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坂井直樹研究室の作品は「NS_cane」は、情報を操る杖。
NS_caneは、プロダクトデザイン、センサ技術、プログラミング、
インタラクティブメディア等の多様な要素を融合した杖だ。
デジタル技術により拡張された杖は、
盲導犬に代わる新たな情報の「相棒」となる可能性を秘めている。
慶應義塾大学SFC坂井直樹研究室、筧康明研究室、中澤仁研究室が共同で開発している。
本プロジェクトではこのような杖を介して、都市空間と人とのインタラクション、
人と人とのコミュニケーションを促進することをねらう。
現在、数通りのプロトタイプシステム開発を並行して進めているが、
今回展示するのはカラーログを利用したものである。
これは、屋外にて杖を用いて歩行した際のログを用いて、
非使用時の杖がその空間を彩る照明として機能する。
具体的には、杖に搭載されたセンサ群(GPS、方位、加速度、カラー)
を用いて歩行時の位置、方位、加速度、
地面の色の情報を取得する。このデータはサーバに送られ、
非使用時には、杖をついた間隔やその際の地面の色のログに対応して
杖が光るという仕組みになっている。このような杖は今後、
危険喚起など場所や状況に応じたリアルタイムインタラクション、
複数の杖ユーザ同士のコミュニケーション支援、
さらには過去とのインタラクションなど、さまざまな形態の付加価値が想定される。
センサ(入力デバイス)とアクチュエータ(出力デバイス)の組み合わせを試行しながら、
より多くの体験を提供していく予定である。
坂井直樹+中澤仁+筧康明+由良淳一+村田昂遥+久下玄(tsug.llc)+西泰宏
[XD eXhibition 10]
-慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 エクス・デザイン展 2010-
未来のインターフェイス、ロボット、音楽、映像、プロダクトの姿を探る
展示会期:2010年3月14日(日)~16日(火)
時間:2010年3月14日(日)13:00〜19:00 / 3月15日(月) 16日(火) 11:00~ 19:00
場所:AXISギャラリー (東京都港区六本木5-17-1 AXISビル4F)
HP:http://xd.sfc.keio.ac.jp/
主催:慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 エクスデザインプログラム
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