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夜が永遠に続けばいいと思うとき、大人の御伽噺をどうぞ

- 旅の記憶

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Amalfi海岸

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世界遺産のアマルフィ海岸。日本人の観光客も数多く訪れる。町自体が玩具箱のようなところ。
結婚式を挙げたいと言う人。新婚旅行に行きたいというカップル。ゆっくり旅行をしたいという
ベテランのカップル。年齢に応じてバリューの感じ方が違う街。



イタリアは本来古いものが多い。金と維持とプライドをかけて、古いものを残している欧州人が
更に古いもの、彼らのルーツ、歴史上の交差点、キリスト教の聖地等を求めてイタリアにいく。
でも、欧州の大国の中では、その町並みは同じラテン系のフランスとは随分違う。



南フランスは、かなり洗練された雰囲気があるが、南イタリアというと雑然としていて、
路地や、小道や家が密集して所狭しと建っている。ライフスタイルから、洗濯物を平気で
外に干す無神経さとプライバシーをさらけ出す、あっけらかんとした性格なんかが、日本人が
親近感をもつ最大の理由なのだろう。



それにイタ飯はすでに日本食になった洋食のひとつだ。イタリアは北と南では味つけも違うし
料理そのものが異質だ。なんといってもシーフードの南の方が豪快で、素朴で、素材を大事に
した日本人に合う料理である。



アマルフィは決して交通の便がいいところではない。山道を永遠と車で走るか、フェリーで
いくしかない。でも一度滞在してしまうとなんとも心地よいスペースだ。ほとんどのことは
やりつくした人が、何もしないことにバリューを感じる、そんな街のような気がする。



断崖絶壁に街をつくるなどは、土地の狭い日本でもやっていることなので、余計に親近感
を感じるが、ここが岸壁に街を作っている理由は全く違う。4大海洋都市として栄華と覇権を
競い争っていた時代。広域海洋貿易の拠点でもあった。外敵から住民を守るための要塞都市だ。




カプリ島にも近い。海が荒れていると入れない青の洞窟。これも運によっては観れないというのも
日本人好みのエンターテイメントだ。別に日本人を意識した演出というわけでもない。単なる
安全のためだが。その昔ながらの方法を変えないところがいい。



とにかく、白壁のがけに面した迷路のような小道をそぞろ歩きたい。毎日でもあきない。
壁の間から垣間見る海岸線は、人間の創造美と自然が調和した、点描画のような世界だ。
仲良くなれば、地元の人たちにランチぐらい招いてもらえるかもしれない。



駆け足でこの辺りを回ったが、死ぬ前にもう一度行きたい場所筆頭はアマルフィだ。
いいホテルに長く泊まりたい。心の豊かさと静寂がそこにある。



でも、点描画にはいい女が付き物だ。そのあたりの調達から検討しないといけない。

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パリの街を歩く

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サントノーレと比べるとサンジェルマンはまるで東京の雑踏のようだ。
移民も二世の時代になった。きれいなフランス語で会話する黒人と白人のカップルがいる。



地下鉄は泥棒が多いと説明するせいか、日本人の旅行者はよく歩いている。
ガイドブックの見方は随分とさり気なくなった。歩きながら地図を眺めて、旅行者です、
といわんばかりの人は少ない。公園のベンチやオープンカフェでゆったりと楽しんでいる。
歩いていたら、地図をもった人から中国語で道を聞かれた。



レストランの情報でも聞こうかとJALのオフィスに立ち寄る。
「それから、オルセーからサクレクールまで行きたい。地下鉄は?」
「地下鉄は泥棒が多いです。バスが便利です。」



マニュアルどおりだ。
「でも地下鉄がいい。」
「バスですと84番に乗ればまっすぐです。」



初老のフランス人女性だが、よく教育が行き届いている。
「あの、良く分かっているから大丈夫。」
「地下鉄を教えてください。」
「そうですか?コンコルドで乗り換えて、ピガールかアベッセーズまで。」

オルセーはパリにきた価値を一際強く感じる場所だ。
どの空間も迷路で、何度も訪れた人でないと、ガイドブックが手放せない。



まるで、旅行者をからかっているようなエスプリの効いたレイアウトだ。
3階に上がるのが分かりにくい。地上からみると3階は見えない。屋根の上だ。
しかも其処に印象派がある。

アベッセーズまでいって歩いて昇る。こじんまりしたアクセサリーの店やレストランがある。
子供の靴だけ売ってるなんて店がある。
これだけの数の異教徒が出入りする寺院も珍しい。寺銭をとろうという気がないのもフレンチ
らしくなくていい。



冷たい風が坂を登って少しほてった身体を爽やかに包んだ。La Defenceの当りに高いビルが増えた。
しばらく街を眺めることにした。



パントマイムの僧侶がいる。頭の上からつま先までオーバーオール。
右手に小さな鐘、左手に杖をもつ。
小銭を置くと、深くお辞儀をして鐘を鳴らし、杖をたてに差し上げて,トンと下ろす。
虚無僧のコンセプトかな?



テルトル広場の方から大回りして降りてくる。ほとんど人影はない。
モンマルトルは、昔住んでいたのではないかと錯覚させるような、和みの空間だ。
妙に懐かしいデジャブがある。

革のパンツとジャケットをきた、アジア系の髪の長い女性が颯爽と通りぬけた。
少し速く歩く靴音が、石畳をコツコツと鳴らし、シルエットが残像となって、
街路樹に美しく調和する。



地下鉄や美術館のストリートパーフォーマーもいろいろだ。カラオケに合わせて、
バイオリンや、クラリネットのクラシックの音色が聞こえてくる。



果物屋は道路の中央くらいまでせり出す。車はそれをよけてとおる。
自動販売機がない。コークを買っても店によって値段が微妙に違ったりする。
これは昔と変っていない。

軽いディナーにしようとフォションのレストランに向かう。改装中だ。
エディアールの店の2階へ。



このあたりは予約がなくても大丈夫。ドレスコードもない便利な場所だ。
一品毎に注文を聞いた後に、自然に発せられるトレビアン!の一言がいかにもパリらしくて、
至福を感じる。
英語も話す。どうなるかな?と思っていたら、Very Good!ときた。



「えーと、最後はじゃ子羊・・・・」
「すばらしい。」と日本語で言われても、ピンとこないだろうな?



クミンの香りが店内を満たす。インディアンテーストがコンセプトだ。
精神安定作用がある? これもアロマテラピーかな?



食前酒を頼んだらおかきが出てきた。日本人だけに出しているようだ。
メニューはエイジアンエスニック。サフランが利いたリゾットが美味しい。
紅茶は日本製の鉄瓶で出てきた。
くさい演出だが、チップをはずむことにした。

夜のシャンゼリーゼは美しく輝く。シルエットを意識して、小走りで通りぬける。
ちょっとレッスンした気分だ。



東京も洗練されてきたが、アメリカンテーストから抜け出せない。
この街は個性がある。
歩くこと自体にバリューがある。

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飛んでイスタンブール

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早朝のきらめく海原の上空に、雲の切れ目から幾重のも日の光がこぼれる。
小船の曳航が重なり合って、きらめきを屈折させる。
神の仕業か。



陸に差し掛かると無数の白亜の洋館。
白が光を吸収して、屋根のレンガ色と鮮やかなコントラストを生んでいる。
いつまでもこの至福の時を、過ごしていたいと願うまもなく、
飛行機は高度を次第に落としていく。



ホテルのテラスからボスポラス海峡を望む。
対岸はアジア。
丘陵地帯に無数の白い家が立ち並ぶ、高々と丘陵地帯を結ぶボスポラス橋は、
天空をかける虹のように風景に溶け込む。

猟師の町は活気にあふれ、魚は豪快に料理される。
素朴な味が楽しい。数え切れないほどのレストランは、
昼飯をこよなく愛する人々の憩いの場所だ。



海は低く目の前に広がる。
話題は人種の坩堝、コーカサス、アルメニア、スラブ、ペルシャ、ラテン、ギリシャ、
混血は何世紀にも渡り、まさにヨーロッパとアジアが交差する場所だ。

教会はイスラム教の寺院に改造され、時代の交差点を刻む。
人々は自由闊達に、まるでイスラム教徒であることを忘れたように、街を闊歩する。



米軍のイラク爆撃は、イスラム国家であるトルコの基地から行われたことが、記憶に新しい。
人々は人前で宗教色をだしていはいけないという奇妙な法律の前で、密かに神に祈る。



ヨーロッパになりきれなかったアジア。
大いなる矛盾の国。
その象徴のような魅惑的な街。

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飛行機あれこれ

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昔からよく聞くのがJALはサービスが悪いという話です。
特に中年以上の年齢の男性に多いようです。企業でいえば部長クラス?
海外出張もかなり多くて、会社でもそれなりの扱い方をされている訳で
要するに我侭ということ。



スッチーはホステスという訳ではないのだから、何か勘違いしている。
特に相手が新米だったりして、何かミスでもしようものなら異常に叱責したりする。
見苦しい。ヨメサンには言えないから、憂さを晴らしてでもいるのでしょうか?



でも正直言ってJALとANAを比べると、やはりANAの方がサービスがいい。
ポートワインを頼んだら、JALはファーストにしかないのでと断られたが、
ANAはファーストから持ってきてくれた。(小生のレベルも大差ないか?)



でもカンパリ・グレープフルーツジュースをカンパリグレープと間違えて、
グレープジュースで割って持ってきたのはANAだった(これほんとの話)。
要するに素朴なんです。

何と言ってもサービスNO.1はシンガポール航空です。これは万人が認めるところ。
大概のものはあるし、たいがいのことは聞いてくれる。
また、接客も押し付けがましくなく、また、気が利いていてとても心地よい。



ヨーロッパ系のAIRLINEはどうも緊張するのだが、シンガポール航空の場合は
日本の航空会社よりもリラックスできる。

シンガポール航空といえば、有名なのが、ロスアンジェルス発、東京経由シンガポール行き。
東京は午後7時発の便、これシンガポール行きの最終で、毎日飛んでる。



別名地獄のフライト。なぜ地獄かというと、これに乗るとシンガポール着が日本時間の午前2時、
シンガポール時間の0時、翌朝8時ごろの便にのれば、ジャカルタ、クアラルンプール、バンコク、
ハノイなどの東南アジアの主要都市にはどこでも行けてしまう。



朝10時にはミーティングがスタートできて、5時までたっぷり打ち合わせて、
その日の夜行便で東京に帰れるという寸法。
つまり2泊3日の海外出張。これ昔はよく利用していたモーレツビジネスマンが結構いたものです。
今は伝説になってしまったが。

この便、東京発がよく遅れることがある。
するとシンガポールでの睡眠時間が極端に少なくなって、悲惨なことになる。
遅れる原因はただひとつ。この便はシンガポールー東京ーロスー東京ーシンガポールと
飛んでいる訳で、残念ながら、東京からロスへ行くときに遅れる。



ほら、成田の空港で団体旅行客の遅れた人を探し回っているのを、よく見かけるでしょう。
これって回り回って翌日のビジネスマンの睡眠に影響している訳、
旅行で行く人は遅れないようにしましょうね。

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ヒマラヤ

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カトマンズは標高1300〜1400メートルにある盆地。
ニューデリーから飛行機で1時間。
ヒマラヤの山中にある小さいな国の首都だ。



タラップを降りる。
青い空と山々に囲まれた。



緑が多く空気が美味しい。
水が豊な土地だ。
長野の松本や奈良と地形が似ている。
松本市と姉妹都市だそうだ。

自慢は勿論エベレストだ。
海抜8848M。



東西800KM、南北200KMの細長い地形。
海抜は70Mからエベレスト山頂迄起伏に富む。

空港から10分のリゾートホテル。
茶色のレンガ、内装は木が多く、落ち着いた
大人の空間だ。



窓枠や柱は黒檀で仏像が彫ってある。
細工が重厚で豪華。
庭の桃が満開だ。
まるで王宮に舞い込んだようだ。



陽射しはきついが、気候は日本の4月中旬。
朝晩は肌寒く、セーターがかかせない。

人々は背丈が低い。
男はネパールキャップかぶっていて無愛想。
女は皆、にこっとして愛想が良い。
日本人は好かれている?



人口2400万人、一人当たりGDP250ドル。
「癒しの国」?
観光ガイドには桃源郷とある。



山々に囲まれ、神々と自然に守られ、
ひっそりと暮す。



山々の豊かな国である。
8000m級は世界で14ある。
其のうち8つがネパールだ。

36の少数民族、70の異なる言語。
標準語はネパール語。



ヒンズーと仏教が融合している。
王国である。



文字はサンスクリット。
インドと発音が少し違うようだ。
でも挨拶は「ナマステ」。

今回の旅の先導役は25年前にここに来た。
当時はヒッピーの溜まり場だったとか。
今は旅行者もまばらだ。



96年に共産ゲリラが西部の奥深い地方を占拠。
以来軍事闘争をしている。
今年の1月に停戦。
軍服に自動小銃の兵隊が町の要所に4〜5人ずついる。
装甲車もあり警戒は厳重だ。



夜9時以降は人通りが途絶える。
政府公認のカジノが3軒ある。



ヒマラヤ登山と観光立国の国だ。
他には産業はこれといってない。
道路の整備が遅れている。

関空からネパールエアーの直行便がある。
昔は日本人観光客が年間5万人もいたそうだ。
ゲリラ闘争後、旅行者が半減した。

午前7時、ヒマラヤ遊覧飛行に向かう。
エアラインは「仏陀AIR」
スチュアーデスは観光ガイド兼任だ。



プロペラ機の定員は18人、左右10列。
一緒になった客は16人。
日本人2人、中国人2人、後は欧米人だった。
私の席は五列目左側で窓の下は丁度翼の位置。



快晴、風無し。朝霧が薄く立ち込め、揺れはない。
スムーズに静かに離陸。
霧を突き抜け朝陽に向かって進路を東に取る。
山々は左手にある。



朝陽に照らされ光り輝くヒマラヤの山。
手前から10列以上も山波が連なる。
山の頂はどれも三角形の頂点だ。
鋸の歯の様である。



尾根は黒く輪郭を整え、
山肌の窪みに雪が溜まって、銀色に光輝く。
所々岩肌が見える。



スチュアーデスが、今見える高い山は何々であると教えてくれる。
出発前に配られた「ヒマラヤの高い山並み地図?」を頼りに確かめる。
Shisha Pangma 8013M, Gauri Shankar 7134M, Melungte 7187M......



すると、コックピットからの眺めを見る様にお誘いがかかる。
副操縦士が説明する。
前方にエベレストが見える。私の順番が来た。



意を決して席を離れ前に恐る恐る出る。
体重移動に伴い飛行機が揺れたような錯覚
丁度飛行機がエベレストの近くに来た。
右側に瘤を持った山の頂が、ちょこんと山並みの一番奥に控えている。
だんだんと迫ってくる。エベレストだ。

登頂した人が沢山いる。
又、登頂できずに亡くなった人も沢山いる。
スキーで滑り降りた人。
とてつもなく高い山の登頂の成功はそれだけで偉業だ。



空は何処までも青く澄む。
何と気持ちのいいことか。
崇高である。
立派である。
歓迎してくれる。
神々が住んでいるらしい。
多神教だ。



わかる様な気がした。

飛行機は左旋回。
来た方向にUターン。



機内でエヴェレストという本と、Tシャツ、
そしてVIDEO TAPE、本を3冊買いこみ、
ついでに、記念に彼女にサインを貰った。
正味1時間のフライト。

ヒマラヤとはサンスクリット語で「雪の棲家」。
エベレストはネパール語で「サガルマータ(宇宙の額)」。
チベット語で「チョモランマ(第三の女)。」
中国語で「キョモランマ」。
エベレストは南がネパール、北がチベットだ。



1841年インドの測量技師サー・ジョージ・エベレストがピーク15と命名。
1859年、彼の名前にちなんでエベレストと命名された。



登頂は1953年5月29日エドモンド・ ヒラリー(ニュージーランド)が最初。
女性の初登頂は1975年5月16日、日本人女性「たべいじゅんこ」 さん。
時期的には圧倒的に5月、次に10月の登頂が多い。
この頃が見ごろということか?



忘れられない思い出になった。

上の文章はYさんが作成したものを抜粋、加筆、修正、転載しました。

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