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久しぶりに読む時代物です。
室町時代末期の関東。若き主君の横暴により、すべてを失った男・長尾景春。誰よりも早く下剋上を成し遂げようとした景春は、独善的な守旧勢力に敢然と牙をむき、下々のために新しい世を築こうとするも、その前に兄とも慕った巨人・太田道潅が立ちはだかった。何度負けても再起した男の不屈の闘志を描く。(作品紹介より)
戦国時代よりちょっと前のお話で、主君が絶対であるという時代において、己の信念に従い下克上を成し遂げようとした男の物語です。
これまでの上の者が絶対であるといった体制から、力こそ全ての戦国時代へと向かう黎明期の関東が舞台になっていて、そこらへんを書いた作品にあまりお目にかかったことがなかったので新鮮で面白かったです。
人物の相関関係が複雑で、すらすら読めない部分もありましたが、伊東潤の落ち着いていて深みのある文体は満足できるものだったと思います♪
dondonの満足度 ★★★☆☆
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初めて読む作家さんです。
確か、新聞の広告で見て図書館での予約待ちの末にやっと読むことができた作品でしたが。。。
ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。その野営地に、氏族間抗争で命を狙われている女性が駆け込んだとき、壮絶な撤退戦の幕があがった。圧倒的な数的不利。武器も、土地鑑もない。通信手段も皆無。自然の猛威も牙を剥く。最悪の状況のなか、仲間内での疑心暗鬼まで湧き起こる。なぜここまで激しく攻撃されるのか?なぜ救援が来ないのか? 自衛官は人を殺せるのか? 最注目の作家が、日本の眼前に迫りくる危機を活写しつつ謳いあげる壮大な人間讃歌。男たちの確執と献身を描く超弩級エンターテインメント!(作品紹介より) ↑の紹介文といい、著名な方の推薦文など、煽るだけ煽ってくれましたが・・・
最初から最後まで、単に戦闘シーンの連続で、今の世界を取り巻く危機に対する問題提起とか、深い人間関係にまでは踏み込めず、なんとなく上滑りしてしまったような印象^^;
期待していただけに、ちょっと残念な作品だったと思います^^;
dondonの満足度 ★★☆☆☆
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角田さんの作品を読むのは、「八日目の蝉」に続いて2作目になります。
ただ好きで、ただ会いたいだけだった。わかば銀行から契約社員・梅澤梨花(41歳)が1億円を横領した。正義感の強い彼女がなぜ?そして―梨花が最後に見つけたものは?!第25回柴田錬三郎賞受賞作。(作品紹介より)
テーマとしては、自分の周りでもし起こったとしたらびっくり!ってな感じの話だけにちょっと興味を惹かれますよね。
この作品も、「八日目の蝉」と同じように全編にわたり息苦しい感じと徐々に高まっていく切迫感みたいなものが強く感じられ、角田さんってこの手の雰囲気を出すのがうまいな〜なんて思いながら読んでました。
角田さんって、「八日目の蝉」しか読んだことないのですが、意外とたくさんの作品を出してるんですね。
聞いたことのあるタイトルの作品もいくつかあるようなので、そのうちまた読んでみようかな〜なんて思ってます♪
dondonの満足度 ★★★☆☆
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いえ〜い♪大好きな高村作品ですが、読むのは数年ぶりになります。
惚れたって言えよ--。美貌の殺し屋は言った。その名は李欧。平凡なアルバイト学生だった吉田一彰は、その日、運命に出会った。ともに二十二歳。しかし、二人が見た大陸の夢は遠く厳しく、十五年の月日が二つの魂をひきさいた。『わが手に拳銃を』を下敷にしてあらたに書き下ろす美しく壮大な青春の物語。(作品紹介より) 高村作品は何年か前に数冊読んで、その濃厚で文学チック?な作風にすっかり魅せられてしまいました!
お気軽にすらすら読めるといったものではなく、ある程度腰を据えて向き合わなくては!ってな感じの作家だと思います。
今回たまたま、次に何を読もうかな〜とネットをあちこち眺めていて、まだ読んでいなかった高村作品を発見!
この作品は、高村さんの作品にしてはどちらかというとあっさり目の作風なのかもしれませんが、独特の美しい文体はファンとしては満足のいくものでした。
この世界観は、他の作家では味わうことができないものと思ってます。(←かなり褒めすぎ^^;)
ただ、残念ながら好き嫌いはあるかもしれないですけどね^^;
全編にわたりどんより靄のかかったような作風ですが、自分の周りではお目にかかれないちょっと陰のある男の生き方を、桜をモチーフに幻想的に綴りあげた高村文学を覗いてみちゃてはいかがですか♪
dondonの満足度 ★★★★☆
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図書館を利用して読書をしている自分には、人気の東野作品の新作を読むことはちょっと難しいですね〜
2013年5月に発行されたこの作品がようやく人気も落ち着いてきたようで借りることができました^^
黄色いアサガオだけは追いかけるな−。この世に存在しないはずの花をめぐり、驚愕の真相が明らかになる長編ミステリ。(作品紹介より)
東野作品の読み易さは相変わらずで、あちこちに謎もいい感じでちりばめられてはいるのですが〜
黄色いアサガオがどう事件に関係してくるのか! ってな感じで途中まではわくわく感がありました!
ところが、な〜んだ、話のオチってそっちだったのね^^; みたいな感じで最後はちょっとがっかり。。。
あと、登場人物にも魅力的な人がいるわけでもなく、それほど引き込まれる内容でもなく、まあどうでもいいっちゃどうでもいいようなそこそこの作品だったのかな〜というのが正直な感想でした^^
dondonの満足度 ★★★☆☆
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