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製作開始:〜0000
製作終了:〜0730
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※別項にて連載させて頂いている「『ツポレフTu-95MSベア」を作る」、「『ツポレフTu-16バジャーA』を作る」、「『ツポレフTu-16K-10バジャーC MOD.』を作る」につきましては、現在11月の展示会に向け鋭意製作中、更新時間が全く取れませんので、作業が一段落しましたら其々の詳細記事を進めさせていただく所存です。 この項では製作現況をお伝えさせて戴きます。
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徹夜3日目、ヘロヘロだ・・。
展示会の前って毎回こんなだな〜(学習能力まるでなし)、体重体脂肪落ちまくりだ(これは食べてないからだろう)。 先週末の連休はバジャー2機から製作開始、日誌を書く暇も無かったので経緯をまとめておこうっと。
既に製作した「ヒートプレス用キャノピーの原型」を再改修。
横幅0,15mmずつ拡張、塩ビ板対応型へ改良済(最初プラ板のプレスを考えていたため0.4mmの厚み分をマイナスして製作。フィッティングも改良)。
懸念事項が片づいたので勢い、主翼、水平尾翼、垂直尾翼各端の薄い削りこみ、コクピット内部の作りこみ、上部銃座内部、後部銃座ターレットの改修(キットは銃身・ターレット共大き過ぎ、23mm機関砲は50mmほどに見える)、リモートコントロール式ターレットの改修、前脚収納庫前のランディングライトのクリアー化、インテーク前の凹み部分の修正、各クリアーパーツの接合部分のサンディング(瞬間接着材とパテで機体外板とガラス面を面一に加工)。 さらにキットが抱える最大の(?)弱点「インテーク」の改修も終わり(インテーク全体に及ぶ/問題点は空気取り入れ口だけでなかった)は、サンドペーパー番目を細かくして塗装に備えようとした段階で、気づきたくない問題を見つけてしまった!
胴体後部、垂直尾翼先端にあるフィンから、尾部銃座にかけてのラインである。
バジャーの垂直尾翼はロシア機特有とも言える背ビレ(フィン)がついている。 方胴体と垂直尾翼の境い目は垂直に近い角度を保っていて、フィンから水平尾翼の下あたりまではくっきりとラインがある。 ところがキットでは其れが省略されて、かわりにB-1爆撃機のような滑らかなブレンデッド形状。 実機では、垂直尾翼付け根のフィン先から、胴体最後端の尾部銃座ターレットまでは、側方からみて綺麗な胴体上部のアウトラインとして確認できる(爆撃機とは思えない優美なラインである)。 キットはこれが省略されているため実機の持つ鋭さが感じられない。
修正することを考えたが、 胴体は既に張り合わせある。 内側に裏打ちなど何もなく削ればアナボコがあき、そして「埋めて」「削り」の繰り返し必至だ。 胴体を切断、削り面の裏側へプラ板を貼ることも考えた。 しかしガラス部分(透明部品)は既に接着済、切断作業で生じる削り粉が、透明パーツの裏側にくっついてしまうだろう。 考えた挙句結局はこのまま削り出すことに。 予想通りアナボコが開いて
、瞬間接着材を流し込み硬化促進剤を吹く、そして削るの繰り返しを5回ほどこなして(2機分)既に18時間経過。 仕上げまでまだ時間がかかりそうなのでバジャーはここで諦め(泣)ベアに移る事に。 貴重な時間を浪費してしまった。
バジャーがこうならベアはどうだろうと焦り、ベアの垂直尾翼を見る。 此方はまあまあ、ちゃんとした形になっていた(先端はキレがないので整形済)、ところがその後方水平尾翼下から尾部ターレットまでのラインがなんかオカシイ。 バジャーほど酷くはないが、実機では緩やかな曲線で尾部ターレット手前まで繋がるのに、キットでは水平尾翼下でヘンなラインになっている。 そして改修開始始、気がつけば連休が終わってしまった!
これはマズイと、火曜日からベアだけはなんとしても!と徹夜敢行だ。
作業内容は「キットを一見すればすぐに気がつくであろう」主翼付け根部分の断面修正という大工事から。 そして主翼、水平尾翼、垂直尾翼後端の薄々加工、フラップ部分が別パーツになっているお陰で(こんなふうにしなくていいのに)修正は非常に困難、フラップパーツ裏表面にアクチュエーター等の繊細なモールドがある。 そこで張り合わせ面側から平目ヤスリでガシガシと削り、薄々攻撃は完了、しかし今度は主翼とフラップの張り合わせ部分の厚みに差異が生じた分の調整が必要となり、プラ板を差し込んだりの難工事が続く。 結局強引に接着、接合部分にはパテやら瞬間接着材を充填、可動部分の隙間をマイクロソーで筋彫るというストレス溜まりまくり状態に!!
主翼と胴体それとエンジンポッドとの接合部分は、このキットを製作した方あるいはこれから製作する方が必ず通らなければならない大掛かりなサンディングタイム、苦労は連続するものでサンディングで消える箇所にかぎって複雑なパネルラインがぎっちりと詰っていたりするのである。 エンジンポッド部分主翼下面には耐熱チタニウム板が外板上に貼られており、キットでは繊細な筋彫りで表現している。 モールドに損傷を与えないように注意して摺り合わせ作業をしたにも関わらず3分の2ほどがサンディング消えた!(この部分はキットを見た人にしか判らない、細かなモールド、再生するのは忍の一字) 主翼上下面にも奇奇怪怪なパネルが散りばめられ、完全に筋彫りが消えてしまった今、もう1機ストックしているベア(TU-142MR/トランペッター)のパーツを見ながら筋彫るしかないのである。手を加えているようで実はスタートラインに戻っているだけのこの作業、まったく面白くない! が、取りあえず作業は完了。
飛行機で一番気にする部分はスタイルと顔、胴体とキャノピー(機首)である。
既にアゴ下のパフボールレーダーは半分ほど削り落として作り変え。 キャノピーだが、このキットの製作記事を更新した中で「肉食恐竜のようにみえる」と書いたが、それは何故かと考えてみたらどうもキャノピー前部(3枚ある)両端の2枚が、まるで「富士山」のような形状であり、これが恐竜の「目」に見えたのである。 パフボールレーダーの膨らみが、ちょうどティラノサウルスあるいはアロサウルスなどのあのアゴにそっくり(自分にはベアが恐竜にしか見えなくなっている ガオ〜)。 キャノピー側面の誤りはキット購入時に気がついたので早速パテを盛りつけ修正。 前面のキャノピーの件は、「富士山」の部分、裾にあたる部分の角度に切れがない(窓枠のモールドがおかしい)ため恐竜の目がなんだか優しい感じ、ノミとサンドペーパーとパテを駆使して修正。
今朝の作業は2日前に撮影した写真と異なりそこそこ進み、銀塗装に備えるため、そして表面処理の確認をかねてGSIクレオス308番で下地塗装開始中。 パテやら瞬間接着材やらで三毛猫状態だったがこれによりサンディング漏れなどの箇所を発見できている。 機首の筋掘りを同時に進行、幸浦工廠ではタイヤ、脚パーツ関係の塗装作業進行中、ほぼ8割完了済。
明日は休暇をとってあるので最後の追い込みとなる。 おそらく展示会当日の朝まで徹夜になるだろう。
模型でも何でも良い。 燃え(萌え?)尽きることが出来れば、自分はそれでいいのだ(合掌〜ボンボンバカボ・・・)。あとはただひたすら完成させるのみ!
(おしまい ・・ 展示会会場にてお遭いいたしましょう)
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