災害子ども支援ネットワークみやぎのブログ

東日本大震災で被災した子どもたちへの支援を行っています

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仮設住宅の子どもたち

6月から仮設住宅の子どもたちへ遊びの出前を行っています。協力してくれているのはプレーワーカーズの皆さんです。震災後、東北の子どもたちのために遊びを届けてくれています。いまだに宮城県では3000人以上の子どもたちが住宅で暮らしているのです。
イメージ 1
南三陸町の子どもたちと
仙台市から気仙沼までは3時間ほどかかります。宮城県がこんなに広いとは震災があるまで意識しませんでした。スタッフは3日に一度くらいの割で車を走らせています。ランドセルを背負って「ただいま」と帰って来るこどもたちのために・・・

熊本への募金活動

5月5日、恒例の泉こどもの日フェスティバルに参加しました。熊本への募金と、東日本大震災支援のフリーマーケットを行いました。熊本も大変ですが、東日本大震災から6年目の現在も3000人以上の子どもが仮設住宅に住んでいる現状を考えると、どちらも並行して支援を行う必要があります。
こどもの日フェスティバルが開催される泉中央駅前広場が昨年まで震災後の修復ができないままだったことを見ても、復旧・復興は簡単なことではないと感じさせられます。やっと今年はメンテナンスもすんできれいな路面で開催することができましたが、今度は路面が痛まないように、椅子の下には必ずブルーシートを敷くなどの指導も入り、風の強い日だったので、シートが飛ばないようにするのも大変でした。
これまでの私たちの経験を熊本へ伝えて役立たせてもらいたいと思います。代表が6月に熊本へ行く予定ですので、また詳細をご報告いたします。
とりあえずは、元気になった仙台の子どもたちのフェスティバル参加の様子を写真で見ていただきたいと思います。
イメージ 1熊本への募金
4月29日、韓国から4人の女性が災害子ども支援センターにヒアリングに訪れました。290人の高校生が亡くなった韓国セウォル号事件について、政府の対応のまずさが指摘され、民間人で構成される委員会が置かれたとのことで、子どもに関する大きな災害時の対応を調査したいとのことでした。メンバーは弁護士や心理士などでした。
私たちからは、東日本大震災の経験から、災害時に子どもが虐待・体罰・暴力・性被害にあいやすいこと、それが公になることは少なく、子どもが抱え続けてケアされない状態にあること、カウンセラーを派遣しても、子どもが自分の気持ちをおいそれとは話さないことなどをお伝えしましたが、皆さんうなずきながら共感して聞いてくださいました。
セウォル号で子どもを亡くした保護者達は、学校の教室を追悼の場にしていたそうですが、時間も経過し、新入生の為に教室を明け渡してほしいという学校と対立の様相もあったとのことでした。政府が新たな追悼の場を用意したので、いくらかは歩み寄れたそうです。
セウォル号事件は明らかに社会的災害で、東日本大震災は自然災害ですが、子どもを亡くした保護者の思いが受け止められていないのは同じであるように感じました。その意味では大川小学校の被災と問題が似ているように思え、意見を交換しました。どちらの子どもたちも、大人を信じ、その指示に素直に従った結果、命を落としています。
私たちはつい大人の言いつけを聞く素直な子どもたちを望みがちですが、自分の命を守るためには、自分で考え、行動することができる子どもに育てることが大切ということに意見が一致しました。
熊本の子どもたちも、これから様々な苦難があると思いますが、何とかそれを乗り越えることができるように、大人たちは全力で応援していかなければならないと、思いを新たにしました。

被災地の子ども支援

熊本のことも気になりながら、東日本大震災後の子ども支援のために気仙沼にやってきました。宮城県内では、仮設住宅に住んでいる0〜18才の子どもたちがまだ3044人います。気仙沼でも600人以上の子どもたちが5年間仮設住宅で暮らしています。まだ中学校の校庭に仮設住宅が建っているところもあって、授業に支障もでています。このように、震災は何年もの間影響がでますから、息長い支援が必要なのです。
気仙沼の本吉町には「あそーびーばー」という冒険あそび場があります。東日本大震災後、東京から来たNPO団体が土地を借り、草地を切り開いてつくったあそび場です。世田谷のプレーパークのように、穴を掘っても火を焚いてもいいというあそび場です。その後、地元の人たちが引き継いで運営しています。今日も10人ほどの子どもたちが隣の竹やぶで取ってきたタケノコを焼いたり、同じく竹藪の竹を取って来て、のこぎりを使って細工をし、弓矢を作って遊んでいました。震災後、不安な中で毎日を過ごしていた子どもたちにとって、このあそび場は思いっきり遊ぶことのできる場であり、つぶやきを受け止めてくれる大人がいる場でした。
熊本でも、こんな場所が早くたくさんできるよう、応援していきたいと思います。

熊本の状況

報道では、物資や食料がやっと行きわたったとのことで、ほっとしています。
仙台市では、東日本大震災の教訓を生かし、おむつやおしりふき、ウェットティッシュ、生理用品等を送ったとのことです。
今困難なのは住環境です。避難所の様子をテレビで見て、もどかしい思いをしている方も多いと思います。やっと避難所に段ボールの簡易ベッドや仕切りが設けられたところがあるのを見て、東日本大震災の経験が生かされたと思いましたが、今回の地震の特徴は、建物の危険性があって、公共施設が避難所に使用できず、車中泊が多いことです。やっとテントを立ててもらったというニュースが流れましたが、民間の支援ということでしたので、もっと全国の行政もテントの寄付などを呼び掛けてほしいものです。
みなし仮設の導入が検討されていますが、そうなると個々の支援が難しくなることを考えてほしいと思います。避難所はまとめて物資を届けられますが、みなし仮設に入ると個人情報の問題があって、民間では支援を届けることが難しくなります。行政の方はその先の支援の考えてください。仙台市では、避難所運営の助っ人として職員を派遣したそうですので、その辺のノウハウを伝えてほしいと思います。
行政の混乱を見ると、支援したい人もまだまだ我慢の時です。地元でできる支援を考えましょう。
私たちは5月5日、仙台市泉中央駅前広場で開く「泉こどもの日フェスティバル」で、募金活動を行うことにしました。応援よろしくお願いします!

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