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[ 歴史を学び未来の平和を繁栄を祈る ]
2019/1/8(火) 午前 7:20
カネミ油症事件における「補償制度」の特異性と欠陥:法的承認の欠如をめぐって
宇田 和子
社会学評論 63(1) 53-69 2012年6月
本稿の課題は, 食品公害問題であるカネミ油症の被害がどのような意味で救済されていないのか, また不十分な補償がなぜ現在まで継続してきたのかを解明することにある.
まず, カネミ油症の被害に対する補償の現状を検討すると, 類似する被害をもつ他の事例に比べて非常に手薄なものであった.
現在の日本には, 食品公害の被害に対応するための法制度が存在しないが, 被害の認定と補償は根拠法なき「制度」にもとづいて行われてきた. その内容は, 法的にも実質的にも被害者の権利を尊重しているとは言い難い...
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