|
芥川賞をとった作品です。
先日まで見ていたドラマ「35歳の高校生」で生徒役のキャストを調べていたら、
学園ものの生徒役の子達を調べるのが好きなんです(笑)
菅田将暉(すだまさき)この子が映画に出る事を発見し、その映画が「共喰い」でした。
田舎なので、私の地域では公開されそうにないので、とりあえず原作読んでみました。
純文学は久々でしたが、一気読みできる作品でした。
主人公の17歳の少年をとりまくいろんな環境
戦争で手をなくしている母
父親は性交時に女性に暴力をふるう。
母は耐えられず川の向こうへ出て行く。
今は父の新しい女性暮らす主人公。
父は新しい女性にも性交時は手をあげる。
あの男の血をうけつぐのはあんただけで十分と二人目を堕胎した母。
自分は彼女とのセックスの際に暴力をふるってしまうのではないか
アパートの下に座っている売春婦
父親の血をうけた自分がどうなるのだろう
そして祭の洪水の日に・・・
いや〜。久々純文学。
純文学は暴力とセックスだけ書いておけばいいとうもんではないです。
そしてこの作品エロさはないですね。
情景の描写、人間の描写が絶妙で、読み手の心をぞくぞくっとさせる。
うまいこと書きますね。
少年から大人へなるこのせつない心の変化や、昭和の雰囲気がじとじと感じる、この空気の重圧感は半端ないです。うまいなぁと感じました。
映画化DVD待ちということになりそうですが、手を亡くした母親役は田中裕子さんですし、面白い作品になるといいですね。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用






