11月28日(土)、午後3時から札幌の道庁赤レンガ庁舎で、「北の縄文文化を発信する会」が主催する「北の縄文の集い」が開催され、はじめて参加させていただきました。
この会は、縄文時代の遺跡が多く分布している北東北三県と北海道でつくる「北の縄文文化回廊づくり」事業と歩調を合わせ、縄文の遺跡や貝塚、ストーンサークルなどの発掘調査が進んでいる道南や噴火湾沿岸の研究者や関連団体が中心となり、全道的な連携をとりながら北の縄文文化を全国に、世界に発信するために、2年前に設立された団体。北海道、東北地方の縄文遺跡や文化財を世界文化遺産に登録することをめざしている。
今回の集いは、最初にアボリジニの民族楽器「ディジュリドゥ」とアイヌ民族の「ムックリ」のコラボレーション、札幌医科大学教授の藤宮峯子さんと伊達市噴火湾文化研究所所長の大島直行さんの対談があり、縄文人の生活ぶりから、過度のストレスによる負荷をリセットできるしくみを学ぶことにより、がんや生活習慣病、うつ病などを防ぐことができる可能性があることなどが熱く語られました。
また、今秋、ロンドンの大英博物館で開催された「DOGU」展(南茅部で出土した国の重要文化財に指定されている中空土偶〜縄文のヴィーナス〜が展示された)の報告も行われ、知的触発に満ちた有意義な集いとなりました。
小樽市にも忍路(おしょろ)土場遺跡や餅屋沢(もちやざわ)遺跡、忍路環状列石など縄文時代の遺跡や遺物が多く見つかっています。これらを地域の財産としてどのように生かしていくか、じっくり考えたいと思います。
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