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この船は南北戦争が勃発した際に、北軍が実行した南部の港の封鎖作戦における、北大西洋封鎖艦隊の旗艦でした。南軍が奪取して改造を施してヴァージニアとなる前のメリマックの同型艦で、44門蒸気フリゲイト艦です。1861年8月27日におこなわれたハッテラス入江の攻略で主要な役割を果たすなど、アメリカ南北戦争の初戦で活躍しました。
1862年になって、北軍のマクレラン将軍率いる大部隊がジェイムズ半島の北岸に上陸し、縦走してリッチモンドを攻略する作戦(いわゆる半島戦役)にも護衛艦隊として参加します。そして、南北戦争時におこった有名な海戦としてしられる、ヴァージニアvsモニターの対決に参加することになります。
ミネソタは対決の前日(1862.3.8)、ヴァージニアがいとも容易く僚艦のカンバーランド(24門艦)を撃沈し、コングレス(44門艦)を大破させたのを目の当たりにして、翌日、味方の砲台の射程内に入ろうとして座礁してしまいます。ヴァージニアは、その座礁したミネソタを始末しようと出撃しますが、一日違いで北軍の装甲艦モニターが到着していました。こうして、モニターとヴァージニアの対決が行われることになりました。とまあ、海戦に参加したというよりは海戦を引き起こした艦と言えるかも知れません。
ということで、この船は、ヴァージニアvsモニターの海戦シナリオでは動くことなく鎮座し、南軍の勝利条件を満たすためのメインディッシュとして、参加することになります。
ミネソタはこの海戦以後も北大西洋封鎖艦隊の旗艦として活躍しますが、戦いとしては第一次フィッシャー要塞の攻撃(1864.12.24-25)と同要塞の第二次攻撃(1865.1.13-15)に参加したくらいとなります。戦後、1868年に砲術練習艦となりました。
(↑HMSヴェクトリーとのツゥーショット) |
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2010年10月01日
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