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近年、酸性度の強い雨が世界中で降り出し、各地で被害をもたらし始めたのは、大気汚染が原因です。車の排気ガスや工場の煙突から放出される亜硫酸ガス、窒素酸化物などの大気汚染物質が空中で硫酸塩や硝酸塩となり、雨に混ざって降ってくるためです。通常、川や池のPHは6.5〜7.0ですがPH6でエビやカニ、貝などが死に、PH5.5で鮭や鱒が死滅します。PH4.5になると、一切の生物は生きていられません。1960年以降、PH4以下の強い酸性の雨も珍しくないという状況になってきました。この酸性雨が森林破壊を加速しています。特に、針葉樹は落葉しないので、葉にそのままダメージを蓄積して、抵抗力を失って立ち枯れたり、白骨化していきます。土壌にも酸性雨は浸透しているので、植林しても木は育たないと言われます。 自然界は生き物であり、自浄能力がありますからなんとか中和しようという作用がはたらきます。しかし、それが臨界点に達すると、急に酸性が強くなりだし、突然、木々が全滅したり、山が崩れる事態がおこります。 |
環境のお勉強
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大気中に放出される二酸化炭素は、地球上に豊かに存在する森林によって吸収され、新たに酸素が生成されて、大気浄化の大循環が行われています。ところが、世界の森林面積はすでに半分まで激減しました。国連FAOの報告によれば、100年後には森林がなくなるという警告が出されています。森林には、大気の浄化だけではなく、さまざまな種類の動植物が、森林のな中で共存共栄しています。植物が無数の昆虫たちを養い、昆虫たちを小鳥などの小動物が食べ、彼らの遺骸やフンが植物の栄養になるといった食物連鎖が営まれています。森林は生命の宝庫なのです。 また木々から落ちた大量の葉や枝、草花、虫や動物の死骸などは、微生物の有機的作用により、分解され、土に還元されます。こうして豊かな土壌が作られます。 |
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さて温暖化とは大気中の二酸化炭素の濃度の増加に伴い、今地球の気温がゆっくりと上昇している現象です。国連のIPCC報告によれば、100年以内に平均気温が4度C上昇するといわれています。4度C上昇すると海面が65センチメートル上がり、日本の砂浜の80%が水没します。ハワイ・フイリピン・インドネシア・シンガポールなどの島々も水没する可能性があります。 |
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私がマレーシア会社にいたとき(今日より10年前)ローカル幹部社員の研修会で話をした資料の一部です。 |
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地球上の炭酸ガス濃度は過去16万年間200PPM〜280PPMですが、ここ200年間は360PPM以上です。と前に書きました。今回、世界気象機関(WMO)が3日に発表した内容は、2005年に379、1PPMに達し、観測史上最高値を更新したとする報告書を発表しました。京都議定書や第2回締約国会議が定めた温室効果ガスの削減目標達成が、一層困難である状況が浮き彫りとなりました。勿論、日本も削減どころか大幅なオーバーです。所詮は環境大臣も飾りでしょうか? |




