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			<title>絶対絶命のチャーンス！</title>
			<description>周囲からは「変わってるね」といわれるちべが見たこと、聞いたこと、考えたことなどなを書きあさっているブログです。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/saitatu1226</link>
			<language>ja</language>
			<copyright>Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.</copyright>
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			<title>絶対絶命のチャーンス！</title>
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			<description>周囲からは「変わってるね」といわれるちべが見たこと、聞いたこと、考えたことなどなを書きあさっているブログです。</description>
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		<item>
			<title>キッチン　ジョージ</title>
			<description>生鮮食品と同程度の扱いが必要なくらい、直射日光が苦手なんです。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
混雑した車内でドアに押し付けられ、直射日光をさんさんに浴びてしまい、かなり気持ち悪い状態で吉祥寺に着きました。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
待ち合わせ場所の柱によっかかり、「気持ち悪いよ～、気持ち悪いよ～」とぼやきながら（実際にはぼやいてないが）待つこと５分。ようやく友人が来ました。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そしてフェミレスヘ。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
きょうはノートを写させてもらうために、吉祥寺まで来ました。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
年末です。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
多くの学生がこの一年間の怠慢を精算しなければならない時期です。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
気持ち悪いけど、とりあえずなにか食わないと。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ＢＬＴサンドとドリンク。」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ノートを必死で写しているところで、頼んだものが来る。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あれ･･･？なんかおかしい･･･。」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
上から見たり、持ち上げて下から見たり。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「どうした？」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「･･･『ＢＬＴサンド』の『Ｂ』ってなんだっけ･･･？」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Ｂ･･･ベーコン &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Ｌ･･･レタス &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Ｔ･･･トマト。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あ、ベーコンがない。」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「これじゃＴＬサンドやないけっ！」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ＬＴサンドな。」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
友人の冷静なツッコミを無視しつつも店員を呼びつけ &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ベーコンがはいっとらんのに、ＢＬＴサンドってなんなんけ！？お宅で『Ｂ』はバターでも指すんか！？」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
と言う勇気もないので、とりあえずメロンソーダを飲み干してから店員さんを呼んで、 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「すいません、おかわりでカルピスソーダ。あとすいません、これ、ベーコンがはいってないんですが･･･すいません」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
すいませんを3回も言うあたり、小心者具合が顕著に表れてるなぁ･･･と自己嫌悪に陥りました。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
本日の収穫 &lt;br /&gt;
「踏んだり蹴ったり･･･」</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/saitatu1226/39200216.html</link>
			<pubDate>Tue, 11 Dec 2007 23:29:25 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>『所縁』第16話</title>
			<description>　笹津は氷見宅の前に車を置くと、家には入らず歩き出した。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
  「どこ行くんですか？」&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
  「広田用水や。この家から用水路にはどうやって行くんか、調べないとな。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
笹津はいまの署に着て、3年。このあたりの土地勘はある。だからどっちの方向に用水路があるのかはわかるが、そっちの方に歩いていくと行き止まりになっておりなかなか用水路にはたどり着けなかった。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 ようやく見つけたのは、中学校と広田用水ではない用水路の間を伸びる幅1メートルくらいの、舗装されていない道だった。道は昨日の雨でかなりぬかるんでいる。その道を50メートルほど歩くと広田用水に出た。ここには転落防止用のフェンスがない。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「あ、涼しい。」上袋がふぅ、と息を吐いた。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
言われて見れば、ワイシャツがべったりと背中に張り付いている。きょうは35度を超える富山で、木陰の水辺はいやしの空間だった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ここから落ちたんですかね？黙ってても落ちちゃいそうだ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ああ、たぶんな。でもなにしにここに来たがんやろ、氷見さんは？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「たしかにここは地元の人間でも来そうにないですね。」上袋が後ろを振り返って言った。中学校のフェンスと用水路の間の、この狭い道に用がある人間はいないだろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 そこから氷見宅へは5分ほどだった。玄関先のチャイムを鳴らすと、氷見高幸が出てきた。50歳くらいかな、笹津は思った。そのまま居間に通された。氷見は手際よく台所でコーヒーをいれると、2人の前に置いた。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「このたびは。」笹津が切り出した。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
 「ええ。まさか、こうなるとは、思いもせんかったです。」&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
 「曜子さんは用水路で発見されました。曜子さん、何しに用水路ちゃ行ったか、わかりますか？」&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
 「いえ、それが全くわからんがですよ。昨日夜8時くらいにあの大雨の中、『ちょっと出てくるわ』とか言ってですね、出て行ったんですけど。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「昨日は確か、雨で北陸線がとまりましたな。わたし呉羽から汽車で来とるんですが、いや、参りました。」&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「曜子は、殺されたんですか？それともただ単に落ちたんですか？」氷見は雑談をするつもりはないらしい。それもそうか。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「それはいま捜査中です。なんとも言えないですよ。ただ、いま殺されたか、と聞かれましたけど、なにか思い当たる節でも？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「失礼ですが、高幸さんは昨日その曜子さんが出て行かれたあと、何を？」上袋が初めてしゃべった、が余計なことを聞いた。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
 「わたしを疑っとるんですか？」氷見は顔を近づけた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「いえ、そういうわけじゃありません。ただの状況確認です。」笹津は上袋のももを叩いた。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
 「わたしは昨日は、荏原火薬の大島社長をうちに呼んでいたんですよ。なので曜子が出て行ったあとも大島さんと雑談していました。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「何時くらいまで？」笹津が尋ねた。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
 「10時くらい…じゃなかったかと思うがんですけどね。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「わかりました、ありがとうございます。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「それで、曜子さん、恨まれたりってことはあったんですかね？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「いえ、思い当たりせん。」</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/saitatu1226/39125520.html</link>
			<pubDate>Sat, 08 Dec 2007 21:31:47 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>『所縁』　第15話</title>
			<description>7月28日。気づくと車は富山環状線に入っていた。現場までもうすぐだ。富山県警富山東署の刑事、笹津実は朝食のおにぎりを食べ終わって窓から空の様子を窺った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「きょうは暑くなるがんかな？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ええ、フェーン現象が起こって35度を超えるそうです。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
残念ながら、その予報は当たりそうだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「どうや、富山の夏は暑いだろ？」笹津は運転手を務める、去年東京から富山に来た新米刑事に尋ねた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ええ、東京より涼しいと思ってたんですけどね。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「なぜか東京の人間は、日本海側は雪が降るから涼しいというイメージを持っとるけど、それはまちがいだ。東京じゃ、なんて言ったかな…エアコンの廃棄熱で気温が上がるっていう…。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ヒートアイランド現象ですか？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「それや。東京は人口の熱で暑いらしいが、富山は違う。フェーン現象という自然現象によって発生した熱風が富山平野に吹き下りてくる。東京とは暑さの次元が違うんじゃ。」おれはなにに対抗意識を燃やしているんだろうか、笹津はすこし自分がおかしくなった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「どうしたんですか、にやにやして？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「いや、何でもないわ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 現場は田んぼの中の用水路だった。この用水路は脇の道より一段高いところを流れている。その一段高いところを学校に向かいながら、遊んでいた小学生が第一発見者だった。被害者は用水路の両岸から渡してある鎖に引っかかった状態で、発見された。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「大きな用水路ですね。」上袋は幅2メートルはあるだろう用水路を見て言った。水量はかなり多い上に、流れも速い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ああ、広田用水。この辺では一番大きい。昨日のあの大雨の中、この仏さんは何しに用水路にきたんや？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「これ、転落防止のためのフェンスが続いてますが、わざわざ乗り越えたんですかね？いや、突き落とされた…？」&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あ、大沢さん。仏さんの身元は？」笹津は先輩の刑事を見つけた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「お、笹津。おまえも教育係になったんけ？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おかげで白髪が増えましたよ。」笹津は35歳だが、歳の割りに白髪が多かった。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「被害者はこの用水路の上流、常盤台三丁目に住む氷見曜子、49歳。今朝、夫の氷見高幸から捜索願が出されとった。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「常盤台ですか。じゃ、ちょっと行って来ますわ。」笹津が振り返ると、上袋は運転席に乗り込むところだった。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/saitatu1226/39061867.html</link>
			<pubDate>Wed, 05 Dec 2007 23:56:57 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>『所縁』第14話</title>
			<description>翌朝5時。1年生と２年生の半分は１便で扇沢に向かった。アルペンルートは、正式名称立山黒部アルペンルートという。長野県大町市からトロリーバスやロープウェイ、ケーブルカー、バスを乗り継いで3000メートル級の北アルプスを貫通し、富山県富山市まで至る。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 黒部に「夏。アルペンルートに行くんだ。」と話したところ、「おれの名前、黒部太陽だろ。由来はうちの両親が、『黒部の太陽』っていう映画が好きだからなんだ。」と話し始めた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
黒部の話によれば、『黒部の太陽』は黒部第四ダム建設の苦難をテーマにした映画らしい。ビデオ化を石原プロがしないことから、「幻の映画」とも呼ばれているらしかった。その黒部第四ダムがこのアルペンルートにあるらしい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あそこはすごい。」黒部は思い出すように遠くを見ながら語った。「険しい峡谷の中にあるんだ。あのすばらしさは実際に見ないとわからない。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
黒部は『黒部の太陽』ファンの両親に連れられ、何回も行ったことがあるそうだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「去年行ったときの写メだ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あ、なんとなく見たことがあるような気がする。」そこにはダムの横からの映像があった。この放水の様子、何回かテレビで見たことがある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 扇沢は朝早いにもかかわらず、すでに多くの観光客がいた。ほとんどが重装備だ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「なあ、見てみろよ。あのリュック、あのくつ、あの装備。それに比べておれたちは何だ？500ミリのペットボトルと昼飯しか入っていないリュック、スニーカー、手にはデジカメのみ。完璧に山をなめてるな。」直哉も友則に同感だった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
代表の舟橋によれば、アルペンルートは「ハイヒールでも行ける」らしいがこの様子から、そうは思えない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
しばらくすると後発の先輩陣が到着した。まずは扇沢から関電トンネルトロリーバスに乗り込み、黒部ダムへ向かう。そして黒部ダムの上を徒歩で歩いてケーブルカーの駅に向かう。歩きながら、ダムの下をのぞきこんだり、周りの山を見渡してみたが、なるほど黒部があれほど感動するわけだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そうした感動に浸りつつケーブルカーで黒部平に向かう。黒部平からはロープウェイ。大観峰からは立山トンネルをトロリーバスで抜け、室堂に着く。ここがアルペンルートで最高の標高を持つ。標高は約2500メートルだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 室道駅の出入り口で一旦全員集合した。「それではきょう半日、ここで過ごす。お花畑に行くのもよし、地獄めぐりをするのもよし、体力に自身があるものは主峰の雄山に登るのもよし。自由に過ごしてくれ。16時半に集合はここだ。よし、解散！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
立山は主峰の雄山、大汝山、富士の折立の三つの山の総称だ。最高峰は大汝山の3,015メートル。これは北陸で一番高い。この室堂はその立山の下に広がる台地だ。みくりが池といった池や、地獄谷などがある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そしてこの台地は立山連峰の山々への基地でもある。この室堂までは乗り物に乗っているだけで着くが、ここからさらに登るためには扇沢で見たような装備が必要となるわけだが、代表の舟橋の言葉を鵜呑みにした直哉たちはハイヒールではないにしてもあまりに軽装だった。だから室道散策で半日をつぶすことにした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「この水、おいしいよ！」鴨川、内灘、泊が駅前にある水飲み場で叫んでいる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
直哉と友則、千葉は近づいていってみた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「でかいなぁ、『玉殿の湧水』か。」水飲み場のすぐ脇にある石碑にある文字を友則は読んだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
柄杓で水をすくって飲んでみると、たしかにおいしかった。6人は水飲み場の左側の道を進んでみることにした。室堂は低い松や草が生い茂る草原だ。そのみどりの中にイワカガミのむらさき色や、シナノキンバイの黄色、チングルマの白色が見事にあわさっている。道の右側には10メータくらいの急斜面の下にあるみくりが池は、深いみどり色の湖面に立山の山々を映していた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 正面には黒いごつごつとした山がそびえている。剣岳、というらしい。立山は古くから信仰の対象となっている。主峰の雄山は天国で神が鎮座する場所。そして剣岳は針山地獄。しばらくすると硫黄のにおいがしてきた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「この先は地獄谷みたいやな。」千葉はいつ手に入れたのか、地図を見ながら言った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ねぇ、温泉があるみたいだよ。」内灘が指を差して言った先には白い建物に、黒い字で「みくりが池温泉」とあった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「この温泉は日本で標高が高いところにあるらしい。」千葉がまた地図を見て言った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「入っていきたいけど、着替えもタオルもないな。」直哉が残念そうにつぶやくと、全員ため息をもらした。代表の言葉を鵜呑みにした自分たちが悪かった、そういう意味がこめられていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「お、氷見くんと鹿島くんだ！」内灘はまた指を差した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おまえらも地獄谷か？」友則が叫んだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
直哉はただ黙って、氷見を睨んだ。氷見は気づいたがすぐに視線をそらした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「いや、ぼくたちはいまやめたところだよ。」氷見が答えた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「なんでや？」千葉は聞き返したが、瞬時に理解した。室道から地獄谷に下りる坂はあまりに急だった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
行きはくだりだが、帰りはこれがのぼりに変わる。言っては悪いがガリガリの氷見とデブの鹿島が、これを往復する気は起きないだろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「ぼくたちはみくりが池を一周するよ。」そう言って、氷見と鹿島は行ってしまった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「どうする？」友則が聞いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「地図によれば、地獄谷に下りてもここを登らないで雷鳥沢から室堂に帰って来るコースがある。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
千葉が言うとすかさず鴨川が、「雷鳥沢から戻ってくるときは急じゃないの？」と聞いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「知らん。書いてない。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「とりあえず、せっかく来たんだし下りてみようよ。」その内灘のひと言に、全員賛成した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「坂が急だから行きたくないなんて、ばばあの言うことだ！」鴨川が自棄とも思える言葉を吐いて、先頭を切って下りていった。そのあとを5人は続いた。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/saitatu1226/39037041.html</link>
			<pubDate>Tue, 04 Dec 2007 23:28:10 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>みくしーを始めてみた</title>
			<description>かなり「いまさら！？」感がありますが、みくしーを始めて見ました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おまえ、流行の第三便にも乗り遅れてるぞ・・・」と非難轟々のなか、「そんなの関係ねぇ！」（←流行語、さっそく使ってみる）と、はじめてみました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
感想。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
意味わかんねぇ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
マイミク、ってなに？いや、聞いた事はあるけどさ、よくわかんねぇ。うち帰って来てみたら「マイミク申請」のメールとか来てるし。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
いや、用があるならフツーに来てくれれば、付き合いますよ？むしろよろしくお願いします。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
とりあえずみくしーではいまここで書いている「小説」以外を載せていくつもりです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
で、どうしてみくしーを急にはじめたのか？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
理由は、天啓です。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「なんか、やった方がいいんじゃないか？」と朝、起きたら思いました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
一応友人たちには「いや、話聞いてたら面白そうだから」とは答えましたが、それならもっと早くからやってるはずです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ホントに天啓です･･･いや、天啓と言うか、要は気が向いたんです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「だからＢ型っていやなのよ」という声が聞こえてきそうですが、何はともあれ&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
本日の収穫&lt;br /&gt;
「ミクシーでもよろしくお願いします」</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/saitatu1226/39012184.html</link>
			<pubDate>Mon, 03 Dec 2007 23:35:28 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>『所縁』　第13話</title>
			<description>信濃大町に着くと、マイクロバスがもう来ていた。あたりはもうすでに暗い。舟橋のおじが運転するバスは山に少し入ったところで停まった。近くにはゴルフ場があるらしい。おじさんは直哉たちを降ろすと、ふたたび駅に向かった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 降ろされた25人を出迎えたのは舟橋のおばだった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「舟橋和代です！よろしく！さぁ、若いもの、手伝え！！」威勢のいいおばさんだった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
25人は荷物を玄関に置いて食堂に直行させられた。あちこちから「え、休みなし？」という小声が漏れた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
食堂で女性チームと男性チームに分かれた。女性チームはこのまま食堂で配膳。男性チームは夏の間だけここでバイトしているという、市川という男子大学生の指揮の下、各個室にシーツや毛布を運ぶことになった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あの市川さん、東大を今年卒業して、外務省に行くらしい。」友則がどこから仕入れたのか、毛布を運びながら言った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「じゃ外交官か？たしかに頭よさそうな顔をしてた。」直哉は背が高くて、でもどこかがっちりしている市川を思い出した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あれ、おれこれをどこに運べばいいんだっけ？」友則はもう忘れたらしい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おれが207だから、おまえ206だよ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
207に毛布をいれて玄関前を通ると、2便の先輩たちが着いたところだった。そして配膳と各個室にシーツや毛布を運ぶ作業が終わると、食堂に全員集合して着席した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「もう聞いたと思うが、おれのおじさんの舟橋一人さんと和代さんだ。」代表が紹介すると、拍手が起こった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「なにせ今回、通常の60％の宿泊代で泊まらせてもらうんだ。自分でできることは自分でやってくれ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ペンションの相場と言うのはわからないが、2泊3日食事つきで8000円というのは安いのだろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「よろしくお願いします！」全員、声がそろった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「じゃ、飯を食って眠くなる前にあしたの確認だ。あしたはアルペンルートに行く。扇沢までまた、一人おじさんに2回に分けて送ってもらう。4時起床だ。朝食はバスの中でおじさんとおばさんお手製のおにぎりだ。全員、飯を食ったらさっさと寝ろ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「マージャン、できないんか…。」千葉が哀しそうな声をあげた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
夕食後、解散となり各々予め割り当てられた部屋に向かった。直哉は103号室だった。友則と千葉、そして成田と香取が同室だった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「１回だけ！」千葉のわがままに答えて、マージャンに付き合うことにした。そのときだった。ドアが開いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「輪島、ちょっと。」舟橋だった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「はい？どうしたんですか、代表？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
代表はドアを開けたまま行ってしまった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「なんだろう？」他の３人も心配そうに直哉を見ている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ちょっと行ってくる。」3人は「ああ」とだけ言って見送った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
舟橋を追いかけていくと、207号室だった。部屋の中には代表のほかに、野田、河合、福野といった4年の先輩に混じって、舟橋一人や市川もいた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「君が確かこの部屋に毛布を運んだんだよね？」市川が尋ねた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「はい、そうですけど？何があったんですか？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そう聞き返すと、代表が一枚の毛布を広げた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あ。」としか声が出なかった。毛布はずたずたに引き裂かれていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「足元も見てみろ。」河合の言葉に反応して直哉は足元をみた。畳にも引っ掻いたようなあとがついてい&lt;br /&gt;
る。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「犯人は畳の上に毛布を広げ、カッターか何かで毛布を引き裂いたんだ。だから畳にも傷が残った。」市川があごに手をあて、探偵のように解説した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おれ、やってませんよ！」なんとかそう言葉を発することができた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おい、輪島のかばんの中からナイフが見つかったぞ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
後ろを振り返ると、4年の桜井が立っていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「へ…。」直哉は振り返ったまま硬直してナイフを見つめた。しかしそれは直哉のものではなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「それ、おれのじゃないです！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ああ、加賀も千葉も、これは直哉のではないと否定していた。」桜井が続けた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「本当にやってないんだな？」野田が尋ねた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「はい。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
野田はほかの4年を見回してから「じゃ、すまなかった。あしたは早いから部屋に戻れ。」そう指示した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「失礼します。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
部屋に戻ると、4人はマージャンをせずに直哉を心配そうな顔をして待っていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「わりぃ、寝かしてくれ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おう、構わんで。よう考えたらあした早いもんな。寝よか！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
直哉は布団にもぐりこんで、ひとつの考えを抱いていた。毛布を引き裂いたのは、氷見じゃないだろうか。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/saitatu1226/38979118.html</link>
			<pubDate>Sun, 02 Dec 2007 19:36:04 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>『所縁』第12話</title>
			<description>信濃大町に着くと、マイクロバスがもう来ていた。あたりはもうすでに暗い。舟橋のおじが運転するバスは山に少し入ったところで停まった。近くにはゴルフ場があるらしい。おじさんは直哉たちを降ろすと、ふたたび駅に向かった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
降ろされた25人を出迎えたのは舟橋のおばだった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「舟橋和代です！よろしく！さぁ、若いもの、手伝え！！」威勢のいいおばさんだった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
25人は荷物を玄関に置いて食堂に直行させられた。あちこちから「え、休みなし？」という小声が漏れた。食堂で女性チームと男性チームに分かれた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
女性チームはこのまま食堂で配膳。男性チームは夏の間だけここでバイトしているという、市川という男子大学生の指揮の下、各個室にシーツや毛布を運ぶことになった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あの市川さん、東大を今年卒業して、外務省に行くらしい。」友則がどこから仕入れたのか、毛布を運びながら言った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「じゃ外交官か？たしかに頭よさそうな顔をしてた。」直哉は背が高くて、でもどこかがっちりしている市川を思い出した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あれ、おれこれをどこに運べばいいんだっけ？」友則はもう忘れたらしい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おれが207だから、おまえ206だよ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
207に毛布をいれて玄関前を通ると、2便の先輩たちが着いたところだった。そして配膳と各個室にシーツや毛布を運ぶ作業が終わると、食堂に全員集合して着席した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「もう聞いたと思うが、おれのおじさんの舟橋一人さんと和代さんだ。」代表が紹介すると、拍手が起こった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「なにせ今回、通常の60％の宿泊代で泊まらせてもらうんだ。自分でできることは自分でやってくれ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ペンションの相場と言うのはわからないが、2泊3日食事つきで8000円というのは安いのだろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「よろしくお願いします！」全員、声がそろった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「じゃ、飯を食って眠くなる前にあしたの確認だ。あしたはアルペンルートに行く。扇沢までまた、一人おじさんに2回に分けて送ってもらう。4時起床だ。朝食はバスの中でおじさんとおばさんお手製のおにぎりだ。全員、飯を食ったらさっさと寝ろ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「マージャン、できないんか…。」千葉が哀しそうな声をあげた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
夕食後、解散となり各々予め割り当てられた部屋に向かった。直哉は103号室だった。友則と千葉、そして成田と香取が同室だった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「１回だけ！」千葉のわがままに答えて、マージャンに付き合うことにした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そのときだった。ドアが開いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「輪島、ちょっと。」舟橋だった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「はい？どうしたんですか、代表？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
代表はドアを開けたまま行ってしまった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「なんだろう？」他の３人も心配そうに直哉を見ている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ちょっと行ってくる。」3人は「ああ」とだけ言って見送った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
舟橋を追いかけていくと、207号室だった。部屋の中には代表のほかに、野田、河合、福野といった4年の&lt;br /&gt;
先輩に混じって、舟橋一人や市川もいた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「君が確かこの部屋に毛布を運んだんだよね？」市川が尋ねた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「はい、そうですけど？何があったんですか？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そう聞き返すと、代表が一枚の毛布を広げた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あ。」としか声が出なかった。毛布はずたずたに引き裂かれていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「足元も見てみろ。」河合の言葉に反応して直哉は足元をみた。畳にも引っ掻いたようなあとがついている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「犯人は畳の上に毛布を広げ、カッターか何かで毛布を引き裂いたんだ。だから畳にも傷が残った。」市川があごに手をあて、探偵のように解説した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おれ、やってませんよ！」なんとかそう言葉を発することができた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おい、輪島のかばんの中からナイフが見つかったぞ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
後ろを振り返ると、4年の桜井が立っていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「へ…。」直哉は振り返ったまま硬直してナイフを見つめた。しかしそれは直哉のものではなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「それ、おれのじゃないです！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ああ、加賀も千葉も、これは直哉のではないと否定していた。」桜井が続けた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「本当にやってないんだな？」野田が尋ねた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「はい。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
野田はほかの4年を見回してから「じゃ、すまなかった。あしたは早いから部屋に戻れ。」そう指示した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「失礼します。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
部屋に戻ると、4人はマージャンをせずに直哉を心配そうな顔をして待っていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「わりぃ、寝かしてくれ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おう、構わんで。よう考えたらあした早いもんな。寝よか！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
直哉は布団にもぐりこんで、ひとつの考えを抱いていた。毛布を引き裂いたのは、氷見じゃないだろうか。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/saitatu1226/38866092.html</link>
			<pubDate>Tue, 27 Nov 2007 22:50:21 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>むだなことに打ち込んでみる</title>
			<description>おとといくらいに、ＣＭと呼ぶべきくだらな～い内容のブログの名称を何とするのか考えておく、と書きました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
決定しました。「カスタネットブログ」。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
小説（もどき）を連打したあとのちょっとした息抜き。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「パンパンパン　パンパンパン　パンパンパン」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
の「　」部分がちょうどそれに当たります。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
参考文献、西原理恵子。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
さて、今回のカスタネットブログ、いってみよう！！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
夜の京王相模原線。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
帰りにちべは京王稲田堤駅で急行から各駅停車に乗り換えます。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
乗り換えると言っても、急行を降りたホームで５分後にくる各駅停車を待つ程度なのですが、まあ乗り換えといえば乗り換えでしょう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ただこの５分が長い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
いま聞いている「B&amp;#039;zの熱き鼓動の果てに」が約4分8秒なので、一曲分以上待つ計算になります。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
・・・ね、長いでしょ？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そこでちべはこの５分をいかに工夫して待っているかと言うと・・・&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
歩く。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
これには説明が必要でしょう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
新宿から京王線に乗るとき、駅の構造上ちべは先頭車両に乗ります。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
でも家の最寄り駅である稲城駅で、階段は前から６両目付近にあります。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
だから京王稲田堤駅で６両分、歩くわけ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
・・・なんですが、ただ歩くだけじゃつまらない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
その名も&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「時速1.4キロで歩けるかなゲームIN京王稲田堤駅１番線！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
解説しよう、首都圏の電車のだいたいの車両は１両20メートルで設計されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
それが６両分ということは、120メートル。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
急行と各駅停車の接続時間は５分！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
120メートルを５分で歩くということは、時速1.4キロ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
要はちべが時速1.4キロで歩くことができれば、５分後に相模原線の各駅停車の６両目が目の前にいる、というわけ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ひとりで電車を待つにはうってつけの暇つぶしゲーム！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
結構白熱するぞ、一人だけだけど。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
何気にはまるぞ、一人だけだけど。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
むきになるぞ、運転手に対してだけど。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ただこのゲームをやる際は以下のことを気をつけてください。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
人間の歩く早さはだいたい時速4キロくらいです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
時速1.4キロということは、常人の半分以下の早さで歩くということです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
真剣な顔してこのゲームを駅の中でやってみなさい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
他人から変人扱いされることまちがいなし。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
だからケータイ電話を手に持ち、あくまで「ケータイいじってるから歩くのが遅いんだよ」というアピールを周囲にする必要があります。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
以上。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
本日の収穫&lt;br /&gt;
「寂しい人間」</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/saitatu1226/38841434.html</link>
			<pubDate>Mon, 26 Nov 2007 23:19:15 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>『所縁』　第11話</title>
			<description>中央線快速電車は定刻通り、新宿駅を出た。高尾には約1時間後の13時14分に着く。電車の中は混んではいないものの、座ることはできなかったのでドア横に固まって立つことにした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
電車は吉祥寺に到着した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「お、吉祥寺か！」千葉が感心した声を出した。「おれ、ここに住みたかったんや。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「千葉って家はどこだっけ？」友則が聞いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「うちは東西線の落合や。なんや東京のほうではこの吉祥寺という街が人気が高いって聞いたんで、吉祥寺狙いでアパートを探してたんやけども、ええのが見つからんくてな。しゃあないから、ちょっと妥協して落合で落ち合うことにしたんや。」うけをねらったつもりだろう。でも意味がわからない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「加賀と輪島って横浜だよね？いいなぁ！」内灘だ。たしか内灘の家は埼玉だったと思う。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「横浜って言っても、山のほうだよ。海なんか全然見えない。なぁ、友則。」現に、横浜の中心部に出るのに地下鉄で30分はかかる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ああ、まあな。」冷たい反応だった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 このあと高尾、塩山と乗りかえて松本には17時29分に着いた。その間、直哉の問いかけに友則は終始冷たい反応だった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
松本駅で降りて舟橋が全員いることを確認してから、大糸線のホームに向かった。階段を昇っているとき、内灘が背中をつついた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ねぇ、けんかでもしたの？」内灘は小柄なので、一段先を昇っている直哉はかなり見下ろす体勢をとらなければならない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「いや、してないと思うけど。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「かもちゃんも心配してたよ？」鴨川のことだ。女子の間ではかもちゃんと呼ばれている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「いや、全く心当たりがない。」階段を昇り終えると、内灘と並んで歩いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「聞いてみなよ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「そうだな…なんか急に冷たくなったんだ。キヨスク入るまでは普通だった。」はずだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 大糸線普通電車南小谷行きは松本を17時47分に出る。2両編成のため、50人が乗ると混雑率は急上昇した。その中で直哉はなんとか友則のとなりを確保した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「な、どうしたんだ？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「なにが？」やはり冷たい。友則の視線は窓の外を向いている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「どうして、そうぶっきらぼうなんだ？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「さっき、悠から電話がかかってきた。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「で？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おまえ、あいつに何を言ったんだ？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「なにが？」意味がわからない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あいつはおれが浮気してると思ってる。」相変わらず、視線は窓の外だ。外は薄暗い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「へ？してるのか？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「そんなわけないだろう！」やっとこっちを見た。ただ目は血走っている。周りの乗客が友則に注目した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ちょっと待て、それとおれとの関係はなんだ？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 友則の話をまとめると、今朝小松の携帯電話に知らない人間から電話があったらしい。その人物によれば、友則は浮気をしている。そして直哉はそれを小松にばれないように手伝っている。直哉は悠に対する罪悪感でいっぱいだが、友則が怖くて言い出せない。そこで直哉はその謎の人物に、自分の代わりに小松に知らせるよう頼んだと言うのだ。よく考えるまでもなくむちゃくちゃな話だ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おれの代わりにその謎の人物に頼む意味が、わからないんだけど？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「は？」友則の口がぽかん、と開いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「最終的におれの名前が出てきてるじゃねぇか。なら、おれはわざわざ誰かに頼む必要なんかない。自分から言うって話だ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「…そうか。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おれはそんなに信用がないか？」こんどは直哉が責める番だ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「いや、全くすまん。そうか、そうだよな。つまりその謎の人物はおれと悠を別れさせようとしている、ってわけか。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「いや、違う。おれと友則の仲を裂こうとしている。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「なんで？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「知るか。現におまえはおれに対して怒鳴った。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「くそ、まんまと犯人の策略にはまったわけか。飛んで火に入る夏の虫じゃないか！」こいつは意味を知ってて使っているのだろうか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ともかくおれ、あとで小松に電話するよ。『おれはそんなこと頼んでない』って。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ああ、頼むよ。」友則の視線は、床を見ていた。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/saitatu1226/38811012.html</link>
			<pubDate>Sun, 25 Nov 2007 21:06:15 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>『所縁』第十話</title>
			<description>部室に戻ると、どよめきが起こった。「直哉、どうした？」友則が近寄ってきた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「上から醤油をかけられた。氷見、悪い。おまえから借りたやつ、汚れてしまった。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
憲法の問題はなんとか字は読めるが、醤油のしみが太い１本の線として紙の真ん中を通っていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ああ、いいよ。気にしなくて。字は読めるから。それよりも、服…。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
言われてみて気づいた。服には醤油のしみができていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「こら、ひどいな。輪島、水につけてきた方がいいで？」千葉が言った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「直哉、ジャージ持ってきてるから貸すよ。」そういうと、友則は直哉の手を引いて水道に向かった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
醤油をかけた犯人は、氷見じゃないか。直哉は氷見の顔を見ながら、疑った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
 8月1日。新宿駅東南口のエスカレーターの下には昼11時集合だった。きょうはバケーションの夏季旅行である。バケーションは総勢50人のサークルだが、新宿から信濃大町まで全行程、鈍行で移動する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
全く「ひとの迷惑」というものに疎いサークルだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　予め青春18キップを購入しておくように言われていたので、それを購入するために直哉と友則は10時に新宿駅に着いていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
青春18キップは全国のＪＲ線で使える5枚つづりの切符だ。ＪＲの1日乗り放題の切符が5枚つづりになっているようなものだ、と代表の舟橋が言っていた。ただし鈍行しか使えない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
先輩たちの話を聞いて回ったところによると、今回の旅行で使うのは5枚の内、2枚。残り3枚は今回の旅行のあとにプライベートな旅行のときに使うらしい。先輩たちはそれを「配慮」と呼んでいた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
要は「サークル活動のあとにあまったキップを使って、プライベートなことに使っていいぞ」ということらしい。ただ、キップを買う際は自腹なのだが。去年も青春18キップを使ったらしく、岩瀬と水橋は2人で伊豆に行ったらしい。野田の話によると、どうやら傷心旅行だったそうだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「今日の予定はどうだったっけ？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「新宿を12時12分に出る中央線に乗る。それで高尾、塩山で乗り換えて松本に着くのが17時半くらい。松本からは大糸線で、信濃大町に着くのは18時38分だ。」直哉の頭の中には今日の予定がしっかり暗記されていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「信濃大町駅からは舟橋さんのおじさんの運転するマイクロバスに乗るんだけど、25人しか乗れないから1便と2便に別れるんだ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「たしか1年生と2年の先輩の半分は1便に乗って、ペンションで先輩たちが来るまでの間に夕食の準備をするんだよな。」友則があごに指をあてて言った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「そう、飯を食べたらきょうはゆっくり休憩で、あしたの山登りに備える。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
11時になった。しかし50人中、25人しかいなかった。どうして電車が出る1時間も前に集合するのか、意味がわかった。そういえば舟橋もいない。舟橋は11時20分に現れた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「全員いるかぁ？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おまえを待ってたんだよ！」どこからか野次が飛んだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
直哉はあたりを見渡した。氷見もいた。鹿島と話しているところだった。氷見と鹿島は仲がいい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「氷見君、もう18きっぷ、もう２回分使っちゃったの？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「いろいろあってね。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「はい。静かに！」舟橋のひと言で静かになった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ではいまから予定通り、約40分後に出る12時12分発の中央線快速高尾行きに乗る。一箇所に固まって電車に乗ると迷惑だから、好きなように乗ってくれ。とりあえず高尾に着いたら、降りたホームで待機。全員いるかどうか、確認する。質問があるやつ、いるか？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ないようだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「解散！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
集合早々、解散とはなかなか粋だ。直哉は友則、千葉、鴨川、泊、内灘と新宿駅構内で食料を調達することにした。なにせ6時間半も電車にゆられっぱなしなのだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「ねぇ、だれか遊ぶもの持ってきた？」キヨスクで鴨川がポテトチップスの袋をながめながら聞いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「わたしトランプ持って来たよ。」と、泊の声。どこにいるんだ？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おれはマージャンや。」この関西弁、千葉だ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「そんなもんどうすんだ！？」内灘のツッコミが入った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あほ。遊ぶに決まっとるやないけ？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「わたしたち、遊び方しりませーん。」鴨川だ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おい、輪島。おまえら知っとるか、マージャン？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「一応、は。」バスケ部の部室で隠れてやったことがある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「よっしゃ、ほな夜やろか？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「加賀はどうや？あれ、加賀？」そういえば友則がいない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
とりあえず5人はレジを済ませてから、キヨスクを出た。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「どこ行ったんだろう？」内灘が心配そうな声をあげた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あ、いた。」その方向に目をやると友則が歩いてきた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「どこ行ってたんや？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ちょっとね。」友則の冷たい目が、一瞬直哉のほうに向けられた気がした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ちょっと早いけど、そろそろホームに行かない？」鴨川が腕時計を見ながら言った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
全員異存はないようだ。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/saitatu1226/38767929.html</link>
			<pubDate>Fri, 23 Nov 2007 22:32:46 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
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