言霊をこめて・・・

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小説

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バーコード5

中2の頃大学に行きたかったあたしは進学校にいきたくて夢見ていた。大学に行って天文学を学ぼうと毎日星座の地図をみて思いを馳せていた。親友たちにはその時のあたしの生活がどうなっているのか知らせなかった。ただ一緒に馬鹿騒ぎして学校の帰りには溜まってくだらない話したりすることが現実逃避だったのだ。言えばそれが崩れるような気がした。

 そうやって友人との仲で家でのストレスの解消のバランスをとっていたあたしにとんでもない出来事が起こった!

 それは「引っ越し」。しかもS男の家族と一緒に暮らすというのだ。あたしはできる限りの抵抗をした。転校もしないといけないという!絶対に行きたくないあたしは友人の家に居候してでもと住ませてくれる友人を探したりした。が、母親が許さない。これから降りかかってくることの重大さに子どものあたしが気づいているのに母親は微塵も悪びれることもない。常識から180度逸脱していることに何故気づかないのか知りたいくらいだ。あたしがいろんな策を練っても聞く耳もない。引っ越しの日は近づきばかり。担任の先生もあたしが引っ越すことを全く言わないので「本当に転校するのか」と聞いてくる始末。しぶしぶ来学期に転校することを口にした・・・

 いよいよ引っ越し。あたし達親子は2Fに住むものだとばかり思っていた。大きな意味で言えばそういうことになるのだが、S男の子どもと同じ部屋が割り当てられた。あたしは1個上の女の子とあと一部屋は弟が1人でもっていった。そして妹の部屋は・・・なかった。妹の勉強机は女の子が使った。妹が一体どこで寝ていたのか

思い出せない。S男は奥さんがいながら2Fの母と寝ていた。同じ階に自分の子どももいるというのに!

 S男は陶器の行商をしていた。だからほとんど家にいなかった。その間は妹は母と寝ることができた。家中がほっとした雰囲気になった。S男の家族も殴られることがないひと時の安息日だっただろう。

 そして恐れていた新しい学校。あたしはこの一年間の日々を消してなくしたい。「いじめ」にあうのだ。       


中学3年生。否応なしの転校。制服はS男の娘のお下がりのセーラー服。前の学校では学生鞄だったが転校先は「ざつのう」という昔の新聞配達の人が斜めにかけていたようなふざけた布袋だった。それがどうしても気に入らなかったあたしはまッピンクのキュートな鞄で転校一日目に向かった。
 校長室で待ってる間、ずっと小説を書いていた。S男一家と暮らすことになって以来書き始めた現実逃避の小説。主人公は3人の男の子。「廉くん・薫くん・隆くん」この子達がいなかったら今のあたしはないと思う程「依存」していた。この子達があたしの話相手だったから。嫌なことがあると廉くんに小説で相談してアドバイスをもらう。薫くんと隆くんも同時に話し掛けてくる。頭の中で4人が会話していくのだ。そうやって現実を切り抜ける術を模索していた。3人が唯一の味方だった。
 校長室でも3人と話していた。くだらない校長の自慢話を聞きながら。そうしているうちにすだれ頭な男が入ってきた。担任らしい。「今から教室にいくけれど・・・・そのバックは明日からもってこないように」と早速のお小言。「ちっ」呟いた。担任の後ろを着いて歩く。結構緊張する。「ガラッ」教室の扉を開ける。一瞬ざわついていた教室があたしの出現と共にしんと静まり返る。興味津々のぎらつく目・目・目…。「自己紹介をしなさい」(おい、てめーが紹介すんじゃないのかよ?!と突っ込む)「○○中学からきましたI子です。どうぞよろしくお願いします…」・・・・・・・「○○中学なんて聞いた事なかにゃ〜」さあ、早速の野次がきた。「なーんあのバック。ぶりっ子やん」女子も言うか。「隣の県のマンモス校です」言い返す。それが気に入らなかったらしい。あたしの一年間は決まった。  <つづく>sai

バーコード4

 父がいなくなって平穏な日が続いた。母にも笑顔がもどってきた。夏の夕暮れ久しぶりの母手作りのカレーを親子三人で食べた。
「おいしいね、おいしいねみんなで食べるともっとおいしいね」
ただの夕食なのに今でも脳裏に焼き付いている・・・
 が幸せは長くは続かなかった。「あの男」が現れるまでは。
 母は借金返済もあって夜料亭で仲居さんをして生計を立ててた
。あいつは(S男)は突然母とやってきた。1番驚いたのは学校から帰ったらS男が居座っていたことだ!!ぶすっとしている。あたしもあいさつもしない。妹は訳もわからずへらへらしてる。
S男はあたし達母と楽しげにしているのが気に入らないらしく(特にあたし。反抗的だから)
「お母さんんお母さんうるさい!!」
「洗い物でもしろ!」(いつもあたしがしてるつうんだ)
って怒鳴る。それは近所にも響いていて「saiちゃん大丈夫?」と親切に見せかけた野次馬が寄って来る。
 夜の方も御盛んだ。喘ぎ声・もだえ声がきこえてくる。消えてなくなりたい・・・はじめて自傷した。手首の甲を安全ピンで血が出るまでひっかきつづけた。あたしなりのSOSだった。でも・・・「そんなことしたってどーもならないよ」と母は言い放った(怒)
 S男がいりびたって何年たっただろう。小学生だったあたしも中学生になっていた。 
 あ、言いそびれていたがS男には家族があった。嫁、あたしや妹と同じくらいの姉弟。嫁や子供達にはいつも青アザが耐えなかった。なぜか母(愛人)とわたし達はS男の家によくお邪魔してた。といってもあたしは頑としいていかなかったが・・・
 のちのちこの家族とも関係がでてくる・・・  <つづく>

バーコード3

 三つ違いの妹は人見知りもせず相変わらず可愛かった。あたしが小6妹が小3の頃。夜の8時を過ぎても妹は帰ってこなかった。ストレス発散なのか可愛さあまってなのかわからないが殴る蹴るしていた妹だがいくらなんでも遅すぎる・・・「まさか誰かに着いていったんじゃ!!」「誘拐・・・?」ドキンドキンバクバク色んな思いが駆け巡る。あたしは外へ飛び出していた!!夕食を作ってくれるおばさんに一言言って。団地中を捜して回って名前を叫びつづけていた!団地の中に学校も幼稚園もあるくらいのマンモス団地。公園、行きそうな場所探し回った・・・「どうか誘拐だけは止めてください!」と神様にお願いする・・・・・すると!頭の中でピーンと「同じ団地の5F…」言う声が聞こえたのだ!考えるまもなく団地へ戻り5Fまで駆け上がり子沢山のゴミの山のその家に妹はいた!!安心と同時に頭のスイッチが入れ替わる。
「こんな時間までなにしてんだよ!!心配するって分かってるやろ!てめえいい加減にしろよ」と髪を掴んで引きずっていく。そして帰り際そこの住人に「子供をこんな時間まで家に帰さないってどういう教育してんですか!電話するなりできたんじゃないですか?!」と捨て台詞を吐く。その後妹が1Fのおばさんや母にもお説教くらったことは容易に想像できる(笑)

 この頃久し振りに戻ってきた父が大変なことをやらかした。
勝手に母の実印を押して借金の連帯保証人に仕立て上げたのだ!!
ただでさえ一枚の丸天を3人で食べるという貧しい生活なのに・・
母は精神的におかしくなってしまった。頭を壁や畳に打ち付けたり
刃物をにぎったり・・当然だ!いないも同じ奴なんだ「でていけ!!でていけ!!でていけ!!」と叫びつづけた。
 そして母は無言で妹を抱き抱える高架へとまっしぐらに歩いていった。妹を道連れに橋から投身自殺を図ろうとしたのだ!ショックだった。投身自殺未遂がじゃんない。「どうしてあたしを置いていったの・・・?」なんとか未遂で終わり大事にはならなかったが、借金だけを残して父はもう帰ってはこなかった・・・あの日までは・・・
                        <つづく>

 

バーコード2

性に対するトラウマのもう1つの引き金が小学生の時妹と夕方学校で縄跳びをして遊んでいた時だった。優しそうな高校生くらいのお兄ちゃんが一緒に遊んでくれた。一時してお兄ちゃんが「おしっこしたくなったから着いてきて」といった。楽しく遊んでいたものだからなんの躊躇もなくあたしたちは着いていってしまったのだ。
 最初お兄ちゃんは個室にあたしたちを入れようとした。その時になって一気にトラウマが蘇り「ここに入ったら殺される!」と直感し「汚い所は嫌だ」と抵抗した。するとあっさりお兄ちゃんはコンクリの床に座り壁に背も垂れた。そして近くにいた妹を膝に乗せると体中を撫でまわしキスまで始めたのだ!!あたしは妹を強引に引っ張ると縄跳びをムチのようにしならせながら「きちょくわるいんだよ、ばーか。甘く見てんじゃねーよ!!!」とか何とかとにかく罵りながら妹をおんぶして追いかけてこないか、家がばれないか心配でダッシュしながら振り返り振り返り家にたどり着いた。その時に言った妹の一言が「まだお兄ちゃんからガムもらってないよ」で、一気に体の力が抜けた。このことは誰にも言えなかった。自分が汚されたようで・・・
 
 母は一見社交的で明るい人だった。それに比べ父は殆ど家に寄り付かず生活費もいれないようなやくざまがな男だ。子供心に女がいることも分かっていた。
 仕方がないので母が夜パン工場に働きに出て行った。夜は姉妹2人放置だ。親切な1F(団地だったので)の若い主婦が夕食を作ってくれていた(後で聞いたところお金を払っていたらしい)。
 いつもは明るい母だったが金銭的精神的に追い詰められると一気に鬱へと変貌し私たち姉妹はおびえきっていた。風呂に入らないからと夜パンツ一枚で外に放り出された。片づけがなってないと竹の棒で嫌という程殴られた。学校の体育の時間あたしの太ももが真っ青に腫れ上がっているのをみた友人がびっくりして聞いてきたが、それが普通だと思っていたあたしは「お母さんに叩かれた」と笑った。ある日は何時間も正座させられたこともあった。もぐさを足におしつけられたことも・・・殴る蹴るは当たり前で・・・虐待だった。そしてそれは母からあたしに連鎖してあたしが妹を殴る蹴るするようになっていった・・・・
                        <つづく>

バーコード

「バーコード」

  あたしは双子で産まれた。でも片方は死産だった。
 あたしは選ばれてしまった。これからの過酷な人生を背負って生きていくことを・・・。
 3年後妹が産まれた。それは可愛い娘だ。白い肌にピンクの頬赤い唇。何もかもが愛らしかった。誰からも可愛がられた。あたしがついていないとすぐに知らない人に着いて行くか連れて行かれてしまっていた。(誘拐未遂だ)。
 父の身内はとても変わっていた。祖母は母をいじめ、叔父は体中刺青。もう1人の若い叔父はゲイで家の家事をしていた。従妹の姉さんは男好きで兄さんも女好き。2人ともなぜかあたしをデートに連れて行った。兄さんなんか3人かけもちで連れて行かれた。うざかったので最後の彼女に「お姉さんで3人目だよ」とちくってやった。
 ある日母が不在で父の実家に泊まったとき今思い出しても身の毛もよだつことがあたしの身に起きた!
 小学校1年生だったあたしは従妹の姉さんだったか若い叔父だったか思い出せないが一緒に寝ていた・・真夜中なかなか眠れない。と、誰かの手がパジャマのズボンの中にするっと入ってきた。あたしは怖くて動くことができなかった。その手は下着の中まで入ってきて「いたずら」された。頭にカーと上る血、硬直して声も出ない
・・・数分弄ばれ開放された時には頭の中は悲鳴が鳴り響いていた。それ以来あたしは性に対してのトラウマが生まれてしまった。
 
                                      <つづく>

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