災害子ども支援ネットワークみやぎのブログ

東日本大震災で被災した子どもたちへの支援を行っています

震災日記

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富山訪問

5月27日、とやまチャイルドライン公開講座でお話をさせていただきました。前日、仙台空港から小松空港へ、金沢から富山へというコースで行きました。富山は、2009年「子どもの権利条約フォーラム」で訪問しており、次の年の11月に仙台で「子どもの権利条約フォーラム」を実施しました。そして次の年に東日本大震災が起き、せんだいへきてくださった皆さんから、いろいろなご支援をいただきました。富山のフォーラムの実行委員長だった明橋大二先生からの支援物資が一番に届き、本当に助けられました。まだ緊急車両しか通っていない時期で、ガソリンも食料も不足していた時でした。
そんなご縁もあって、富山へはお礼の気持ちもお伝えしようと出かけました。ついた日はチャイルドラインの皆さんと会食し、お話しをしながら富山ならではのいろいろ珍しいものをいただきました。明橋先生は別な会合だったそうで、お目にかかることをあきらめていましたら、とやまチャイルドラインの布村さんが、「これから明橋先生のいるところへ行きましょう」ということになり、タクシーでお邪魔しました。先生が主宰する会の総会後の懇親会だそうで、いろいろな人がなんだかよくわからない状態になっていましたが、とりあえず先生にお会いしてお礼を言うことができました。
また、素敵な出会いもありました。たくさん話をしてホテルに帰ったのは11時を過ぎていました。
つぎの日は、震災後の子どもたちの様子や、チャイルドラインみやぎとして実施したこと、災害子ども支援の活動などをお話ししました。参加の皆さんは熱心に聞いてくださいました。最後の質疑応答の中で、ある先生から、福島から避難してきた生徒を8家族受け入れているというお話しがありました。避難した人も、受け入れる側も大変な努力をされているという印象を受けました。
本当にあの地震さえなかったら・・・と何度思ったことでしょう。でももうあの日には戻れないのです。みんなが少しでも前に進む気持ちになれますように。帰りは富山〜越後湯沢〜大宮〜仙台と乗りついで来きましたが、車窓に広がる水田や緑の木々を見ながら、そんなことを思っていました。
 
 

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河北新報社 4月14日 朝刊 第5面掲載 「座標」
「豊かな地元文化生かせ 被災地の子ども支援」
災害子どもネットワークみやぎ 代表世話人 小林純子
 
震災後、各地から被災地の様子を聞かせてほしいという要請があり、講演に出かける機会が増えた。昨年夏、福井でのこと。擦れ違った人が「どちらから?」と聞く。何気なく「仙台から。」と答えたら、相手が後方の仲間に大声で「ちょっと、この方仙台からですって。」と伝えた。大騒ぎになり戸惑った。その後も、出先で「宮城から来た。」と言うと、驚かれたり、同情されたり。運転手さんがタクシー代をまけてくれるということまであった。自分は地元で「支援する側」のつもりでいたのに、出掛けた先々で「支援される側」の気持ちを味わった。
宮城県で、被災地に入ったNGOと県の子ども関係の担当課職員で構成される「子ども支援会議」に参加した時も似たような経験をした。この会議は、学校など支援物資を送る際の調整を目的として始まり、今も続いている。私は途中から参加したが、最初は、外部の団体だけで宮城県の子どもの問題を話し合っていることに違和感を覚えた。
そんなある日、被災地でのお祭りの様子がテレビで放映されているのを見た。「このようなときにやっていいのか」という葛藤の末、「祭りの復活が地域の復活だ」との思いを込めて実施された祭りは感動的だった。その後も各地の祭りの復活が報道された。東北にこれほど多くの祭りがあったことに驚かされるとともに、準備に奔走した大人たちが当日感極まって泣いている姿などから、脈々と受け継がれてきた地域の思いや願いが伝わってきた。
子どもたちは毎年、これらの祭りを心待ちにする一方、大人たちが苦労して準備している様子も見聞きし、大人になってその担い手になることを誓ったに違いない。祭りは、子どもに試練を与え、乗り越えることで大人社会に迎える儀式であり、子どもを育む大切な場であると確信した。思えば、宮城県や東北地方には、宮城県中央児童館を拠点とする児童文化、ジュニアリーダーという若い人材の育成など、様々な歴史と文化がある。
私が「子ども支援会議」の中で感じたもどかしさは、外部から「東北では子どもの権利に対する理解が不十分」「子どもの参画について啓蒙しなければ」と見られていることに対する反発だったと気付いた。
確かに震災後、様々な利害や心配から、大人だけの話し合いに終始しがちで、子どもたち自身の声に耳を傾けるのは難しかった。しかし、だから子どもたちが尊重されていないと断じるのではなく、東北には子どもを育む豊かな文化が存在していることを理解した上で、外部団体は支援を展開してほしい。同時に、地元の人たちにも、もっと子どもの声を生かしていく場をつくってほしいと願っている。
その後、「子ども支援会議」の中では、子どもに関する団体の活動に際して守ってほしい「ガイドライン」が生まれた。被災各地の支援者研修で利用されている。
21日、仙台国際センターで開かれる公益財団法人「こども環境学会」の2012年大会第1分科会(午後2時半〜4時)で、私がコーディネーターを務めることになった。「子ども支援会議」の経過や「ガイドライン」、NGOとNPOの連携事例などを報告し、な「被災地の文化を生かした子どものまちづくり」を考え合う機会にしたいと準備を進めている。ぜひ多くの方に参加してほしい。
子ども環境学会の問い合わせ先は03(6441)0564。
 

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3月9日、七ヶ浜町第一スポーツ広場仮設住宅集会所で、「子どもと一緒に昔遊び」を行いました。
この催しは、宮城県からの委託で、特定非営利活動法人チャイルドラインみやぎが行っている、「サポートセンター支援事業」の一つで、仮設住宅にいるお年寄りに、昔遊びを思い出したり、技術を磨いたりしてもらい、子どもが学校から帰った後などに、お年寄りと遊んでもらうことを目的としたものでした。
 
初めに、全国独楽回し協会会長・尚絅学院大学准教授の安藤正樹さん(安藤コマ名人)の実演がありました。コマが生きているように綱渡りをしたり、ツバメ返しなどの技を見せていただきました。回っているコマをやりとりする様子(写真)に、みんなハラハラドキドキ。拍手かっさいでした。
お手玉やあやとりは、女性たちの腕がさえました。昔覚えたものは忘れないものなのですね。持って行ったお手玉は、軽すぎるということで、そのうち、小豆をいれた本格的なお手玉作りをすることになりました。
ボランティアさんたちからおしるこもふるまわれ、和やかな時間になりました。
終了後、コマやケン玉、安藤さんの著書・DVDが贈呈され、集会所で使ってもらうことになりました。
それにしても、一番あそんでもらって楽しかったのはボランティアさんたちだったようです。こんどはぜひ子どもたちと遊んでくださいね!!
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3月1日の七ヶ浜での講演会は、講師の畑山先生のお計らいで、講話と傾聴ワークショップ、あそびの実技というもりだくさんの内容でした。親子で参加した方は前半託児で、後半は子どもと一緒に楽しんでいました。津波の映像などを子どもに見せないようにして自分もテレビをみないようにしているという方や、お母さんととの関係について気になることがある方、3歳の男の子の遊び場所に苦労しているという方などが参加してくださいました。支援者の方には、今後の活動の参考にしていただければと思いました。お忙しい中、企画に協力してくださった子育て支援センターの皆さんに感謝です。当日は、仙台から6人のボランティアスタッフも参加してくださいました。ありがとうございました。
 
明日9日は、また七ヶ浜に行きます。13:30から七ヶ浜第一スポーツ広場仮設住宅集会所で、全国独楽回し協会会長の安藤正樹さんのコマ回し実演を鑑賞した後、お手玉・ケン玉・書道などに挑戦し、腕を磨いたら、これから子どもたちとたくさん遊んでいただこうという研修会です。参加者にはおしるこもふるまわれる予定です。
 

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七ヶ浜へ行きます!

 「災害子ども支援ネットワークみやぎ」に参加している「特定営利活動法人チャイルドラインみやぎ」は、現在、宮城県から仮設住宅支援の「サポートセンター支援業務」を 受託して、事業を行っています。内容は、それぞれの市町の仮設住宅を中心とした子どもの環境を把握し、必要な研修やワークショップを実施しながら、子どもをとりまくネットワークの構築と支援を目指す事業です。
 仮設住宅の担当課は、ほとんどの自治体で高齢者対象の事業を行っている部署です。そのため、どうしても報告事例が高齢者に偏っており、子どもの問題が見えにくくなっています。
 しかし、各市町に足を運んで話を聞いてみると、様々なことが見えてきました。特にどこでも聞かれたのが「子どものあそび場がない!」ということでした。また、保育園や幼稚園の復旧が優先して、子どもの一時預かりや児童館がなくなってしまったというところもありました。物理的な要因はいろいろあって難しいとは思いますが、現地で子どもを心配する大人たちが知恵を集めれば何とかなることもあるかと思います。これから宮城県内でもっともっとお話を聞こうと思います。
 とりあえず、七ヶ浜での催しが決まりました。お近くの方、ぜひいらしてください。
1.講演会「子育てをもっと楽しく」 
  仮設住宅で子育てするママ・パパのストレス軽減を目指す講演会。支援者の皆さんもどうぞ。
  講師:宮城学院女子大学名誉教授・「ケア宮城」代表 畑山みさ子先生
  3月1日(木)10:00〜11:30 七ヶ浜町子育て支援センター
  参加費 無料
  託児あり 6か月以上のお子さん 先着10名 託児料無料 2月23日までに申し込み 
        (申し込みは 月・水・金9:00〜17:00受付 022−279−7210へ)
2.「子どもといっしょに昔遊び」
  おじいちゃん・おばあちゃん・ママ・パパ等どなたでも参加できます。「昔とったきねづか」の腕を子どもたちに  見せてください。これから習うこともできます。全日本コマ回し協会会長で尚絅学院大学準教授の安藤正樹さ  んによるコマ回しの実演もお見逃しなく!
  3月9日(金)13:30〜16:30 七ヶ浜町第一スポーツ広場仮設集会所
  参加費 無料
  コマ、お手玉、ケン玉、おりがみ、書道など、道具は用意してあります。
        

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