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《 千 曲 川 旅 日 記 》

書庫☆信州善光寺御開帳

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☆ 善 光 寺 と 秘 仏 信 仰

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  大陸から伝来した「仏教」は、誰でもが見れる「仏像」を信仰するが、
  見えない「神」を信仰する「神道」が、日本では主流だった !

  この両者を共存したのが 善光寺、
  本尊の阿弥陀如来像は、直接拝めない「秘仏」であるが、
  模した「前立本尊(まえたちほんぞん)」が、七年に一度信者の前に姿を現す。

  この前立本尊は、右手に善の金糸の綱を持ち、
  その綱は内々陣を通り、本堂の前庭に建つ「回向柱(えこうばしら)」と
  結ばれている。
  この回向柱に手を触れることで、阿弥陀様と吉縁を結ぶことが出来るのである。


 ☆ 菊の御紋が守る善光寺

  無宗派の単立寺院・善光寺は、
  我が国最古の仏教・天台宗の「大勧進」と、浄土宗「大本願」、
  この二寺院の住職が善光寺の住職となり、
  末寺(子院坊) 39寺院の僧侶と共に護持・運営されている。

 *天台宗・大勧進(だいかんじん)

  大勧進貫主は、天台宗の名刹から選ばれ、宗徒末寺25院を従えた
  第102世・小松玄澄(げんちょう)師、


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 * 浄土宗・大本願(だいほんがん)

  大本願は、大寺院としては珍しい「尼寺」で、
  曽我馬子の娘・尊光の開設によるもので、代々公家出身者を迎え、
  14坊の宗徒末寺を抱えていて、
  上人は、鷹司家出身の121世・鷹司誓玉(せいぎょく)師である。



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  これら配下の39院坊は、いずれも大寺院で、善光寺の毎日のおつとめや、
  信者・旅行者の宿泊所(宿坊)を提供している。


 * 前立本尊撰座式

  数えで七年に一度、
  大勧進の宝庫からお出ましになる前立本尊は、
  善光寺本堂へと移り、遷座される。


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 * 回 向 柱

  大勧進貫主が、梵字(ぼんじ 宇宙を表す 空・風・火・水・地)
  等を書き入れ、綱は前立本尊と結ばれた !

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                   、
☆ 1400年の歴史・善光寺

  七年に一度の盛儀・善光寺の御開帳が始まった !

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            参拝者で賑わう本堂前の山門


  家族の健康や安全を願う参拝者は、
  本堂前の回向柱(えこうばしら)に触れて、
  阿弥陀如来様と仏縁をもとめるのである。
   (4月5日から5月30日の期間中に700万人が!)  


  * 回向柱奉納は代々松代藩から ・・
     真田松代城は桜が満開 !


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   善光寺の歴史は古く、1400年ほど前の644年、
   皇極天皇の勅願により建立された。

   しかし、
   仏教が我が国に伝来する以前で宗派の無い阿弥陀様は、
   時の権力者により旅をされた歴史が ・・・
   鎌倉幕府は厚く信仰したが、戦国時代、武田信玄は甲府へ移し、
   織田信長・徳川家康と所有が転々 ・・・、
   如来様の祟りで体調を悪くされたという秀吉は
   生前に長野へ戻した。

   以後、徳川家康の尽力で善光寺復興がなされ現在に至っている。
  
  * 仁王門

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  * 牛に曳かれて善光寺


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  * 本堂前の受け入れ式(3・29)

    1707年(宝永4年)の本堂再建以来、回向柱を奉納してきた
    旧松代藩真田家の14代当主・真田幸俊氏が挨拶し奉納した。


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    回向柱は本堂前と、
    仲見世・世尊院釈迦堂(大勧進宗徒25院の一つ)前に
    小ぶりの回向柱が建立される。




                                                   、

   

  

松 代 (1)

☆ 善光寺と松代(まつしろ)
 
 
 
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           本堂の前に建ち、前立て本尊と結ばれ、
                     御開帳のシンボルとなる
 
 
 善光寺本堂は、西暦644年の昔に建立された国宝であるが、
 度々火災にあっている。
 江戸時代の火災時は、幕命により松代三代藩主・真田幸道によって大普請が
 なされた。
 
 この縁により、御開帳の回向柱は松代藩から奉納されている。
 今回も、中村神社(現長野市・旧松代町西条)の杉の木が御用材と決まった。
 
 
 * 中村神社
 
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 * ご神木に選ばれた杉の木(右側の二本)
   善光寺僧侶の読経の後、斧入れが行われ、
   9月24日、回向柱建立会によって切り出しが行われた。
 
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 * 高10m×45cm角の回向柱と、
     6m×30cm角の供養塔(釈迦堂前用)に加工され、
   樋口家(230石の上級武士宅)に控え、
   その時を待っている
 
 
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 * 前回は、牛にひかれての善光寺まいりだったが !
 
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善 光 寺 御 開 帳

☆ 七年に一度の善光寺御開帳
 
  ” 遠くとも 一度は参れ善光寺 ” 
 
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                善 光 寺 山 門
 
 どの宗派にも属していない善光寺、
 参拝者には等しく極楽浄土へ導くと言われる 阿弥陀さま の御開帳、
 絶対秘仏の御本尊のお身代わりの 前立本尊(まえたてほんぞん)
 を本堂にお迎えし、
 4月5日〜5月31日にわたって行われる 壮大な行事、
 
 一足先に北陸新幹線が、長野以北金沢まで開通(3・14)するので、
 前回以上の人出が予想される。
 
 * 参拝客で賑わう本堂
 
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 * 鐘楼のお引越し
   昨年の11月22日、白馬など長野県北部を襲った地震で、
   鐘楼の土台が崩れてしまい、10mほど曳家(ひきや)をおこなった、
   御開帳までには戻る。
 
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               白布で囲まれ所が正位置
 
 * 被災の松と地蔵菩薩
 
   鐘楼の移動先の近くには 地蔵堂 がある、
   先の東日本大震災(H23・3)で、7万本あった陸前高田の松原は、
   一本を残して全滅 !
   この倒木を使った地蔵菩薩に手をあわせて、震災の早期復興を願う。
 
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 * 御開帳大法要(前回)
 
   善光寺は宗派が無いので、二つの寺院がお守りしている。
 
   大勧進(だいかんじん・天台宗)の中日大法要の様子で、
   大本願(だいほんがん・浄土宗)も日を改め行う
 
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 * 回向柱(えこうばしら)
 
   本堂前に建てられる10mの角塔婆、
   前立本尊の右手と直に結ばれ、柱に触れると、
   本尊様に触れるのと同じご利益がある と言われている。
 
   御開帳が終わるとここに納められ、
   歴代の回向柱とともに、徐々に土に還って行く。
 
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   この回向柱の御用材はどこから ? (次回)
 
 
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