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9・11を前にして、
犠牲者の家族で、暴力ではない解決を訴えてきた
「平和な明日をめざす9・11家族の会」が、
「紛争の非暴力の解決をめざす」国際ネットワークを設立したということを知った。
9・11後、最初の報復戦争となったアフガン攻撃などに関しての、
藤原紀香さんと井上ひさしさんとの対談の大要が
大津留公彦さんのブログに引用されているので、
以下に要約を紹介します。
週刊現代8・19・26号より
井上ひさしvs藤原紀香
「私たち、日本国憲法の味方です!」
藤原紀香さんは、阪神大震災を経験し親しい友人がたくさん亡くなり、
私はなんで残されたのだろう、どうやって生きればいいんだろう、
私に何ができるのだろうとアフガニスタンなどへ行くようになったという。
井上ひさしさんも、第二次大戦中に仙台にいた時に小学校の卒業式の為に東京に帰った友達が空襲に会い亡くなり、
なんでボクだけ生きているんだろう・・訪れた平和を無駄に生きてはならないと思ったという。
紀香
「私も何か「使命」のようなものを、亡くなった方たちから託されたような気になりました。「生きてるって、それ自体でスゴイことなんだ」そんな当たり前のことを、伝えたいと思い始めたんです。」
その後地雷の話になり、紀香さんが、アフガニスタンには国中に数多くの(1000万個とも言われる)地雷が埋められているというと、井上さんは地雷は人々に恐怖心を植え付ける為に埋められアフガンには取り除くのに何百年もかかるほどの地雷が埋められているという。
紀香さんは、アフガンでは国語や数学と同じように「地雷の授業」が行われているという。
紀香さんは、アフガンの子どもに「お姉ちゃん痩せてるね。ご飯食べてないんじゃない?お腹減ってるでしょう」って貴重な食べ物を分けてくれるので、「お姉ちゃんは大丈夫だから」と言っても「お客様は大切だから」ってニコニコしていたという。
またある少年が「日本はすごい国だよね。原爆を落とされて、国がめちゃくちゃになったのに、がんばって立ち直って、クルマも電化製品もたくさん作っている。」じゃあ、日本に来たい?って聞いたら、「ううん」と首を振って「だって、ここがボクの国だもん。どんな時だってボクは、自分の国が好きなんだ。」と言ったという。
井上さんは、その愛国心は政治家に利用されることがあり、小泉首相の「国を愛する心」は「自分が行う政治を愛せ」でしかないといい、紀香も「純粋な愛国心が巧みにすり替えられてしまうんですね。」と言っている。
話は憲法九条に及び
井上
「主権者である国民は政治権力が好き勝手なことをしないように、憲法を通して監視し、命令を出しているんです。ところが今、権力が暴走しつつあります。「戦争の放棄」つまり第九条が脅かされている。これは私がすごく好きな憲法の条文です。世界に誇れる最高の内容だと思います。」
紀香
「これって、すごく勇気のある決意ですよね。制定した国民の強い意志を感じるような気がします」
井上
「あらゆる揉め事は話し合いで解決する。武器も持たず、攻められても反撃すらしない。どの国とも堂々と“丸腰”で付き合うと謳っているわけです。これ以上に素晴らしい憲法は世界のどこにもない。この憲法を失ったら、すごい損失になると思う。」
紀香
「戦争を防ぐために必要なのは武力じゃない。私は、子どもたちに、そう教えられました。」
井上
「そのとおり。私はこう思います。まず、必要なのは日本人が世界で一番幸せになること。それで、その幸せを世界中に分けてあげる。すると、他の国の人たちも、優しい日本人の生き方を取り入れようということになる。軍備を持ってどこかの国の手下としてやっていくより、他の国の人々に『日本はすごいぞ、考えていることが深いぞ』と尊敬され、『日本とだけは手をつないでおこう』『あの国は大事にしよう』と思わせるようにすればいいんです。そんな国になる土台が、日本国憲法の概念にあるんですよ。ろくに議論もせずに改憲を進めるよりも、日本に住む人たちから率先して平和の素晴らしさを伝えていく。それが、大切なことだと思うんです。」
紀香
「震災から11年たった今、私は自分の役割は『伝えること』だと思い始めています。それで世の中がそう変わるかわからないけど、けっしてムダではないと思わせてくれる出来事がありました。」
(以下アフガンの写真展を「お腹の子が生まれたとき、ちゃんと話せるように身に来たんです。」と妊婦が見に来てくれたことを語った。
最後に井上さんは、こう締めた。
井上「私は作家として、平和の大切さを伝えていきます。藤原さんは女優の活動を通じて、できることをやってほしい。それがみんなに伝わればいいですよね。そう、日本に住む人たちがこんな思いでいてくれれば、もっといい国になります。私の好きな宮澤賢治の詩を最後に引用します。
東ニ病気ノコドモアレバ/行ッテ看病シテヤリ/西ニツカレタ母アレバ/行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ/南ニ死二ソウナ人アレバ/行ッテコハガラナクテモイイトイヒ/北ニケンクヮヤソショウガアレバ/ツマラナイカラヤメヨトイヒ(「雨ニモマケズ」より抜粋)」
藤原紀香さんに凄く共感し、
いっそう好きな女優さんになった。
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Bessaさん、僕もそう思いました。靖国問題や竹島問題で日本と韓国の関係がおかしくなっていたとき、親善大使として韓国との民間交流で頑張っておられたのは知っていましたが、さらに認識を深めました。
2006/9/15(金) 午前 9:02
htkmさん、子供たちから学ぶことができる柔軟な心、大人みんなが持てればこの世も捨てたもんじゃないと思うんですが・・・僕はブログを始めて教えられることが多い此の頃です。
2006/9/15(金) 午前 9:07
こうやって、著名人の方々が、現在の憲法のすばらしさについて語ってくれると、とても嬉しいですね。影響力は充分ですから。今こそ、平和について、みんなが真剣に考える時ですよ(^-^)
2006/9/15(金) 午後 4:40 [ - ]
一時は自民党参議院議員候補として名前が挙がった藤原さん。出馬はしないそうですが、自分の主義主張を貫いて欲しいと思います。まぁ安倍さんが改憲を唱えてる限り、考えの違う藤原さんは出馬できるとは思えませんし、知名度を利用して選挙をし、なりふりかまわない政党の姿勢にも憤りを感じます。有権者がもっと考えることが必要なんですけどね、投票するときに・・・。
2006/9/15(金) 午後 4:56
はじめまして。pinkorangedesertさん経由で参りました。藤原紀香、見直しました。上戸彩ちゃんも「九条を守れ」って言ってて、見直しました。
2006/9/15(金) 午後 6:05
さつきさん、そうですよね。井上ひさしさんはノーベル文学賞受賞者の大江健三郎さんなど9人の知識人で「9条の会」をつくり、憲法を守ろうと発言を続けています。その影響が全国にひろがっていて心強いです。
2006/9/15(金) 午後 8:09
sakuさん、自民党は熱心だったようですが当分無理でしょう。深く考え、惑わされない有権者の輪を広げたいですね!
2006/9/15(金) 午後 8:13
starさん、コメントありがとうございます。こういう人達が自分の意見を素直に言うことは、ある意味で勇気がいることだと思います。発言の内容もですが、その勇気に拍手を送りたいです。
2006/9/15(金) 午後 8:19
著名人は一般民衆よりも何十倍も露出度が高く、影響力がありますが同時に攻撃の目標に成り易く、攻撃された時も脆いと思います。勇気ある著名人を名の無い一般民衆が必死にかばい、守っていってあげる必要があると思いますね。そう云う後援、保護、後押しを感じてもらえる様な工夫をする必要があると思いますね。
2006/9/15(金) 午後 9:02
転載します。
2006/9/16(土) 午前 1:10 [ yfq**494 ]
pinkさん、「後援、保護、後押しを感じてもらえる様な工夫」…たしかに大事なことですよね!
2006/9/16(土) 午後 7:09
yfqsxさん、転載ありがとうございます。
2006/9/16(土) 午後 7:10
わたしは、井上ひさしの戯曲大好き人間。9条を守りたい。
2006/9/22(金) 午後 11:12 [ 久代安敏 ]
久代さん、井上さんは幅広い分野で個性的な仕事をしてますよね。その中に一本の筋が通っているのは魅力的です。
2006/9/23(土) 午前 9:25
「あらゆる揉め事は話し合いで解決する。武器も持たず、攻められても反撃すらしない。どの国とも堂々と“丸腰”で付き合うと謳っているわけです。これ以上に素晴らしい憲法は世界のどこにもない。この憲法を失ったら、すごい損失になると思う」この部分、とても心に響きました。転載させて下さいね。
2006/9/28(木) 午前 1:09
きのうよりきょう、きょうよりあしたってかんじでやっています。
2006/9/28(木) 午前 6:58 [ 久代安敏 ]
流星さん、コメント・転載ありがとうございます。心の響きあいが必ず大きく広がると思います。そのために力をつくしたいです。
2006/9/28(木) 午前 8:49
久代さん、ポジティブに生きる事は人間の成長と社会の発展の源ですね!
2006/9/28(木) 午前 8:52
人生で楽しむ事は神を愛すること。何事でも親切にする事は隣人を愛することでした。平和が一番です。
2009/12/24(木) 午前 4:40
楽しみは目先だけで薬を嗅がされるようであっては後は苦しみだけ残ります。家庭を冒涜し子供の生活を破壊して子供に恨まれては損するのは自分です。楽しみは吹っ飛んで苦しみのみ残るからです。
ですから、
「汝、姦淫するなかれ」
これは人道の基本です。これに違反すれば人生はそのまま文字通り使い捨てられてしまうのでございます。
2010/4/24(土) 午後 7:50