大阪・姉殺害:大阪地裁、懲役20年 発達障害、求刑超す判決 「社会秩序のため」
◇家族同居拒否、再犯の恐れ指摘
姉を殺害したとして殺人罪に問われた大東(おおひがし)一広被告(42)=大阪市平野区=の裁判員裁判で、大阪地裁(河原俊也裁判長)は30日、懲役16年の求刑を超える懲役20年を言い渡した。判決は、大東被告が広汎(こうはん)性発達障害の一種、アスペルガー症候群と認定。母親らが被告との同居を断り、被告の障害に対応できる受け皿が社会にないとして、「再犯の恐れがあり、許される限り長期間内省を深めさせることが社会秩序のためになる」と述べ、殺人罪の有期刑の上限が相当とした。
求刑超えの判決から一転、減刑へ
「発達障害40代男性」を殺人犯にしたのは誰か
約30年の「引きこもり」の末、大阪市の自宅で当時46歳の姉を刺殺したとして、殺人罪に問われた42歳男性の控訴審で、大阪高裁の松尾昭一裁判長は2月26日、懲役20年の1審判決を破棄。懲役14年を言い渡した。
昨年7月30日、裁判員裁判で行われた1審の大阪地裁の河原俊也裁判長は、被告が「発達障害」であることを理由に、検察側の懲役16年の求刑を上回る懲役20年の判決を下している。
しかし、2審の松尾裁判長は、逆に「被告のみを責められないアスペルガー症候群が影響している」ことなどから、“減刑”の量刑とした。
この男性の家庭内の事情はよくわからない。ただ、周囲の当事者の状況を見る限りにおいては、親から放置されることによって本人が追い詰められているケースが少なくない。
この事件について、私の地域の精神科医の先生がいろいろお話ししてくれた。
この人は事件後にアスペルがー症候群と診断されている。
果たして引きこもりする前から発達障害だったのだろうか?
30年間の引きこもり生活は、彼の人格を変えたということはないだろうか?
30年間引きこもり生活をさせてしまった家族には責任はないだろうか?
判決に多方面からいろんな意見があったみたいだけど、発達障害であろうとも殺意があって殺人した場合は刑が軽くなってはならないと思うけど、障害を持った彼の受け皿が出所後にないからといって、刑が重くなるのもおかしい気がする。
ふと息子が犯罪を犯したら・・・と考えてみた。
おそらく、刑務所生活は彼にとって何の罰にもならないだろうなと思った。
罪の反省に全くならないのである。
だって、毎日同じスケジュールで過ごせる刑務所は自閉症の人にとってとても快適だから。
自閉症の人にとって、イレギュラーな事が起きる日常の方がよっぽど苦痛なのだ。
もちろんならぬことはならぬと、私は息子に根気よく教えているけれど、知的障害があるので、健常者のようにはいかない。何故いけないのかと理解する能力がないから。人の気持ちを汲み取る能力も少ないから。
でも同じ社会で生きて行くのだから、小さなころからダメなものはダメってしつこく言うしか私たち親にできる事はない。
もし息子が犯罪を犯してしまったら、私たちの育て方が悪かったと言われるんだろうかという恐怖がある。
障害者を野放しにしている親が悪いって言われるのだろうか?
世間は多分そうなんだろうな・・・。
どんなに努力してもこの社会のルールを100パーセント彼らに理解させる事は不可能だって事を理解してほしと思う。
まぁでも自閉症に限っては刑務所は居心地がいいと思うので、息子犯罪者になっても情状酌量いらないですけどね。
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