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スペインの136門艦、世界で唯一の4層甲板を持った船、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード(Nuestra Señora de la Santísima Trinidad) 号が完成。スペイン艦は聖人の名前を冠するものが多いのですが、この船は英訳すると“The Most Holy Trinity(至聖三者)”という艦名をいただいた船です。
世界で唯一の四層甲板とは言われるものの、当初は120門艦として建造(1769年)されたもので、1796年にフォアキャッスルとクウォーターデッキを繋いで4層目の甲板を施し、そこに小型砲を載せただけのものでした。この改装によって、船のバランスは著しく悪くなり、非常に船足の遅いものとなってしまいました。ミニチュアはちょっと、大きく作られている感じがします。本来の大きさは砲列甲板の長さで61.3mで、イギリスの120門艦ヴィクトリーが57m、フランスの120艦ロリアンが、65.18mということなので、両者の中間ぐらいにおさまるはずですが、このミニチュアはロリアンよりちょっと大きくできています。
船体には赤い帯と白い線が描かれ、その異様な船体だけでなく、一目でそれと判る姿をしていたと言われています。この塗装には色々な説があって、どのようにするか悩んだものですが、まあ、一番、派手な感じで仕上げてみました。
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18末〜19世紀初頭の帆船
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