね上がる。 ここは前半部セクションから続く「激坂区間」の経路途中にあり、区間最後部にあたる。 

区間距離としては150mと短いが、この区間の存在を忘れてはならない。 なぜならば、例えばこの区間の存在を無視して「狩休」をスパート最終地点とした場合、その先には当然ながらまだ激坂は続くので「終わったはずの激坂」が不意に現れ、目の前に立ちはだかるかのような圧迫感を感じ、体力的にも精神的にもダメージとなるかもしれない(自分だけかもしれないけれど)。 次の右コーナーを通過すればこの激坂区間は終了。 以降待望の平坦路(緩斜度)が展開。  


○3)「第2コーナー(右)」: 道路標識8.2km・スタートより7,8km地点  
「8.2km」の標識を通過すればひとまず脚を休める事が出来る。 以降平坦路あるいは緩斜面が随所にあらわれるので休憩区間ともいえる。 しかしタイムアップを図るためには寧ろ、この区間でのスパートが必要と思われる。   


★4)「第3コーナー(左)」: 道路標識なし・スタートより8,1km地点  
斜度は13〜15%、イン側バンクなら15%以上、激坂の勢力も少しおさまりつつある「後半部」とはいえ、左コーナーのみ、依然として勢力は衰えず。 コーナーを過ぎれば、平坦に近い緩斜面へ、というパターン。 加速区間であり、タイムに大きく影響する大事なセクション。


○5)「第4コーナー(右)」(白カンコーナー):  道路標識8.8km・スタートより8,4km地点  
かなりきついヘアピン。 斜度はさほどきつくなくて7〜10%ほど(あざみラインを登ると斜度感覚が麻痺してくる・・・8%なら緩斜度だ)。 

コーナー左側に「国有林の保護」に関しての注意書きか何かが書かれた「白い看板」がたっている。 なので最初は「国有林コーナー」と勝手ながら付けてしまおうと思ったのだが、語呂が長過ぎ。 結局「白カンコーナー(カンは看板の看)」に決定。 コーナーを抜ければと再び平坦・緩斜面、加速区間のパターンだ。


★6)「第5コーナー(左)」: 道路標識9.2km・スタートより8,7km地点  
斜度13〜15%、イン側バンクなら15%以上。 しつこいが、「旧馬返し」以降の左コーナーは全て15%前後あるいはオーバーの激坂だ。 コーナーを過ぎればやはり再び平坦・緩斜面、加速区間のパターンとなる。 

2006年TOJ「富士山ステージ」で優勝したウラジミール・デュマ選手のライディング映像をチェックしたが、映像はちょうどこのあたりを収録したものと思われる。 激坂左コーナーをインベタでダンシングライドしている。
 


★5)「第6コーナー(右)」:(キノコーナー)  道路標識9.4km・スタートより9km地点  
セクション3つめの右コーナー。 かなりきついヘアピン、斜度は思うほど大した事は無く7〜10%程度。このコーナー左側には「毒キノコに御注意」の看板があり、この看板が「後半部」セクション最重要ポイントとなる「9.8ストレート」が間近に迫りつつあることを告げる、重要な目印となる。

この「キノコ看板」を見つけたら「次の左に気をつけろ!」である。 

前項で概略を示したが、次の「第7コーナー(左)」超えた先には、激坂区間「9.8ストレート」が待ち構えているからだ。 この「キノコーナー」を抜ければ緩やかな下りで「加速区間」。 ここまでは今まで通過してきた「狩休」以降の「激坂→加速」のパターンだが、その先が違い、ここだけがその例外となる。

緩斜面をクリア、勢いそのままに左、激坂に進入。 そのまま15%を処理、次の平坦道を期待するその先には18%の激坂が! 距離は100m前後ながらその破壊力は抜群、なぜなら、ここを通過するクライマーの誰もが疲労の極みにあるからである。 一流選手でさえ身悶えしながらのクリアを余儀なくされるのだ。


★6)「第7コーナー(左)」: 道路標識なし・スタートより9.2km地点  
セクション通算3つめの左、斜度16%イン側バンクで20%以上。 前述のとおり。 コーナーを過ぎると「あざみライン」最後の試練「9.8ストレート」18%が待っている。 「後半部」セクションでの重要ポイント、最もきついセクションだ。


★7)「9.8ストレート」: 道路標識9.8km・スタートより9.4km地点  
素晴らしい破壊力を持つ、短い18%斜度のストレート。 前述のとおり。 前に通過する第7コーナー16%斜度から、そのまま18%を維持してここに繋がるからその威力は凄まじい。 だがこのセクションを超えれば「あざみライン」ゴール目前! ストレートを抜けて右コーナー、その先は緩やかな斜面。  


○8)「第8コーナー(右)」: 道路標識10km・スタートより9.6km地点  
10%以下の緩い斜度。 コーナーを抜けると緩斜面で加速区間となる。 ゴールまであと1.5kmを切った! もう連続する激坂セクションも無い。


★9)「第9コーナー(左)」: 道路標識なし・スタートより9.8km地点  
セクション通算5つめの左、斜度16%イン側バンクで20%以上。 コーナーを抜けると平坦・緩斜面、加速区間。 次の左は最終コーナーだ!


★10)「第10コーナー(右)」(直角コーナー): 道路標識10.4km・スタートより10km地点  
コーナー直近に黄色い道路(警戒)標識「直角コーナー(注意)」。 このコーナーに達したらゴールまであとわずか1km、ラストスパートの準備である。 コーナー通過後に残る激坂は2つだけ、それも最終コーナーを含んでの数だ。 次の第11コーナー(左)に達するまでは比較的長い緩斜面ストレート。 その途中に道路標識11kmがある。 次の左コーナーをクリアすればゴールまであと500m!


★11)「第11コーナー(左)」: 道路標識なし・スタートより10.8km地点  
「あざみライン」全コースを通して最後の左コーナーだ。 斜度16%イン側バンクで20%以上、クリアすればゴールまで500m残すのみ。 コーナーを抜けると緩い登り斜面のストレートが展開。


★12)「第12コーナー(右)」(最終コーナー): 道路標識なし・スタートより10.8km地点  
最終コーナーである。 コーナーバンクイン側のラインを走る事となるので、斜度は18%前後あると思われる。 コーナーを抜けると斜度は維持したまま、十数メートル走ってゴールとなる。 



オツカレサマデシタ〜!



(次回更新に続く)

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レース名称: 第6回富士山国際ヒルクライムレース
開催場所: 「ふじあざみライン」須走口〜五合目までの11.4km
開催日: 2009年6月28日
主宰: アール・アンド・アイ

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「ふじあざみライン コース概略 Vol.6」



○○ ○○ ○○ ○○ 


◆「第三セクション」


★「後半部」 <「狩休」(8km地点)〜「富士五合目ゴール」(11.4km地点)まで>



セクション前半部「7.2ストレート」からの「激坂連射砲」その威力は凄まじい。 左3つ右3つ計6つのコーナーおよびそれらのコーナー間は、16〜18%級の斜度を維持している。 その距離たった600m程度、しかし、既にこの「7.2ストレート」までの約5kmは「プチ激坂(9〜14%)」、それなりに心拍は上昇、乳酸も溜まっているから、この激坂区間はいわば「送り狼」みたいなものである。 心も折れかけたクライマーの脚に「逃がすもんかい、ケケケ!」ガブリ食いつく「送り狼」、たまらず漏らす嗚咽・うめき声。一流選手でさえ蛇行走行余儀なくされる最初の区間がここである。  

その「拷問」が一瞬止まる場所、それが「狩休」(8km地点)。 なのだが、十数メートル進まぬうちに斜度は再び10%オーバーなので、激坂区間ゴール設定はこの「狩休」ではなく、その200m進んだ先にある道路標識「8.2」km地点にすべきだと、と前項で強く示した。 

さて、第三セクション前半部から後半部にかかるこの「激坂区間」をクリアすると、コースは基本的に以下パターンとなる。



◎「第三セクション 後半部のコース展開(基本)」


1)「右コーナー(6〜10%程度)」
        ↓ 
2)「平坦(あるいは下り・アップダウン・5%以下の緩い登り)」
        ↓
3)「左コーナー(10〜15%程度」
        ↓
4)「平坦(あるいは下り・アップダウン・5%以下の緩い登り)」




繰り返しになる。 第三セクションの左コーナー(12ある)その全てが激坂(12〜22%)。 しかし右コーナー(12ある)については、激坂(12〜22%)コーナーはその半数(6つ)に過ぎない。 第三セクションを通して、セクション前半部でその半数(3つ)はクリアしているから、残る激坂は3つ、左右あわせても9つのみである(それだけあれば充分か)。

だが左の激坂コーナーを過ぎれば、上記のような「平坦(あるいは下り・アップダウン・5%以下の緩い登り)」へと繋がる。 それがわかっている。 前半部の「送り狼」的激坂構成はもう何処にも無いのである。 嬉しいではないか! 思わず繰り出すペダルに力がこもろうってモンだぜ〜と、あしたのジョーみたいに叫びたくなるところだが・・・。



ただの一箇所、上記パターンとならないポイントがある。
そして、ここが要注意なのら〜!(まことちゃん風に)


限られた僅かなスタミナ。 浪費せず効率的に使うことがタイムアップに繋がる。 このためヒルクライムレースにおけるコース展開の把握は死活問題といえる。 掲げたこの例外ポイント、その展開・場所を知っておかないと、ゴール前に使うべきスパート用スタミナを、ここで使い果たす事となるのだ。 

その重要なポイントが距離標識「9.8km」地点にある


「9.8ストレート」(自分が勝手につけた)


「左のコーナーを抜けたら楽な展開」。 いままでのパターンがこのポイントだけ覆される。 


コーナーを抜けると80m前後、18%斜度のストレートが待っているのだ。 場所は狩休から数えて4つめの左コーナー、ここを超えた次のストレートである。 このポイントの接近を知らす目印があるので、「あざみ」を愛すクライマーは覚えられたし。 ストレート手前の左コーナー、その前の右コーナー(道路標識「9.4km」地点)左脇に

「毒キノコに御注意」


の表示がある(通称「キノコーナー」自分が勝手につけた)。 この看板を見つけたら次の「9.8ストレート」接近の目印。 要注意だ。 ちなみに「旧馬返」付近にも同様の看板があるので、それと間違えないように注意して欲しい。 


さて「9.8ストレート」。 予想以上に破壊力がある。


激坂左コーナー(15%前後)を抜けたら少し休めると、今までの展開からクライマーは期待している筈。左コーナーを抜けた先には平坦路だと、思いこんでいる。 ところがコーナー抜けた瞬間そこに平坦路は無く、突然18%斜度が噛み付いてくるのだ。 まさにサプライズアタック! 一瞬の気の緩みに「パクッ」と噛み付く毒ヘビの如しである(笑)。 

セクション前半部にあった「7.2ストレート」と似ているが、此方は少し距離が短い。 だが此方は進入までのコース展開として、平坦路ではかなりの車速も出て(自分の廻りにここを40kmオーバーが何人もいる)、その展開に体も馴れ始めた矢先のこの攻撃なのである。 不意打ちに近い展開なので、余計この斜度はきつく感じるし、実際「7.2ストレート」より斜度があり18%オーバーだ。 「9.8ストレート」。 短いながらも、後半部における最重要ポイントと心得る。


「9.8ストレート」を超えれば峠も超えた。 次の左コーナーは相変わらずきつい。 しかし抜ければ緩やかな斜度、加速区間。 次の右コーナー、道脇に黄色い道路標識


「直角」

を示している(「直角コーナー」と勝手に名づけた)。 このコーナーが右コーナーとしてはラス前、ゴールまで残り1kmもない。 次の左コーナー(これが左としてはラスト)を抜けたら、目の前に展開する緩斜面/平坦路、ここでラストスパート開始! もうこの先平坦路は無い、このストレートの後半で斜度は14%程度に上昇するが、次の左で最終コーナー、そしてめでたくゴールとなる。 

ゴール後はゴチソウさま、もう何もいらないよ〜といった感じ・・・だがこの充実感はどうだろう? 
だいたい自分はこの「あざみライン」を登り終えたあとに、富士山の景色を写真に納めた事など数回しかない。 富士山の景色以上に、「あざみライン」を制覇した事の歓びのほうが、勝っているからである。
(というよりカメラ持つ気力も残ってないからか・・・)


次で纏め、ポイント詳細を示す。


(次回更新に続く)

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レース名称: 第6回富士山国際ヒルクライムレース
開催場所: 「ふじあざみライン」須走口〜五合目までの11.4km
開催日: 2009年6月28日
主宰: アール・アンド・アイ

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「ふじあざみライン コース概略 Vol.5」


◆コース
おおまかに分けて3つのセクションになると思う。 全長11.4kmで標高1200mUPということは単純に考え平均斜度は10%以上、100m進んで10m上がる坂を延々11km以上登り続ける事になるのだが、「あざみライン」実際にはそのような感じにはなっていない。 


3つのセクションにわけるとすれば、第一セクションはスタートしてから約3km強までの区間(斜度0〜12% 区間距離3.2km程度)、第二セクションは続いて約5.8kmまでの区間(斜度6〜14% 区間距離2.6km程度)、最後は第三セクション、ゴールまでの区間(斜度-2〜22% 区間距離5.6km程度)となる。 各セクションの印象は第一セクションがまるで「未知との遭遇」一本道、第二セクションはガラリとかわって「つづら折れ」でクネクネとしている。 第三セクションは全体が激坂で構成されている。 自分はこのセクションを以下の2つにわけてみた。


★「前半部」 <「旧馬返」(5.6km地点)〜「狩休」(8km地点)まで>
★「後半部」 <「狩休」(8km地点)〜「富士五合目ゴール」(11.4km地点)まで>


○○ ○○ ○○ ○○ 


◆「第三セクション」


★「前半部」 <「旧馬返」(5.6km地点)〜「狩休」(8km地点)まで>(その2)


++ 「第三セクション 前半部 コースの構成」(つづき) ++



★ 12)「第11コーナー(左)」(22コーナー) : 道路標識なし・スタートより7,3km地点  
最大斜度22%。 自分が計測した限り、このコーナーが「あざみライン」全コースを通して「最もきつい坂」。 もっともアウトラインぎりぎりに走行ラインをとれば17,18%まで抑えられるかもしれない。 逆にイン側からの最短距離進入を試みると、さらに斜度は増して26〜27%前後となる。 個人的に過去最大心拍数191を記録した場所。 漢(おとこ)「激坂マニア」を自称するならば、黙ってイン側から進入玉砕したいところ。 自分は違うのでアウトを選択する(かな?)。


「激坂区間」最大のヤマ場である。 だからこのコーナーを越えればとりあえず安堵、理由として「これ以上斜度が増える事は無いから」がひとつ、ふたつめ、「激坂区間も残すところあと500mしかないから」である。 このコーナーから狩休までは300m、すなわち、前半部セクションの残りは300mなのだが、「激坂区間」は「狩休」でオシマイではなくその先200mまで継続する。 

このように「狩休」の先にまだ少し続く激坂の残党の事を考えて踏んでいかないと、「狩休」に達した際その先にまだ見える激坂の切れ端を見た瞬間、気力が萎えてしまうかも知れない。 この点は要注意事項である(自分にとって)。 

 
★ 13)「第12コーナー(右)」 : 道路標識7,8km・スタートより7,4km地点  
解糖系・運動強度最大を維持してきた「激坂区間」1.2km。 このコーナーを越えて次の左をクリアすればとりあえず「狩休」だ。 激坂区間は「狩休」のまだ少し先まで続くのだが、「狩休」の前は一瞬だが4%前後の平地である。 このコーナーを超える際には次の左を抜けた「狩休」4%を想い(笑)、スタミナコントロールしつつ踏み倒すしかない。 


★ 14)「第13コーナー(左)」(狩休) : 道路標識8km・スタートより7,6km地点  
「第三セクション 前半部」はここで終了。 何度も書くけど、その200m先まで斜度14〜17%が続くから気は抜けない。 左側には狭いながらも空きスペース駐車場があり(但し不整地である)、バス停もある。 右側には「旧馬返」地点にみられたものと同様の白地に黒文字で「狩休」の看板だ。 

以下余談。

2005年開催されたTOJ富士山ステージで、カペック所属のアンドレイ・ミズロフ選手が最速タイム40分台をたたき出したが(2009年のTOJ同ステージにて残念ながらこの記録は破られた)、その際「狩休」通過タイムは確か27分46秒だったと思う。 

計算すると「狩休」からゴールまでの3,4km区間は13分切りということになるが、後半部には最後のヤマ場である「9.8ストレート(斜度18%)」がまだ残るため、ここまでの死力を尽くした激坂踏破を考えれば、13分切りは一般人にはまずありえないと思う。 その超人ぶりにただただ自分は唖然するばかりなのである。 そして自分にとってミズロフは永遠のヒーローである!


** ** 以下捕捉 ** **


「第三セクション 前半部」としてはひとまずこの「狩休」で終了。 しかし、何度も繰り返すが7.2km地点から始まった「激坂区間」はこの「狩休」で一瞬斜度は弱まるけれども、その先も依然として勢力を保ち200m近く進むので、決して「狩休」で気を許してはいけない。 「狩休」で気力体力ともに売り切れとなると、タイムは大きくロスすることになるからだ。 


さて「激坂区間」のオシマイは何処に?


それは、「狩休」を過ぎてからその先2つ目の右コーナーである。 左コーナーを抜けて2つ目の右コーナー「後半部セクション 第2コーナー(右)」がそれである。 以上ここまでセクション前半部を記述したが、コースの最重要ポイント「激坂区間」の流れを理解するため、セクションは後半部に属するが、この項にて続けて記述することとした。 

以下、★15)「第1コーナー(左)」、★16)「第2コーナー(右)を続けて参照されたし。 なお、後半部の解説を次回掲載時には、同内容の記述をペーストするので御承知置き願いたい。


++ 「第三セクション 後半部 コースの構成」(一部) ++


★ 15)「第1コーナー(左)」: 道路標識なし・スタートより7,7km地点  
「狩休」前にある一瞬緩やかな斜面。 以降落ち着くかと思いきや、十数メートルも進まぬうちに再び斜度は13〜14%まで跳ね上がる。 その先に見えてくるこの「後半部 第一コーナー」は非常に鋭角的。 このコーナーを合図として「激坂区間」、最後の試練が始まるのである(なんて大袈裟・・)。 

とはいっても距離にしておよそ100mほど。 それにここから約1.6km先にある「9.8ストレート」(後半部の項で示す)までのコース展開は、最初にコース概略の項で示した通りかなり楽である。 

「左コーナー」のみ15%オーバーの激坂、一方「右コーナー」は最終コーナーを除き全て12%前後(ラインのとり方にもよる)そして平坦路・下り坂まである。 今までの苦労(?)を考えればラクチン別世界である(いい過ぎか!?)。 

★16)「第2コーナー(右)」: 道路標識8.2km・スタートより7,8km地点  
「8.2km」の標識が見えてきたら思わず「やった〜」と叫びたくなる(思うだけ/そんな気力は残っていない)。 その後目前に迫る右15%前後を処理すれば、その後は待望の「下り坂」だ! このコーナーを超えれば「激坂区間」は終了である。 コーナーを越えればすぐに下り坂、加速区間となる。



以上で激坂「第三セクション 前半部」および捕捉として「後半部」の一部についてはオシマイ。 前半部のコース構成について纏めると、セクション全体を15%超の「激坂」が集中しているため、「あざみライン」全コースを通して「最もきついセクション」である、ということに尽きる。 

だがその一方で注意したいのは、セクション全てを激坂が埋め尽くしているのではない、ということ。僅かではあるが10%以下のセクションも存在しているのである。 一瞬かもしれないが一息つける場所がこんなきついセクションにもある、という事である。

そのポイントがどのあたりにあるのかを把握しておく事で、スタミナコントロールが図れると思う。コースの展開を良く知る事で、体力的・精神的に(モチベーション的に)大きく差が出ると思うのである。 

体力面以上に強い精神力を要求されるこの激坂踏破。
コースの把握が大前提であると、思った次第。


(次回更新に続く)

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レース名称: 第6回富士山国際ヒルクライムレース
開催場所: 「ふじあざみライン」須走口〜五合目までの11.4km
開催日: 2009年6月28日
主宰: アール・アンド・アイ

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「ふじあざみライン コース概略 Vol.4」


◆コース
おおまかに分けて3つのセクションになると思う。 全長11.4kmで標高1200mUPということは単純に考え平均斜度は10%以上、100m進んで10m上がる坂を延々11km以上登り続ける事になるのだが、「あざみライン」実際にはそのような感じにはなっていない。 


3つのセクションにわけるとすれば、第一セクションはスタートしてから約3km強までの区間(斜度0〜12% 区間距離3.2km程度)、第二セクションは続いて約5.8kmまでの区間(斜度6〜14% 区間距離2.6km程度)、最後は第三セクション、ゴールまでの区間(斜度-2〜22% 区間距離5.6km程度)となる。 各セクションの印象は第一セクションがまるで「未知との遭遇」一本道、第二セクションはガラリとかわって「つづら折れ」でクネクネとしている。 第三セクションは全体が激坂で構成されている。 自分はこのセクションを以下の2つにわけてみた。


★「前半部」 <「旧馬返」(5.6km地点)〜「狩休」(8km地点)まで>
★「後半部」 <「狩休」(8m地点)〜「富士五合目ゴール」(11.4km地点)まで>




○○ ○○ ○○ ○○ 




◆「第三セクション」


★「前半部」 <「旧馬返」(5.6km地点)〜「狩休」(8km地点)まで>(その1)


第二セクション最終「第17コーナー」(左)を抜けるとすぐに見えてくるジェットコースターのようなアップダウン。 左に道路標識「6km」とあるが、スタート地点からは約5.6kmである(スタート地点は道路標識「0.4km」。すなわち実走行距離はこの標識よりマイナス400mすればよい)。 ここが第三セクション「前半部」開始地点である。 

30m前後の短い区間に6%程度の下り。 そのすぐ先には10%前後の登りが見える。 道路左に広いとは言えない不整地(駐車場)があり、例年レース開催時に補給所が置かれる(水のほか「パワージェル」が置かれる場合もある)。 ここに達するまで、既に12〜14%前後の坂を通過している。 心拍はあがり乳酸も発生している状況であり、そんな中で目前の10%斜度を見るわけだ。 とても嫌な気持ちになる(笑)。 

ここまでうまくスタミナコントロールできていると「お〜し、やってやる!」と前向きな姿勢にもなるが! レースとなるとイーブンペースを保つのはなかなか難しい。 だが本当にきつい場所はこんなところではない。 「激坂地獄」はこのもっと先にある。 さしずめここは「地獄の門」ならぬ「激坂の門」といったところなのである。



さて、前半セクションのコース構成を下に示す。



興味のある方はネットなどで「あざみライン」のコースを検索しつつ、じっくりと楽しんで(苦しんで?)いただきたい(笑)。



++ 「第三セクション 前半部 コースの構成(その1)」 ++



○ 1)「セクション開始」(旧馬返し) : 道路標識6km・スタートより5.6km地点 
補給地点、30m程のアップダウン(10%前後)


● 2)「第1コーナー(右)」 :  道路標識6,4km・スタートより6km地点 
緩やかで長めの右コーナー(200m前後)、斜度は18前後ときつい。


● 3)「第2コーナー(左)」(グランドキャニオン) : 道路標識6,6km・スタートより6km地点 
右側に「グランドキャニオン」と刻まれた石標あり。 斜度は18〜20%。


○ 4)「第3コーナー(右)」) : 道路標識6,8km・スタートより6.2km地点 
第二コーナーを抜けてからはこのコーナーまでは一瞬だが緩やかで斜度4〜10%。 しかしコーナーを越えた途端斜度は16%に。


● 5)「第4コーナー(左)」 : 道路標識なし・スタートより6.4km地点 
前コーナーたちあがりから16%維持のままこのコーナーまで。 抜けてからは次の右コーナー、その先まで緩やか6〜8%。


○ 6)「第6コーナー(右)」 : 道路標識7km・スタートより6.6km地点 
前コーナーたちあがりから、このコーナー抜けた数メートル先まで緩やか、6〜8%。 しかし次の左コーナー手前で斜度復活16%前後、ここからが全セクションを通して最もきつい「激坂区間」となる(区間距離は1.2kmほど)。 このコーナーを抜けたら要注意である!!


★ 7)「第7コーナー(左)」 : 道路標識7,2km・スタートより6.8km地点 
前コーナーたちあがり16%斜度はこのコーナーでさらに増して18%、抜けた先は斜度はそのままに、40〜60m程の「激坂ストレート」18%が待ち構えている。 このコーナー手前より「激坂区間」開始となる。 最重要ポイントだ。    


★ 8)「7.2ストレート」: 道路標識7,2km・スタートより6.9km地点 
前コーナーたちあがりから18%斜度をそのまま維持してこのストレートに。 例年ここで蛇行走行が繰り返される(一部の実業団登録選手、TOJ参加選手も同様に処理)。 ストレートに駆け上がる場合は前選手へ接近する前、後方より声をかけるなどして接触・転倒を避けるしかない(落車した場合再スタートは至難の技、大きくタイムロスする)。 名前は自分が勝手につけた(笑)。 


★ 9)「第8コーナー(右)」 : 道路標識7,4km・スタートより7km地点  
右コーナーだがきつい。 直前通過したストレートの18%はそのまま維持。 そして次の左コーナーに向かう数十メートルの間で斜度はさらに増し、20%前後に。 


★ 10)「第9コーナー(左)」 : 道路標識なし・スタートより7,1km地点  
ひたすら続く激坂の嵐、斜度は20%前後と変わらず。 ひたすら忍の一字である。


★ 11)「第10コーナー(右)」 : 道路標識7,6km・スタートより7,2km地点  
激坂区間2つめの右コーナー変わらずきつい斜度で20%前後。 乳酸地獄と心拍を抑えるのに必死となり、うめき声ともとれる断末魔の叫びがそこかしこに(笑)。  タイムアップを図りイン側バンクで最短距離を稼ぐ方法もあるが、その場合斜度はプラス2〜5%加算されるので、それなりの覚悟とパワーコントロールが必要だと思う(コースの把握は大前提)。


(つぎへ)


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