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基本的には裁判官の前で言い争います。
裁判に出る当事者が双方ともに代理人で弁護士の場合、準備書面の陳述程度らしいのですが、私の裁判の場合は激しい言い争いが良くありました。
たまに、弁護士の卵などの研修生の見学があり、私は、見学者がいるとより張り切って歯科医の弁護士につっこみを入れました。
「攻撃防御の場所」
医療裁判の場合、最初の口頭弁論の後は「弁論準備手続き」と言いまして、普通の部屋で裁判官も原告も被告も一つのテーブルに着いて「攻撃防御」をします。
「攻撃防御できる内容」
発言して良い内容は準備書面に記載されている主張に限られます。
「求釈明」について
「なぜ激しいやりとりができるのか。」
準備書面には「求釈明」を記載します。求釈明とは「この質問に答えよ」ということですがこの求釈明が攻撃の武器になります。相手方は準備書面で「不知」と簡単に回答してくるかそれとも無視しますので弁論準備手続きで直接「なぜ回答しないのか」とつっこむわけです。相手方弁護士も反論してきて結構激しいやりとりになる場合もあります。
「裁判長の裁判指揮」
裁判長は「歯科医が回答しなければならないと言うことはありません」と言うか、相手弁護人に「今の求釈明に対する回答をいついつまでに提出しなさい」と指示します。
裁判長の指示は絶対のようで歯科医は次の準備書面で必ず回答してきました。
「防御も同じです。」
相手方が求釈明で攻撃してきてそれを回答で受けることが防御です。「求釈明」がうまく打てないと相手方は「回答が不十分である」と次の準備書面に記載してきます。打ち方を工夫して相手方が納得するまで打ち直します。
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