|
第2ターン:両軍の射撃目標
このターンは、ヨーク軍が射撃のみ、ランカスター軍は白兵戦を仕掛けるべく前進します。
両軍の長弓兵が全部隊、敵を視認できる位置まで前進します。 【ヨーク軍】
長弓兵は、敵の重装騎兵、特に中央の総司令官オードリー卿の軍旗をねらって射撃を集中します。 【ランカスター軍】
ランカスター軍は敵の長弓部隊に射撃を集中します。 射撃による被害は、より軽装の目標となったヨーク軍が多大でした。両軍のダメージの吸収方法はヨーク軍が直接フィギュアに被害を振り分けたのに対して、ランカスター軍は全体に被害を振り分けました。これは、全体に被害を振り分けると部隊が混乱状態に陥るためです。混乱すると後続の列が戦闘に参加できなくなります。長弓は2列目まで射撃ができるため、混乱させないためにも、ダイレクトにフィギュアを取り除く結果を採用しました。一方、横一列で突撃する重装騎兵は二列目が存在しないため、あまんじで混乱の結果を得ながらフィギュアを減らさない方法を選択したのです。 |
ミニチュア・ウォーゲーム
[ リスト | 詳細 ]
|
第1ターン:
【ヨーク軍】
・与えられた命令は全軍が稜線まで前進(弓兵は半歩づつ)して、長弓兵が敵の重装騎兵を射撃し、歩兵部隊が稜線で敵を撃退するというものです。ただし、弓兵は2/3を越えるダメージを受けた段階で1歩後退という命令を与えていました。 ・軍勢は以上の命令に従って、弓兵は半歩づつ前進(そうしないと射線が通らないため射撃できません)し、稜線までたどり着いた(2.5cm以内)部隊が射撃を行うものとしました。歩兵も稜線まで前進します。 【ランカスター軍】
・与えられた命令は、全軍が前進し、騎兵は敵に突撃して撃破するというものです。 この通り、全軍が前進し、射線の通る長弓兵は射撃を行います。 【閑話休題】長弓(ロングボウ)の威力:
ロングボウはこの時代のイングランド軍特有の武器です。この弓は、高い練度を積んだ兵士(ヨーマン)と長射程による攻撃で当時の騎士たちを恐怖に陥れました。そして、それは、このゲーム(ルール)でも変わりません。恐らくは最強の射程武器かもしれないという印象を受けます。ただし、練度を積んだ兵士に装備させて、2列目までが射撃できるようにする必要があります。また、3回連続して射撃を行うと、4回目以降は威力が激減するという欠点があります。正面巾が狭くても破壊力はかなり高いので、同時代の小火器がこれに対抗するのは難しかもしれません。これに匹敵するためには、火器部隊は一斉射撃の訓練を積まなければならなくなるでしょう。あと一世紀待たないとだめですね。 |
|
ブロア・ヒースのBlore Heathの会戦は、イングランドの王権を求めてランカスター家とヨーク家が争った、薔薇戦争初期を行われたものです。それは、1459年9月23日(日曜日)のことで、昨年でちょうど550年の節目を迎えています。
戦いはヨーク軍が6000名程度、ランカスター軍が8000名程度参加しており、薔薇戦争最初の大きな会戦として知られています。とはいえ、ヨーク軍もランカスター軍も担ぐべき王位継承権保持者や、ましてや王自身が参加していなかったため、薔薇戦争における会戦の中でも扱いが低いようです。ただ、ヨーク軍を指揮したソールズベリー伯もランカスター軍を率いたオードリー卿も共に百年戦争で軍を指揮したことのある経験豊富な野戦指揮官でした。
この戦いは、一方が騎兵を保有し、一方が歩兵だけという布陣でしたが、騎兵を有するランカスター勢は小川を超え、斜面を登って敵に攻撃を仕掛けなければなりません。ヨーク勢は敵が迫ってくるあいだに長弓兵でどれだけ損害をあたえることができるかが勝敗の鍵を握っているといえるでしょう。 史実ではソールズベリー伯は大地に接吻し、この場を一歩も退かないという意志を兵士に示したと伝えられています。 |
|
最終ターン: |
|
第11ターン: |



