京都 西院春日神社 春日の草紙

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藤花祭

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昭和10年代の藤花祭

今日は汗ばむ陽気。
藤のつぼみがグングン大きくなってきました。

といっても、6尺藤はごくごくわずかなつぼみです。

午後から、御所の藤の枝寄せをしました。

以前も紹介しましたが、
つぼみが付いている枝を、紐で引っ張って、
花が咲いたときによりきれいに見えるようにすることです。

これから葉っぱもたくさん茂ります。

花が咲いても、葉っぱの影や、人目につかないところでは、
せっかく咲いてももったいないので、
皆さんに少しでもきれいに見て頂けるよう、

神様に、一つでも多くの花が見て頂けるように、
バランスや枝振り、つぼみの付き具合を考えて、紐で枝を引き寄せます。

6尺藤や御供進の藤がほとんど咲かない今年は、
この御所の藤の一人舞台です。

しかし、6尺や御供進の藤も、ごくごくわずかですがつぼみをつけています。絵
日差しをあびて、頑張って大きくなっています。

例年よりはすこし控えめですが、この藤たちも神様の大切な藤ですので、
見上げてあげてください。

ところで先日。
古い資料を整理していたら、こんな資料がありました。

昭和10年代の藤花祭の資料です。


イメージ 1



イメージ 2


上の画像は、
藤花祭供進使参向列の資料です。

昔は、盛大な行列が西院一帯を巡行していました。
その時の行列に参加する御稚児さんの履物についての注意書きです。

ぞうりは白い花緒(鼻緒)にすること。

色物の鼻緒の場合は、白い布を巻いて、白く見せてください。
という注意です。

草履の鼻緒は「白色」が正式。
色物は軽装、略式。ということです。


次の画像は、

藤花祭前日の祭典の式次第です。

今は4月29日に行われますが、
昔は5月18日におこなわれ、
前日の夜が前日祭という祭典がありました。

昭和30年代以前の藤花祭は、今の春日祭以上に盛大で、
皇室、華族の方や、陸軍師団長、大将、中将などの軍人が、
たくさんお参りに来られたようです。

その頃は、前日祭、参向列巡行、社頭の儀、奉納行事がありました。

ちなみに、前日祭の斎主 杉本保光は、現宮司の大叔父で、石清水八幡宮の社家 御殿司家の当主。 米川家から杉本家に養子にはいった人です。

祭員の米川保清は、杉本保光の弟で、山ノ内 山王神社の宮司。八坂神社、平安神宮の権宮司を兼任していました。

先々代宮司が兵隊として戦場に行っている間、先代宮司がまだ3歳くらいで、
保光・保清兄弟が、宮司不在の間、神社をおもりしていました。

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西院春日さん
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