京都 西院春日神社 春日の草紙

西院春日神社ホームページ: http://kasuga.or.jp

しきたり

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この時期、しめ縄をお宮に持って来られる方が時々おられます。
早い方は4日、そして、7か8日からボツボツと…
三が日か7日が過ぎればしめ縄を下げる(はずす)と思っておられる様です。
が、京都では、15日までが正月です。
早く外すと、『ゲンの悪い』と言われます。
正月にしめ縄を上げない家は、不幸があった家、すなわち『家族が亡くなった家』だからです。
15日までに家族が亡くなると、その日のうちにしめ縄をはずすからです。

一年を幸せに過ごすために、しめ縄は15日まであげておきましょう。
お宮の境内はほぼ正方形で、東と西に面して通りがあります。

したがって、東から西へ
      西から東へ
            二十四時間 
                    通りぬけが出来ます。

             ※北から南 や 南から北 へは通り抜け出来ません。


 朝は出勤の会社員(公務員もおられるでしょうが)

    通学の学生など

             (夜勤明けの方も帰宅に通られていますが)

 日中は買い物のため 
    病院へ行かれる方
      孫を連れてお散歩 などなど

 夕方は家路の会社員(公務員もおられるでしょうが・・・)  
  
   いろいろな方が通っていかれます。

  そんななかで、
        この数日、
             気になる方がおられます。



 
  お宮ですから当然「鳥居」(とりい)があります。
 
  鳥居は神社の象徴です。

  神様のおられる『聖域』と『世間』を区切る『境界』です。

  「鳥居」
        “鳥が居る” 
                と言うだけあって

   鳥の「止まり木」
           とされています。

   その鳥とは

          
イメージ 1


         「常世の長鳴鳥」(とこよの ながなきどり)

  すなわち 
    

    『にわとり』です。

              (鳥居の説明はまたの機会に)




  話がそれましたが、

  お宮には、東の参道に大きな鳥居が 二基(ふたつ)
       
       西の参道に小さ目が   二基(ふたつ)

 どれも、参道いっぱいにたってます。(東参道はとくにです)
 
            鳥居の外側は「大人が一人」通れるくらいで
 
                   場所によっては「子供が一人」なんとか・・・

    
イメージ 2



 

 そんな狭い場所をわざわざ通る方が数日前からおられます。

 たぶんこの方は、最近に“ご家族をなくされた”
                        と思われます。
  
                      ※間違っていたら申し訳ございません。

 最近よくあることがらで
 
   「家族に不幸があった場合、鳥居をくぐたらあかんといわれましたが・・」

   と 社務所へご質問に来られる方がふえてきました。

   家族に不幸があった場合、
                「鳥居をくぐったら あかん」

     とは、
  
                 「鳥居をくぐらずに、神社へ入る」

   ことではなく、

           

             
         

                「神社の敷地に一歩でも 入ったら あかん」

   ということで、

                「鳥居をくぐらなかったら 入ってもよい」


  ということでは ありません。

         ※ 一休さんの 「このはし わたるべからず」みたいな・・・

 
 お宮のご近所の方でご不幸がおありになり、「喪中」の方が
 
 鳥居の横から
       文字通り“一休さん”の要領で
                     境内に入ってこられる姿をよくみかけます。

 
  ドラマなんかで

 
       「二度とこの家の“しきい”をまたぐな」!!!!

        「出て行け てめーの顔なんぞ二度と見たくねー」!!!

  と、大喧嘩をしているシーンがありますが、
 
       これも、

           “しきい”をまたがなければ、
           “えんとつ”からや“窓”から入ればいいのか・・・・

       というものでもありません。

     「二度とこの家に入るな」!!

       という意味です。


   日本語にはこうした“湾曲的”(遠まわし)な表現がよくつかわれます。


   その言葉通りに受け止めると“まったく違う意味”になり、
   場合によっては“とんでもないこと”になります。

 
   ところで、なぜ
          「喪中に鳥居をくぐってはいけないか」
          「神社に入ってはいけないか」


   それは、
           「喪中は心身が けがれているから」 です。

   でははぜ    
           「けがれていると 神社に入ってはいけないのか」

   それは   
           「親しい家族を失って深い悲しみにある間は、亡くなった方の
            “供養”に専念をして、外出や神頼み(神社へのお参り)を控えなさい」

   という意味です。

   それと、
           「深い悲しみにある間は、正常な心理状態ではなく、悲しみのあまりに
            “正常な判断”や“正常な行動”を見失うことがり、そうした状態で
            神社に入って“そそう”をしては神様に失礼にあたる」

           「神さん事に携わっていて“そそう”があっては恐れ多い」
   
   ために、     昔の人が“いましめ”として

           『喪中は 鳥居をくぐったらあかん』と


             さとしたわけです。
           

    


 

      



                

       
 


   
    
 
 

神事(しんじ)とは、神道に関する「しきたり」「行事」。

仏事(ぶつじ)とは、仏教に関する「しきたり」「行事」 のことです。


具体的には、
   
  神事=お正月に「鏡餅」や「しめ縄」を飾る(正しくは“供えたり”)
 
  仏事=お盆(ぼん)やお彼岸(おひがん)に、お墓参りをする  ことです。


京都では

    神さんごと(神さん事)


    仏さんごと(仏さん事)


                といいます。


 で、少し前までは

   神さんごと と  仏さん事  は はっきりと区別されてました。

   お正月に古い御札やしめ縄をお焚きあげ(焼却処分)する神事がありますが、
   最近目立つことが

   仏式の葬儀から忌明け(49日目まで)の間に「新仏」(しんぼとけ)さん用に使用した
   「枕かざり」「白い香炉」や「白いろうそく立て」「蓮の造花」「回り灯篭」            (まわり どうろう)などを、 神社に持ってこられる方が多くなってきました  (´Д`) 


    ただでさえ、仏具は「お寺」に納めて頂きたいところ、
          よりによって「新仏さん」の「枕かざり」まで・・・・

    今朝も一組おかれていました。


 若い年代の方ならともかく、
           そこそこの中・老年の方に多く見かけられます。

 こうしたものは「お寺」か「葬儀会社」に確認をしてください。

 
 同様の話しを知人のお寺の方からも伺った事がありあます。

 そのお寺は敷地50坪、ご住職夫妻だけのごくごく小規模で、お盆やお彼岸のお参りといっても

 70〜80名ほどが来られるくらい・・・・

 最近、このお寺で節分になると本堂前の階段に

「御札」「御守」「しめ縄」「門松」「人形」「ぬいぐるみ」などなどが
                                   あふれています。



  もちろん、それらは99パーセントが「お寺と無関係な神社」

                  の 御札・御守 ばかり・・・

  お寺では「お炊き上げ」ができないので、

 ため息をもらしながら整理をして、
     わざわざ「お供え」(現金)をつつんで近くの神社へ納めに行かれます。

 
 お宮へときどき
 
  「水子供養」の依頼に来られたり、
  「古い仏壇を処分してください」と来られることもあり、


  神さんごと

              と
                  
                      仏さんごと



  がごっちゃになってきています。 


  
   

 
 
  
  








  
  

 

    

年賀状

そろそろ、年賀状を整理して「お年玉抽選」の一等賞獲得の準備をする方も多い時期ではないでしょうか。
年賀状というと「お年玉抽選くじ」がついた「年賀はがき」が一般的ですが、お宮の年賀状はまったく違います。

そもそも、年賀状は元旦に直接お会いして「新年のご挨拶」ができない方に、「新年を迎えてから」書いてお出しするもので、現在のように、元旦に会う人にはお出しする必要がなく、また年末に書いて投函するものでもなかったようです。

お宮では、宮司が9通だけかいて、元旦の午後に投函します。

差し上げる方は

皇居の女官長さまや
東宮御所の女官長さま

それにお宮とご縁の深い

二條さまや冷泉さま
山科さまなどのお公家さんです。

それぞれにもちろん「はがき」ではなく、
「奉書」という和紙に毛筆で
「特別なご挨拶」をしたためて、花押(かおう)という特殊な「サイン」をします。↓

イメージ 1


女官長さまからも両陛下からの思し召しで「宮中式」のご挨拶を頂戴し、神様に「両陛下がお健やかに新年をお迎えになられた」事をご奉告を申し上げます。

皇居へ差し上げるお年賀も、皇居から頂戴するお年賀も「お年玉抽選くじ 一等賞」の夢は付いていませんが、古式ゆかしい「雅なこころ」が添えられています。

松の内

京都のお正月は十五日までです。

地方では、3日までや7日までまた10日までという地域もあるようですが、
十五日までを「松の内」といいます。

松とは「門松」のことです。

大阪では「しめの内」(しめ縄のこと)というらしいです。

神社では「しめ縄」は年中飾って?ありますが、 正月に定番の門松は飾ってません。

その代わり「門榊」(かどさかき)をたてます。

イメージ 1


ダジャレでなく本当に「かどさかき」といいます。

お正月以外にも「春日祭」にたてます。

しめ縄は普段から張ってある以外にお正月だけは「輪飾り」を全ての部屋に飾ります。

床の間・おとう場(お手洗い)・電気のブレーカー・ガスの元栓・水道の蛇口・神輿倉・各倉庫や蔵・
など

イメージ 2


これらは、十五日までのあいだ「年神様」が全ての部屋へこられるために、
「年神様がおられる清い場所です」という事をしめすためです。

参拝者の方で最近は7日にはずして納めに来られたり、早い方は4日に持ってこられます。

こうした方のほとんどは、「十五日まで神様がおられるための注連縄」という意味をご存じなく、
「クリスマスリース」的な感覚で、単なる「デコレーション」と思っておられるようです。

クリスマスリースも本来は単なる飾りでは無いはずですが・・・

お家のしきたりや土地柄の習慣は様々ですが、「郷に入っては郷に従え」で、
十五日までが「お正月」ですので、しめ縄は十五日まで飾っておいてください。

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