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とりあえず、5隻中、1隻分のマストを立てました。
マストの塗装はイギリス艦の場合、ロワーマスト部の拘束具を黒で着色するか、マストと同色にするかの選択があります。
ロワーマストとは、マストの一番下の部分です。細かいことをいうと、マストは数本の木材を組み合わせて作られています。これを固定する目的と、マスト自体の強度を増すために、随所でロープが捲かれていました。このロープを、ロープウールディングと呼び、初期の物はロープのみか、上下に木のバンドで固定したものでした。このロープはタールが塗ってあるため、基本的に万国共通で黒い色になります。イギリス艦の場合、敵味方の識別のため(ネルソンがトラファルガルの海戦時に行った)に、この拘束具をマストと同じ黄色に塗ることがあります。よって、イギリス艦を作る場合、この部分をマストと同じ色に塗るという選択が可能です。 ただし、これまた細かいことを言うと、このロープウールディングは1800年頃以降から金属のバンド、アイアンフープに変更されました。そして、アイアンフープが着けられると、ヤードの上げ下げで、このバンドに引っかからないように、ラビング・パンチという木のガイドがマストの前側に追加されます。
で、今回は、5隻中、4隻をマストと同じ色にしようと思いましたが、一色塗りだと寂しい感じがしましたので、真鍮ライナーで拘束具を同色にするものに限っては、ラビング・パンチらしき物を追加してみました。ただ、モデルを見ると、この部分はロープウールディングっぽく作られているので、本当なら、それを削ってアイアンフープ風にしとくべきだったかと、塗装後に思っているところです。
残りの4隻の塗装終了したら、次はいよいよリギング作業に入ります。
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2010年05月27日
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