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毎年、恒例になった下田の夏休み、そして京都SFC合宿、
北海道のロケットエンジンの燃焼実験の見学と、国内旅行が続いた。

その旅の中で京都の友人から聞いた、「日本画の前衛」
というインパクトのある美術展のタイトルに惹かれ「京都国立美術館」に見に行った。

「日本画」の世界では、触れられてこなかった「前衛」活動に焦点をあてている。
当時の前衛とは、つまりは「洋画」であった。

太平洋戦争の直前と、直後、一般の人々の中では芸術どころではなかった激動の時代、
果敢に新しい絵画表現をさぐろうとした画家たちの「創造と破壊」は、
必死だったろう。思いの他、刺激的で感動した。しかも美術展の作品の多くの作家は
僕がかつて在籍していた「京都市立美術大学」の前身にあたる
京都市立絵画専門学校」に在籍していた大先輩だった。

画像は、ピカソの馬の模写などを行っていた吉岡堅二(後に東京芸大教授)
が1939年に描いた「馬」
当時ピカソが1937年に完成させた「ゲルニカ」は、
世界中で絵画革命と受けとめられたほどの衝撃があっただろう。
いかにピカソを受容するのかが当時の大きなテーマだったことがこの絵画からもわかる。

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