またたび

悪魔は歳をとっている。

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街を歩いているとホームレスを支援する冊子『ビッグイシュー日本版』を売っている人に出会った。

噂は聞いていたので、さっそく買ってみた。

表紙は有名な映画俳優。冊子の中身は、マスコミに載らないホームレスの情報や労働者の情報、映画監督へのインタビューが載っていた。また、販売しているホームレスの個人インタビュー記事は、なぜ彼がホームレスになったかの実感があり、読んで面白い。人生をしみじみ感じる。

1冊200円で、本を売ったホームレスには110円が入る仕組みになっている。自分で稼いで生活したいホームレスには格好の生活手段だろう。

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心の平穏と生きること

疲れている人には休息が必要だ。休息のためには、入ってくる情報を少なくして、心の動揺がないようにした方がいいだろう。

しかし、その状態を続けるとどうなるか。人間は、様々な外部の刺激(情報)を入力しないと脳の中のネットワークも整わない。老人の場合はボケるに違いない。人間にとって、ある程度のストレスは必要と考えざるを得ない。

人間の細胞は短期間の内に死に、新しい細胞と入れ替わっている。人間は、いろいろな体験をすることで、考え方も感じ方も変わっていく。つまり、生きているということは、古い自分が死んで、新しい自分が生まれていくことの繰り返しではないか。

人間は大脳皮質が発達していて動物的な本能を抑制する心の動きがあるが、身体は動物であり、性的衝動をもっている。好きな異性ができれば、相手をもっと知りたくなり、身体に触れたくなり、性関係を持ちたくなる。この一連の動きは心と身体を伴って行われる。相手を好きだが性関係をもちたくない、逆に好きでもないが性関係をもつというのは、心と身体が矛盾していて不自然なことといわねばならない。

独りの人間が他の独りの人間に最も接近した形態が性的関係だろう。性教育の本には、セックスのことを「人はこれ以上、他の人に近づけない」と書かれているそうだ。人間はもともと独りで生きていけるものではない。他の人との共感を求める存在であり、それゆえ性的関係は、分かち合いの関係として大きな歓びとなる。

家族は、一対の男女(夫婦)の自然な性関係を基盤にしているが、父と娘、母と息子、兄弟姉妹の間での性関係は禁止されている。この禁止(タブー)こそが家族を成立させていると言って良い。性的関係の禁止によって、血縁家族独特の親和感が生まれる。

ところで、複数の男女が性的な関係をもちながら同居し、家族のような親しみをもった共同体を形成することは出来るのだろうか?このことは、人間から嫉妬心が消え、家族という形態そのものが無くなる歴史段階になれば可能かもしれないと思う。

親しい友人のAさんは、自分を無価値の存在と思いこむ妄想により自殺の危機にある。命の決定権は最終的には本人自身にあり、僕は、生き続けて欲しいと祈るほかない。

Aさんが無価値どころが大きな価値ある存在であることは、僕はもちろん、たくさんの親しい友人やペットが知るところだ。

ペットの猫Xは、幼い頃の心的な傷が原因で攻撃的性格になり人間に攻撃をする。飼い主であるAさんがいないと食べていけない。Xの心の傷を治癒できる唯一の存在がAさんであり、これは大きな存在理由になる。

Aさんは、友人が心の中で望んでいることを察知する能力があり、友人が気づかないように配慮することができる。これは、癒しといわれる行為で、多くの孤独な個人を救っていることに気づいて欲しい。

僕にとってAさんは、自分を解放させる鏡の存在になっている。僕が孤独な存在であり、Aさんもまた孤独な存在であることを真摯に見つめ、話しあうことで、僕はひとりぼっちの存在でないことを確認してきた。傷つくのが怖いので、外部に閉ざすことで自分を守ろうとする自閉的傾向にうち勝ってきた。このような事が出来るのはAさん以外にいない。無限の存在価値だ。

Aさんは、親しい友人の自死を直接のきっかけでうつ病になり、現在は、調子の悪いときに抗不安剤(レキソタン)を飲んでいる。医師からは抗うつ剤(パキシル)の服用を勧められたが副作用があり拒否している。うつ病の症状である意欲の喪失、自尊心の減退や自己の無価値感は、脳内の神経伝達物質の減少が直接の原因であり、抗不安剤から抗うつ剤に変えれば症状が軽くなるのは、ほぼ間違いない。

友人でメンタルケアの仕事をしているH氏に聞くと、パキシルを飲めば症状は軽くなるはず、という。しかし、同時にH氏は、薬に依存するのが1番良くないから、薬の種類は2番目の問題になるという。大切なことは、薬で症状を抑えておいて、その間に根本的な治療を行うのがベストというの考え方だ。それでも、パキシルを飲んだ方が楽になると言う。

Aさんが自分を無価値と思いこむのは、客観的な事実に反し、病気のせいであることは間違いない。

カウンセリングについて、ただ単に人の話を聴いてどうするのだ、と少し思っていたが、カール・ロジャーズのカウンセリング理論を読んで考えが変わった。

たしかに人間は、自分が理解されたという経験を得ると、自分の経験をより広い視点から見つめ直すことが出来るようになる。これによって、自分に対する自分の理解が深まる。このことで自分を変えることが可能になる。

日本の臨床心理士は、カウンセリングを勉強しなくてもなれるという。これでは、日本でのカウンセリングがどれほど効果があるのか疑問になる。

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