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ルーシー・リー回顧展 リーは陶芸家であると同時に釉薬の科学的研究者にも似たところがあった。 アートとサイエンスの間を生涯行ったり来たりしただろうと想像できる 大量の釉薬の研究ノートが残されている。それにしても美しい! 金子賢治館長は「ルーツは想像できても、釉薬に対する偏執的なこだわりや、 形へのあくなき探究心によって、確実にルーシー・リー独自の作品に仕上げている。」と語る。 リーはオーストリアのユダヤ人家庭に生まれた。 今回の展覧会は、初期から晩年までの約250点を紹介。 リーの典型的なイメージと異なる作品も多数並ぶ。 たとえば、つやのある釉薬(ゆうやく)を重ね、花形の輪郭に仕上げたウィーン時代の鉢。 その後、器の表面に不規則な穴を生じさせた「前溶岩釉」シリーズから、 バウハウスのデザインに触発された作品へ展開した経過を追うと、試行錯誤が見て取れる。 リーは釉薬と化粧土を組み合わせる実験などを繰り返していた。 会場の随所に展示されている初公開の資料が、そのことを示す。 ロンドンでは巨匠バーナード・リーチの厳しい批判を受けたり、 ハンス・コパーと共に創作したり、さまざまな国・時代の焼き物に触発されたりしながら、 独自の様式を確立した。 国立新美術館での回顧展は21日まで(火曜休館)。 http://mainichi.jp/enta/art/news/20100602dde018040029000c.html |
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2010年06月11日
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