京都 西院春日神社 春日の草紙

西院春日神社ホームページ: http://kasuga.or.jp

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明日、23日は皇居や全国の多くの神社では新嘗祭(にいなめさい)が執り行われます。
今年の新米を、天皇陛下が皇居の御殿で神様にお供えになり、御自身もお召し上がりになられます。

また全国の多くの神社でも、神職がそれぞれの神社の神様に新米をお供えして、新穀への感謝と、国の平安 国民の繁栄などをお祈りします。
 
西院春日神社でも 明日午前11時から
日供会(にっくかい)という組織の会員さん20名弱の方々も参列されて斎行します。
 
先月の春日祭のような華やかで、盛大ではありませんが、
当社で最も古くから行われている祭典で、とても簡素(シンプル、スマート)で、厳かです。
 
 過去の新嘗祭の様子は、「11月の祭典」の中からご覧ください。

 日本では古くから、新米を食べるのはこの新嘗祭が済んでから。とされて、新嘗祭で神様にお供えするまでは人間は食べてはいけない。とされてきました。
 と いっても、法律などで決められていたわけではなく、お米が主食であり、農耕文化の日本人の祖先が、誰がきめたわけでもなく、自然とそうした「おくゆかしい」習慣がうまれました。

  最近、インターネットなどの色々なサイトや、雑誌 テレビなどでも、
「新米は新嘗祭」(勤労感謝の日)から食べよう!!
と呼びかけたり、
「 新嘗祭」(勤労感謝の日)までは、新米を食べないようにしましょう!!
といった内容の話がみられます。
数年前にはとあるイベントでは、
ワインのボジョレーヌーボーのお米バージョンとして、
新米で炊いたオニギリを、イベント会場の人々が一斉に食べる。という催しがありました。
 
  たぶん、この時だけで今では続いてないと思いますが・・・

現代ではこうした習慣を復活させるのはかなり難しいでしょう。
むしろ、どこよりも早く新米を売り出すのが、スーパーや飲食店の「売り」ですから。

   「昔は、新嘗祭が済むまで新米を食べないとされていた」と良く紹介されますが、
今でもこうした習慣を守っている人々は結構おられます。

権禰宜の実家でも守られています。

新嘗祭前に新米を食べると「スズメ」になる…とおどろかされたりして。(笑)
ただし、外食などでどうしても「新米かも…」と言うご飯を食べないといけないよう時には、
「苦し紛れ」の呪文?があります。
この呪文?を唱えてからなら、食べても仕方ない。ってことです。
イメージ 1
写真は明日の新嘗祭でお供えするお米です。(ほんの一部)
毎年、氏子さんからたくさんの稲穂が奉納されます。
 
神社中のすべてのお社にこの稲穂をお供えしますが、
お社におよって、お供えする稲穂の本数が違います。
  これは当社だけの習慣ですが。
 



 

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