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新年1冊目は昨年買って放置してたもの。第31回横溝正史ミステリ大賞受賞作で、同時期に店頭に並んでいた乱歩賞よりこっちが面白そうかなと思って買ってみた。放置している間に『このミス』でも高評価が伝えられ、軽く焦ってしまった。 椎名が通う女子バスケットの名門校・藤野学院高校はお洒落な制服も人気の的である。ネットオークションのためか盗難が相次ぎ、憤った放送部員・樋口は侵入路に隠しカメラを仕掛けた。 ある日、椎名はバスケ部のスター選手である女子生徒・網川が校舎の屋上から転落しているのを発見する。駆け寄った椎名は何者かに昏倒させられ、目覚めたときには網川の姿はなかった。カメラには運び出される網川の姿は捉えられていない。彼女は何処へ? あのトリックが使われているんだろうな、というのは誰でもカンづくだろう。ただそれでもなお全貌を見破るのは難しい。著者の悪ふざけの域と判断されかねない念の入れようなのである。終盤なんどか読み返さないとスッキリ情報が処理できなくて、活字を読むのをさぼっていた自分の頭の鈍りを反省した。やたらに美形ばっかり出てくるから「こりゃジャニーズ×スターダストプロモーションの連ドラかい!?」なんて悪態が口をついたものの、活字で楽しむだけの理由がある作品。
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あけましておめでとうございます。これは読みたいと思ってるんですよ。確か作者がYahooブログをされてて、以前必ず読みますと約束したんですが、いまはそのブログのタイトルも忘れてしまいました。
2012/1/4(水) 午後 3:30
>beckさん。ほほぉ、そんな交流が!? ここで登場するキャラクター群は好きかと訊かれたらあんまり好きではないと思うのですが(←運動部は超苦手^^;)力作だったので読んで良かったと思います。
2012/1/6(金) 午後 9:37