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孫娘のお酌
皆の予定に都合がついたとのことで、車で2時間かけて、親と共に孫娘の姉妹が揃って来て、御節を囲んだ。数年前から開ける機会が無かったシャンペンで乾杯。めったに使わないシャンペングラスで呑むのは格別。みんなは口を付けるだけ。私の3杯目の時、姉がお爺さんどうぞと、ボトルをもって私のグラスに注いでくれた。
後で、考えてみると、昔は姉妹でリカちゃんの絵ばかり描いていて、まるで話相手にはならなかった。少し大きくなると我が家に来ても、学習用具で勉強していた。希望高校・希望大学に入って、成人式・就職だった。妹もほぼ似たコースで今年就職する。その孫がお酒を注いでくれた。当方にとっては仰天だった。姉妹とも私の現役時代の話を、楽しそうににこにこしながら時には質問して聞いていた。成長したと実感した次第です。
帰った後、改めて考えますと、孫の年に当方は結婚していました。
帰りに姉は玄関に飾ってあった宝冠弥勒菩薩像(工芸品)を見つけ、大好きだという。持って帰って飾りなと渡した。妹には昔、故星由里子さん(女優)から貰った青ガラスの花瓶を上げた。姉妹と両親は喜んで帰って行きました。
「宝冠弥勒」
有名な京都府京都市太秦の広隆寺霊宝殿に安置されている「宝冠弥勒」(国宝彫刻の部第一号)は、右手の中指を頬にあてて物思いにふける姿で知られる。
弥勒菩薩
みろくぼさつ
未来に下界に降(くだ)って仏となり、衆生(しゅじょう)を救うとされる菩薩。慈氏(じし)菩薩ともいう。釈迦(しゃか)の滅後5億7600万年後(中国の伝承では56億7000万年後)に、釈迦の救いに漏れた人たちを救いにやってくるとされ、現在は兜率天(とそつてん)に待機中であるという。『弥勒下生経(げしょうきょう)』に弥勒の事績が予言の形で述べられている。それによると、弥勒は兜率天より閻浮提(えんぶだい)を観察し、翅頭(きとう)城の大臣夫妻を父母として選び、母の胎内に降り、その右脇(わき)より生まれ、三十二相を備え、竜華樹(りゅうげじゅ)の下で悟りを開き、摩訶迦葉(まかかしょう)から釈尊の衣を受け取り、三度にわたる法会(ほうえ)で300億近くの人を迷いから救う。この未来仏の思想は西方のメシア思想の影響によって生まれたと考える人もいる。
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
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